センター南駅

神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎中央にある横浜市交通局の駅

センター南駅(センターみなみえき)は、神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎中央にある、横浜市交通局横浜市営地下鉄)のである。ブルーライングリーンラインの2路線が乗り入れる。駅番号はブルーラインがB29、グリーンラインがG04

センター南駅
出口1(2015年2月1日)
せんたーみなみ
Center Minami
地図
所在地 横浜市都筑区茅ケ崎中央1番1号[1]
北緯35度32分44秒 東経139度34分28秒 / 北緯35.54556度 東経139.57444度 / 35.54556; 139.57444 (センター南駅)座標: 北緯35度32分44秒 東経139度34分28秒 / 北緯35.54556度 東経139.57444度 / 35.54556; 139.57444 (センター南駅)
所属事業者 横浜市交通局横浜市営地下鉄
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
乗降人員
-統計年度-
(ブルーライン)45,582人/日
(グリーンライン)31,441人/日
(合計)77,023人/日
-2022年-
開業年月日 1993年平成5年)3月18日
乗入路線 2 路線
所属路線 ブルーライン(3号線)
駅番号 B29
キロ程 16.7 km(関内起点)
湘南台から36.4 km
B28 仲町台 (2.3 km)
(0.9 km) センター北 B30
所属路線 グリーンライン(4号線)
駅番号 G04
キロ程 4.8 km(中山起点)
G03 都筑ふれあいの丘 (1.7 km)
(0.9 km) センター北 G05
備考 業務委託駅(横浜市交通局協力会)[2]
テンプレートを表示
東側より駅舎を望む。手前が当時建設中のグリーンライン、奥がブルーライン。(2006年8月)

グリーンラインに設定されているステーションカラーは、ショッピングモール等、都市機能が集積する副都心であることから、都会的なイメージでみずいろ(空色)   [3]

概要 編集

港北ニュータウン第2地区のほぼ中央に位置し、シンボル広場・駅前広場を結びつける回遊性のある街づくりの核施設として位置づけられている。当駅は高低差14mの2つの地区を機能的に結ぶ歩行者専用通路を取り込み、都市計画道路の両側に配置された2棟の建物と、これらを結ぶ道路上の空間で構成されている。改札口はアッパータウンと同じ高さの3階に設置され、グリーンラインとは改札内で乗り換えが可能な構造になっている。また2階にプラットフォームが、1階に自由通路が設置されている。将来の増築を想定し、6階建てにできるように設計されている。

駅のデザインは、改札内コンコースの天井に採光と換気を兼ねた三角形のトップライトを設け、センター北駅の円形のトップライトと対比させるとともに、コンコース・プラットフォームの外壁に連続したガラス窓を多用して、自然の光を取り入れた明るい駅舎として作られた[4]

歴史 編集

  • 1993年平成5年)3月18日 - 横浜市営地下鉄3号線新横浜〜あざみ野間開通に伴い、開業。
  • 2007年(平成19年)4月14日 - ホームドア使用開始。
  • 2008年(平成20年)
    • 3月15日 - グリーンライン(4号線)開業に先立ち、3号線の番線表示を変更。
    • 3月30日 - グリーンラインの駅が開業。3号線のブルーラインの呼称開始。
  • 2012年(平成24年)5月1日 - docomo Wi-Fiによる、公衆無線LANサービス開始。
  • 2015年(平成27年)7月18日 - ブルーラインのダイヤ改正により運転を開始した快速の停車駅に設定される(新羽駅からあざみ野方面は各駅に停車)。

駅名の由来 編集

港北ニュータウンのタウンセンター地区(「中央地区」とは異なる)の第2地区側(南側)に立地することに由来する[要出典]

駅構造 編集

高架駅であるが、傾斜地にあるため、ホームは2階に、一部の出入口と改札口は3階にある。それぞれの路線で島式1面2線のホームを持つ。

のりば 編集

番線 路線 行先[5]
1   グリーンライン 中山方面
2 日吉方面
3   ブルーライン 湘南台方面
4 あざみ野方面
  • 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記載している。
  • 当駅 - センター北駅間はブルーラインとグリーンラインが並走する区間であるが、線路別複々線のため、両路線のホームは独立している。 このため、当駅と同様、センター北駅でブルーラインとグリーンラインを相互に乗り換える場合も階段やエスカレーターを上り下りしてホームを移動する必要がある。

駅改札内設備 編集

利用状況 編集

各線の2022年度の1日平均乗降人員は以下の通りである。

  • ブルーライン:45,582人(乗車人員:23,271人、降車人員:22,311人)
    グリーンラインが開業すると、ブルーラインを利用してあざみ野経由で東京都内へ向かっていた乗客の一部がグリーンラインに移乗してきたため、2008年度の乗車人員は大きく減少したが、翌2009年度からは再び増加傾向にある。
  • グリーンライン:31,441人(乗車人員:15,710人、降車人員:15,731人)

