ティルヴァッルール県

インド、タミル・ナードゥ州の県

ティルヴァッルール県は、インド南部のタミル・ナードゥ州に属する30の県の一つ。県庁所在地はティルヴァッルール

概要 編集

2001年の国勢調査では、面積3424平方キロメートル、人口275万4756人、人口密度は776人/km2。県の北側と西側はアーンドラ・プラデーシュ州であり、南側にはカーンチプラム県ヴェールール県に接する。南東にはチェンナイ県があり、東側はベンガル湾である。

歴史 編集

1999年チェンガルパットゥ県が、本県とカーンチプラム県とに分かれて誕生。

行政区分 編集

 

ティルヴァッルール県は、以下の8つの郡(タミル語 வட்டம் 「円」 ; 英訳 taluk)に区分けされている。

  • ティルヴァッルール郡(திருவள்ளூர் ; Thiruvallur)
  • プーナマッレー郡(பூனமல்லே? ; Poonamallee)
  • アンバットゥール郡(அம்பத்தூர் ; Ambattur)
  • ポンネーリ郡(பொன்னேரி ; Ponneri)
  • グンミディプーンディ郡(கும்மிடிபூண்டி ; Gummidipoondi)
  • ウーットゥッコーッタイ郡(ஊத்துக்கோட்டை ; Uthukottai)
  • ティルッタニ郡(திருத்தணி ; Thiruttani)
  • パッリッパットゥ郡(பள்ளிப்பட்டு ; Pallipattu)

文化 編集

ティルヴァッルールの市内にあるヴィシュヌ神宗のシュリー・ヴァイドヤ・ヴィーラ・ラーガヴァ・スヴァーミ寺院が、108聖地の一つとして有名である。また、シュリー・ヴィシュヴァルーパ・パンチャムカ・ハヌマーン修道寺院があり、五面のハヌマーン神を祀っていて有名である。

関連項目 編集

外部リンク 編集