ジュリアン・イングラシア

フランス出身のコ・ドライバー

ジュリアン・イングラシアJulien Ingrassia1979年11月26日 - )は、フランス出身のコ・ドライバー。2008年の世界ジュニアラリー選手権(JWRC)、2013〜2018年、2020〜2021年の世界ラリー選手権 (WRC) ドライバーズチャンピオンであるセバスチャン・オジェの元パートナー。

ジュリアン・イングラシア
2013年ラリー・ドイチュラントにて
2013年ラリー・ドイチュラントにて
基本情報
国籍 フランスの旗 フランス
出身地 ブーシュ=デュ=ローヌ県エクス=アン=プロヴァンス
WRCでの経歴
活動時期 2008 - 2021
所属チーム シトロエンフォルクスワーゲンMスポーツフォード)、トヨタ
出走回数 168
チャンピオン回数 8(2013 - 20182020 - 2021
優勝回数 54
表彰台回数 91
ステージ勝利数 631
通算獲得ポイント 2537
初戦 2008年 ラリー・メキシコ
初勝利 2010年 ラリー・ポルトガル
最終勝利 2021年 ラリー・モンツァ
最終戦 2021年 ラリー・モンツァ
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略歴 編集

元々コカ・コーラの社員だったイングラシアは2002年にラリーデビューし、2004年からフランスの大会に出場した。2006年にFFSAチームにて、オジェと出会いプジョー・206で最初の勝利を飾った。2008年-2011年、2019年にシトロエン、2012年-2016年までにはフォルクスワーゲン、2017年-2018年にMスポーツ、2020年-2021年はトヨタと一貫して彼と共に活動し、彼とともに8度の世界王者となった。

2022年以降はオジェがスポット参戦にラリー活動を縮小することに伴い、イングラシアは彼との長きに渡るパートナー生活に終止符を打つことになった[1]

人物 編集

  • クールなオジェに対してイングラシアは陽気でムードメーカーな性格であり、ラリー・メキシコでは覆面レスラーのようなパフォーマンスをする。

脚注 編集

外部リンク 編集