年度別1日平均乗降人員 編集

近年の1日平均乗降人員推移は下記の通り。

年度別1日平均乗降人員[統計 1]
年度 ブルーライン グリーンライン 合計
1日平均
乗降人員
増加率 1日平均
乗降人員
増加率 1日平均
乗降人員
増加率
1999年(平成11年) 22,792 未開業 22,792
2000年(平成12年) 25,397 11.4% 25,397 11.4%
2001年(平成13年) 28,432 12.0% 28,432 12.0%
2002年(平成14年) 31,203 9.7% 31,203 9.7%
2003年(平成15年) 33,416 7.1% 33,416 7.1%
2004年(平成16年) 35,320 5.7% 35,320 5.7%
2005年(平成17年) 36,466 3.2% 36,466 3.2%
2006年(平成18年) 38,166 4.7% 38,166 4.7%
2007年(平成19年) 40,215 5.4% 37,151 [備考 1] [要出典]
2008年(平成20年) 33,790 −16.0% 12,053 45,843
2009年(平成21年) 43,448 28.6% 22,757 88.8% 66,205 44.4%
2010年(平成22年) 44,287 1.9% 25,256 11.0% 69,543 5.0%
2011年(平成23年) 44,564 0.6% 26,626 5.4% 71,190 2.4%
2012年(平成24年) 45,855 2.9% 28,325 6.4% 74,180 4.2%
2013年(平成25年) 46,748 1.9% 30,244 6.8% 76,992 3.8%
2014年(平成26年) 47,083 0.7% 31,380 3.8% 78,463 1.9%
2015年(平成27年) 48,763 3.6% 33,199 5.8% 81,962 4.5%
2016年(平成28年) 49,425 1.4% 34,020 2.5% 83,445 1.8%
2017年(平成29年) 50,666 2.5% 35,163 3.4% 85,829 2.9%
2018年(平成30年) 51,348 1.3% 35,879 2.0% 87,227 1.6%
2019年(令和元年) 50,538 −1.6% 35,493 −1.1% 86,031 −1.4%
2020年(令和02年) 38,641 −23.5% 26,563 −25.2% 65,204 −24.2%
2021年(令和03年) 42,533 10.1% 29,321 10.4% 71,854 10.2%
2022年(令和04年) 45,582 7.2% 31,441 7.2% 77,023 7.2%

年度別1日平均乗車人員(1992年 - 2000年) 編集

近年の1日平均乗車人員推移は下記の通り。

年度別1日平均乗車人員[統計 1]
年度 ブルーライン 出典
[備考 2] 1992年(平成04年) 6,110
1993年(平成05年) 3,363
1994年(平成06年) 4,047
1995年(平成07年) 4,607 [統計 2]
1996年(平成08年) 5,515
1997年(平成09年) 6,889
1998年(平成10年) 11,062 [神奈川県統計 1]
1999年(平成11年) 11,363 [神奈川県統計 2]
2000年(平成12年) 12,821 [神奈川県統計 2]

年度別1日平均乗車人員(2001年以降) 編集

年度別1日平均乗車人員[統計 1]
年度 ブルーライン グリーンライン 出典
2001年(平成13年) 14,885 未開業 [神奈川県統計 3]
2002年(平成14年) 15,846 [神奈川県統計 4]
2003年(平成15年) 17,102 [神奈川県統計 5]
2004年(平成16年) 17,656 [神奈川県統計 6]
2005年(平成17年) 18,411 [神奈川県統計 7]
2006年(平成18年) 19,214 [神奈川県統計 8]
[備考 1] 2007年(平成19年) 20,112 18,484 [神奈川県統計 9]
2008年(平成20年) 16,819 5,956 [神奈川県統計 10]
2009年(平成21年) 22,209 11,332 [神奈川県統計 11]
2010年(平成22年) 22,646 12,574 [神奈川県統計 12]
2011年(平成23年) 22,774 13,249 [神奈川県統計 13]
2012年(平成24年) 23,428 14,103 [神奈川県統計 14]
2013年(平成25年) 23,907 15,059 [神奈川県統計 15]
2014年(平成26年) 24,059 15,637 [神奈川県統計 16]
2015年(平成27年) 24,891 16,536 [神奈川県統計 17]
2016年(平成28年) 25,235 16,948 [神奈川県統計 18]
2017年(平成29年) 25,856 17,504 [神奈川県統計 19]
2018年(平成30年) 26,218 17,861 [神奈川県統計 20]
2019年(令和元年) 25,753 17,671 [神奈川県統計 21]
2020年(令和02年) 19,707 13,238
2021年(令和03年) 21,702 14,625
2022年(令和04年) 23,271 15,710
備考
  1. ^ a b 2008年3月30日開業で2日間のデータ
  2. ^ 1993年3月18日開業で14日間のデータ

