曺永哲

韓国のサッカー選手
チョ永哲から転送)

曺 永哲(チョ・ヨンチョル、朝鮮語: 조영철1989年5月31日 - )は、大韓民国慶尚南道蔚山市(現:蔚山広域市)出身の元サッカー選手。ポジションはミッドフィールダー(MF)。元韓国代表

曺 永哲
名前
愛称 ヨンチョル
カタカナ チョ ヨンチョル
ラテン文字 CHO Young Cheol
ハングル 조영철
基本情報
国籍 大韓民国の旗 大韓民国
生年月日 (1989-05-31) 1989年5月31日(34歳)
出身地 慶尚南道蔚山市
(現:蔚山広域市
身長 181cm
体重 75kg
選手情報
ポジション MF
利き足 右足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2007-2008 日本の旗 横浜FC 33 (1)
2009-2011 日本の旗 アルビレックス新潟 79 (18)
2012-2014 日本の旗 大宮アルディージャ 76 (7)
2014-2015 カタールの旗 カタールSC 24 (5)
2015-2018 大韓民国の旗 蔚山現代FC 7 (0)
2016-2017 大韓民国の旗 尚州尚武FC(loan) 42 (5)
2018 大韓民国の旗 慶南FC 9 (0)
2019 日本の旗 アルビレックス新潟 5 (0)
2020-2021 日本の旗 FC TIAMO枚方 32 (14)
2022 日本の旗 栃木シティFC 13 (2)
代表歴2
2010-2015 大韓民国の旗 韓国 11 (1)
1. 国内リーグ戦に限る。2023年1月15日現在。
2. 2015年1月10日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

来歴 編集

来日前は韓国の蔚山鶴城(ウルサン・ハクソン)高校でプレーし、第35回全国サッカー選手権優勝に貢献した[1]

2007年6月、横浜FCへ入団。チームでは結果を残せなかったが、グアム代表戦では歴代韓国代表で最多となる1試合10得点を記録[2]2008年には北京オリンピックU-23韓国代表に選出され[3]、グループステージ2試合に出場した。また、U-19アジア選手権では背番号10番を背負い、韓国代表の準決勝進出に貢献した。

2009年アルビレックス新潟へ完全移籍。新潟では主に左サイドで起用され、2010年にはリーグ戦29試合に出場して11得点を記録した。2011年はリーグ序盤戦に負った怪我の影響もあり満足な活躍はできなかったが、2年連続で韓国フル代表に選出され、11月にはロンドンオリンピック最終予選を戦うU-22韓国代表に追加招集された。

2012年、元新潟監督の鈴木淳が指揮を執る大宮アルディージャへ完全移籍。登録ポジションもFWからMFに変更した。2月25日に行われたJリーグプレシーズンマッチ杭州緑城戦では左サイドハーフで先発出場し、2得点を記録した[4]。6月のズデンコ・ベルデニック監督就任後は2トップの1角で起用された。

2013年7月の東アジアカップ2013で、約2年ぶりに韓国代表に復帰した。

2014年7月、カタールSCへの完全移籍が決定した。

2015年1月10日のAFCアジアカップ2015初戦のオマーン戦で、代表初得点となる決勝ゴールを挙げた[5]

2015年7月、Kリーグ・蔚山現代FCへ移籍。

2016年から二年間の兵役義務に就くため、尚州尚武FCへ移籍。2017年9月に軍隊を除隊し、蔚山現代へ復帰した。

2019年、8シーズンぶりにアルビレックス新潟に復帰[6]。契約満了により同シーズン終了後に退団[7]

2020年、FC TIAMO枚方へ加入した[8]

2021年12月23日、栃木シティFCへ移籍[9]

2022年12月4日、現役引退を発表[10]

エピソード 編集

  • 日本での生活が長いので日本語が堪能である。ブログも日本語で書いている。

所属クラブ 編集

ユース経歴
  •   蔚山鶴城高校
プロ経歴

個人成績 編集

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2007 横浜FC 29 J1 9 0 0 0 1 0 10 0
2008 14 J2 24 1 - 1 0 25 1
2009 新潟 20 J1 25 1 6 0 3 0 34 1
2010 9 29 11 6 0 0 0 35 11
2011 25 6 3 0 2 0 30 6
2012 大宮 30 4 6 0 4 2 40 6
2013 33 2 4 1 1 0 38 3
2014 13 1 4 0 0 0 17 1
カタール リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
2014-15 カタールSC 10 QSL1部 24 5
韓国 リーグ戦 リーグ杯FA杯 期間通算
2015 蔚山現代 Kクラシック 2 0
2016 尚州尚武 27 3
2017 Kチャレンジ 15 2
2018 蔚山現代 Kリーグ1 2 0
慶南 9 0
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2019 新潟 38 J2 5 0 - 1 0 6 0
2020 枚方 7 関西1部 6 4 - 2 1 8 5
2021 JFL 26 10 - - 26 10
2022 栃木C 11 関東1部 13 2 - - 13 2
通算 日本 J1 164 25 29 1 11 2 204 28
日本 J2 29 1 - 2 0 31 1
日本 JFL 26 10 - 0 0 26 10
日本 関東1部 13 2 - - 13 2
日本 関西1部 6 4 - 2 1 8 5
総通算 238 42 29 1 15 3 282 46

代表歴 編集

  • 2006年 U-17韓国代表
  • 2007年 U-18韓国代表
  • 2008年 U-19韓国代表、北京オリンピックU-23韓国代表
  • 2009年 U-20韓国代表
  • 2010年 韓国代表
  • 2011年 韓国代表、U-22韓国代表
  • 2012年 U-23韓国代表
  • 2013年 韓国代表
  • 2015年 韓国代表

脚注 編集

  1. ^ http://www.kfa.or.kr/Japan_kfa/news/int_col/view.asp?g_idx=50
  2. ^ http://kfa.or.kr/Japan_kfa/news/news/view.asp?g_idx=273
  3. ^ http://www.jsgoal.jp/official/00068000/00068469.html
  4. ^ プレシーズンマッチ 試合結果 大宮アルディージャ公式サイト 2012年2月25日
  5. ^ 韓国代表、アジアカップ白星スタート…チョ・ヨンチョルが決勝弾 SOCCER KING 2015年1月10日
  6. ^ 慶南FCより チョ ヨンチョル 選手 移籍加入内定のお知らせ アルビレックス新潟 2019年1月10日
  7. ^ 契約満了選手のお知らせ』(プレスリリース)アルビレックス新潟、2019年11月22日https://www.albirex.co.jp/news/58500/2019年11月24日閲覧 
  8. ^ チョ ヨンチョル 選手 FC TIAMO枚方に移籍決定のお知らせ』(プレスリリース)アルビレックス新潟、2020年2月3日https://www.albirex.co.jp/news/58760/2020年2月3日閲覧 
  9. ^ 【選手情報】チョ ヨンチョル選手 移籍のお知らせ』(プレスリリース)FC TIAMO枚方、2021年12月23日https://www.fctiamo.net/2021/12/132892021年12月23日閲覧 
  10. ^ 『【TOP】チョヨンチョル選手 現役引退のお知らせ』(プレスリリース)栃木シティFC、2022年12月4日。 

関連項目 編集

外部リンク 編集