シークレット・レンズ』(原題:Wrong Is Right)は、1982年制作のアメリカ合衆国の映画

シークレット・レンズ
Wrong Is Right
監督 リチャード・ブルックス
脚本 リチャード・ブルックス
原作 チャールズ・マッキャリー
製作 リチャード・ブルックス
製作総指揮 アンドリュー・フォーゲルソン
出演者 ショーン・コネリー
音楽 アーティ・ケイン
撮影 フレッド・J・コーネカンプ
製作会社 コロンビア ピクチャーズ
配給 アメリカ合衆国の旗日本の旗 コロンビア映画
公開 アメリカ合衆国の旗 1982年5月14日
日本の旗 1982年10月9日
上映時間 117分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $10,000,000[1]
興行収入 アメリカ合衆国の旗 $3,583,513[2]
テンプレートを表示

チャールズ・マッキャリーの小説を原作に、死の商人の手中にある原子爆弾をめぐってアメリカと中東某国、テロリストが凄絶な争奪戦を繰り広げる様を、情報化が進み、マスメディアによって振り回される世界に対する皮肉を込めて製作したブラック・コメディ映画。リチャード・ブルックス監督。イギリスでは“The Man with the Deadly Lens”のタイトルで公開された。

あらすじ 編集

パトリック・ヘイルはニューヨークの地方テレビ局WTNのレポーター兼アンカーマンでありながら、世界各地に現れて、ホットニュースをキャッチする行動力のあるジャーナリストである。

ある時、彼は中東の石油問題について北アフリカ某国を取材中、女性ジャーナリストのサリーと知り合う。さらに2人はヘルムートという1人の男と出会うが、サリーが彼の車の座席に置いてあるトランクに気づくと、ヘルムートは顔色を変えた。実はヘルムートは武器商人で、中東支配を企むテロリストのラフィークに秘かに原子爆弾を売ろうとしていたのだ。やがてサリーは何者かに爆殺されてしまった。

取材を続けるパトリックは、現職の合衆国大統領ロックウッドと次期大統領選の候補者マロリーが、各々ヘルムートから原子爆弾を買いあげようとしている情報をつかむ。

やがてヘルムートは殺され、原子爆弾はラフィークの手に渡ってしまい、アメリカ本土に危機が迫る。しかし、その陰にはCIAの巧妙な策謀が隠されていた。

キャスト 編集

※放映日・番組名不明(日本語版制作はソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント)。初回放映は不明。1994年にテレビ金沢『土曜ビッグシアター』枠(日曜午前1時10分放送開始)にて放映された。

脚注 編集

外部リンク 編集