シュファクスSyphax、? - 紀元前203/2年)は、ヌミディアの西王国マサエシュリシファチェともいう。

シュファクス
Syphax
マサエシュリ王
シュファクスの肖像(アルジェリア バトナ県
在位 紀元前215年以前 - 紀元前202年

死去 紀元前202年
ローマ
配偶者 ソフォニスバ英語版
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シュファクスが即位した当初、ヌミディアはローマと同盟を結んでいたが、第二次ポエニ戦争が始まると、妻のソフォニスバ英語版の進言によってカルタゴと手を組んだ。ソフォニスバはカルタゴの将軍ハスドルバル・ギスコの娘である。

ローマ軍の司令官大スキピオアフリカに上陸すると、ヌミディア・カルタゴの同盟軍は大敗し、シュファクスは捕虜となった。ローマ軍はヌミディアを制圧し、ローマの後見を得たヌミディア東王国マッシュリの王マシニッサが全ヌミディアの王となった。大スキピオは、捕らえたシュファクスをローマに送り、彼は紀元前203年あるいは紀元前202年にローマで死んだ。

チュニジアの都市スファックス(Sfax)は、彼の名前が由来である。

関連項目 編集