ソユーズTM-31 (Союз ТМ-31 / Soyuz TM-31) は、国際宇宙ステーション (ISS) への往来を行った初めてのソユーズのミッションであり、ISSプログラムの名称では2Rミッションとも呼ばれる。コールサインは「ウラン」。ソユーズ-Uロケットによって打ち上げられた。

ソユーズTM-31
徽章
ミッションの情報
ミッション名 ソユーズTM-31
乗員数 3
コールサイン Уран
発射台 バイコヌール宇宙基地
ガガーリン発射台
打上げ日時 2000年10月31日
07:52:47 (UTC)
着陸または着水日時 2001年5月6日
05:41:28 (UTC)
ミッション期間 186日21時間48分41秒
遠地点 249 km
近地点 190 km
公転周期 88.6分
軌道傾斜角 51.6°
乗員写真
クリカレフ、シェパード、ギドゼンコ
年表
前回 次回
ソユーズTM-30 ソユーズTM-32

乗組員 編集

打上げ時 編集

帰還する乗組員 編集

ISSとのドッキング 編集

  • 結合 2000年11月2日 09:21 UTC(スヴェズダ
  • 分離 2001年2月24日 10:06 UTC
  • 結合 2001年2月24日 10:37 UTC(ザーリャ
  • 分離 2001年4月18日 12:40 UTC
  • 結合 2001年4月18日 13:01 UTC(ズヴェズダ)
  • 分離 2001年5月6日 02:21 UTC

ミッションハイライト 編集

 
発射台に向かうソユーズTM-31

ソユーズTM-31は、ISSの第1次長期滞在を行う2人のロシア人と1人のアメリカ人宇宙飛行士をISSに運んだ。3人の乗組員は3ヶ月以上をISSで過ごし、2001年3月にスペースシャトルディスカバリー (STS-102) で地球に帰還した。宇宙滞在の最初の数日間は、乗組員は様々な環境制御システムシステムを起動し、ISSの各システムを操作するのに役立つラップトップコンピュータネットワークを構築することに費やした。残りの数ヶ月は、ISSでの長期滞在技術の確認と習得に費やされた。彼らの滞在中には、STS-97/4AフライトでP6トラスが、そしてSTS-102/5Aフライトでデスティニーが取り付けられた。3名の乗組員は、ISSに長期滞在した初めてのグループであり、彼らが到着した事により、ISSの恒久滞在が開始された。

外部リンク 編集