駅周辺 編集

当駅周辺地区(港北NTセンター)は、横浜市における主要な生活拠点(旧:副都心)に指定されている[6][7]

 
5番出口に設置されたガラス彫刻のパブリックアート新羽駅から移設。
増田洋美「プレイザグラスセンプリーチェ」(1993年)

1番出口(南側) 編集

5番出口(北側) 編集

7番出口 編集

  • 横浜市センター南パスポートセンター

バス路線 編集

駅北側5番出口の階段下にバスターミナルがあり、東急バス横浜市営バスにより周辺地域へのバス路線が運行されている。また、羽田空港成田空港へのリムジンバスが東急バス・京浜急行バス(羽田空港便)・小田急バス(成田空港便)・京成バス(成田空港便)により運行されている。

乗場 系統 主要経由地 行先 運行事業者
1 綱45 柚の木谷 江田駅 東急
綱45
綱49
勝田・道中坂下・高田駅 綱島駅
2 304 みずきが丘・荏田高校 江田駅 市営
73 みずきが丘・川和町・佐江戸 センター南駅
3 鷺04 すみれが丘・中有馬 鷺沼駅 東急
南31 国際プール正門前 東山田営業所
南61 御影橋・川和町駅・青砥団地 中山駅北口
4 302 大原・勝田・東山田駅・港北工業団地 仲町台駅 市営
5 80 星ヶ谷・佐江戸・貝の坂 中山駅北口
318 都筑ふれあいの丘駅・星ヶ谷 仲町台駅
6 124 石橋・都筑ふれあいの丘駅・鴨池大橋 緑車庫
笹山団地中央
川和台 石橋
7 306 都筑ふれあいの丘駅・見花山・泉田向 市が尾駅
8 直行 リムジンバス・無停車) 羽田空港 東急
京急
成田空港 東急
小田急
京成
  • 3番乗り場からの路線バスは南61系統を除き全便センター北駅を経由する。

隣の駅 編集

横浜市営地下鉄
  ブルーライン(3号線)
快速・普通
仲町台駅 (B28) - センター南駅 (B29) - センター北駅 (B30)
  グリーンライン(4号線)
都筑ふれあいの丘駅 (G03) - センター南駅 (G04) - センター北駅 (G05)

脚注 編集

  1. ^ 『横浜市高速鉄道建設史II』 横浜市交通局、2004年3月、72ページ
  2. ^ 市営地下鉄の「契約駅員」5名募集、ブルーラインなど受託各駅に勤務予定 - 新横浜新聞(しんよこ新聞)
  3. ^ 横浜市交通局Q&A
  4. ^ 『横浜市高速鉄道建設史II』 横浜市交通局、2004年3月、179-180ページ
  5. ^ センター南の駅情報 駅構内図”. 横浜市交通局. 2023年6月4日閲覧。
  6. ^ 横浜市都市計画マスタープラン(全体構想) (PDF) 平成25年3月発行。編集・発行、横浜市都市整備局企画部企画課。
  7. ^ 上大岡が副都心に選ばれた理由、そして副都心の定義とは?(はまれぽ.com 2012年8月19日)
  8. ^ 港北店 | スーパー三和”. 2022年10月24日閲覧。

出典 編集

横浜市営地下鉄の統計データ
神奈川県県勢要覧
  1. ^ 平成12年 - 228ページ
  2. ^ a b 平成13年 (PDF) - 230ページ
  3. ^ 平成14年 (PDF) - 228ページ
  4. ^ 平成15年 (PDF) - 228ページ
  5. ^ 平成16年 (PDF) - 228ページ
  6. ^ 平成17年 (PDF) - 230ページ
  7. ^ 平成18年 (PDF) - 230ページ
  8. ^ 平成19年 (PDF) - 232ページ
  9. ^ 平成20年 (PDF) - 236ページ
  10. ^ 平成21年 (PDF) - 246ページ
  11. ^ 平成22年 (PDF) - 244ページ
  12. ^ 平成23年 (PDF) - 244ページ
  13. ^ 平成24年 (PDF) - 240ページ
  14. ^ 平成25年 (PDF) - 242ページ
  15. ^ 平成26年 (PDF) - 244ページ
  16. ^ 平成27年 (PDF) - 244ページ
  17. ^ 平成28年 (PDF) - 252ページ
  18. ^ 平成29年 (PDF) - 244ページ
  19. ^ 平成30年 (PDF) - 228ページ
  20. ^ 平成31年 (PDF) - 228ページ
  21. ^ 令和2年 (PDF) - 228ページ

関連項目 編集

外部リンク 編集