ディアナ・ステラート・デュデク(Deanna Stellato-Dudek、1983年6月22日 - )は、アメリカ合衆国イリノイ州出身の女性フィギュアスケート選手(女子シングルペア)。パートナーはマキシム・デシャン、元パートナーはネイサン・バーソロメイ

ディアナ・ステラート
Deanna Stellato
フィギュアスケート選手
生誕 (1983-06-22) 1983年6月22日(40歳)
イリノイ州
身長 152 cm
選手情報
代表国 カナダの旗 カナダ
パートナー マキシム・デシャン
コーチ ジム・ピーターソン
アマンダ・エボラ
リンドン・ジョンストン
シンディ・カプレル
開始 1989
ISUサイト バイオグラフィ
ISUパーソナルベストスコア
総合221.562024 世界選手権
SP77.482024 世界選手権
FS144.082024 世界選手権
大会成績
国際スケート連盟認定大会 1 2 3
世界選手権 1 0 0
四大陸選手権 1 0 1
グランプリファイナル 0 0 1
世界ジュニア選手権 0 1 0
ジュニアグランプリファイナル 1 0 0
合計数 3 1 2
獲得メダル
フィギュアスケート

カナダの旗

主要国際大会
世界選手権
2024 モントリオール ペア
四大陸選手権
2024 上海 ペア
2023 コロラドスプリングス ペア
グランプリファイナル
2023 北京 ペア
世界ジュニア選手権
2000 オーベルストドルフ 女子シングル
ジュニアグランプリファイナル
1999 グダニスク 女子シングル

1999-2000シーズンのJGPファイナル女子シングル優勝者。

人物 編集

2014年にコンサルタントの男性と結婚した。

父の両親はイタリアカラブリア州出身、母の両親はイタリア・アブルッツォ州出身である[1]

経歴 編集

イリノイ州のパークリッジに生まれた。1998-1999シーズンの全米選手権のノービスクラスで優勝し注目を集めた。翌1999-2000シーズンよりISUジュニアグランプリに参戦し、JGPスケートスロベニアでは5位に終わったものの、JGPピルエッテンでISUジュニアグランプリ初優勝を飾り、そのままの勢いでJGPファイナルを制した。2000年全米選手権にはシニアクラスで出場し9位となり、世界ジュニア選手権アメリカ代表に初選出された。世界ジュニア選手権では同じアメリカのジェニファー・カークに次ぐ2位。

翌2000-2001シーズンよりシニアクラスに参戦し、ISUグランプリシリーズスケートカナダに出場。カールシェーファーメモリアルでは2位となるが、2001年全米選手権の直前に股関節屈筋を負傷し全米選手権を欠場。その後復帰することなく引退。引退後はエステティックの指導者として働いていた[2]

2016年7月11日、ネイサン・バーソロメイとのペアで16シーズンぶりに競技に復帰することが発表された[3]

2016-2017シーズン、ペア結成後初の全米選手権ではピューターメダルを獲得した。

2017-2018シーズン、全米選手権で銅メダルを獲得し四大陸選手権の代表に選出され、5位の成績を収めた。タラ・ケイン/ダニエル・オシェイ組の欠場により[4]世界選手権への出場を果たすも、SP17位でFSに進むことはできなかった。

2018-2019シーズン、チャレンジャーシリーズには3大会に出場しいずれも表彰台に立った。ロステレコム杯食中毒による吐き気で大会を棄権した[5]。全米選手権では2年連続で3位だったが、四大陸選手権の代表には選出されなかった。

2019年4月7日、バーソロメイの膝の怪我によりペアを解消した[6][7]

主な戦績 編集

ペア 編集

大会/年 2019-20 2020-21 2021-22 2022-23 2023-24
世界選手権 4 1
世界国別対抗戦 6T/4P
四大陸選手権 4 3 1
GPファイナル 4 3
GP中国杯 1
GPフランス 1
GPスケートカナダ 1
GPスケートアメリカ 2
CSオータムクラシック 4 1
CSネーベルホルン杯 1
CSワルシャワ杯 6
カナダ選手権 6 C 3 1
SC Challenge 3 3 1
Quebec Sectionals 1 1
大会/年 2016-17 2017-18 2018-19
世界選手権 17
四大陸選手権 5
全米選手権 4 3 3
GPヘルシンキ 6
GPスケートアメリカ 8
CSフィンランディア杯 6
CS USクラシック 6
CSゴールデンスピン 6 3
CSネーベルホルン杯 3
CSネペラメモリアル 2
CS USクラシック 6

詳細 編集

2017-2018 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2018年3月21日 - 25日 2018年世界フィギュアスケート選手権ミラノ 17
61.48
- 17
2018年1月22日 - 27日 2018年四大陸フィギュアスケート選手権台北 6
60.93
4
117.45
5
178.38
2017年11月24日 - 26日 ISUグランプリシリーズ スケートアメリカレークプラシッド 8
57.18
8
107.82
8
165.00
2017年10月6日 - 8日 ISUチャレンジャーシリーズ フィンランディア杯エスポー 7
50.90
6
110.27
6
161.17
2017年9月13日 - 17日 ISUチャレンジャーシリーズ USインターナショナルクラシックソルトレイクシティ 4
58.24
7
107.12
6
165.36
2016-2017 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2017年1月14日 - 22日 全米フィギュアスケート選手権カンザスシティ 3
65.04
5
108.46
4
173.50
2016年12月7日 - 10日 ISUチャレンジャーシリーズ ゴールデンスピンザグレブ 8
48.14
5
102.62
6
150.76

女子シングル 編集

大会/年 1999-00 2000-01
全米選手権 9
GPスケートカナダ 5
KSM 2
世界Jr.選手権 2
JGPファイナル 1
JGPピルエッテン 1
JGPスケートスロベニア 5

詳細 編集

2000-2001 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2000年11月1日 - 5日 ISUグランプリシリーズ スケートカナダミシサガ 6 5 5
2000年10月4日 - 7日 2000年カールシェーファーメモリアルウィーン 1 2 2
1999-2000 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
2000年3月5日-12日 2000年世界ジュニアフィギュアスケート選手権オーベルストドルフ 1 1 2 2
2000年1月6日-13日 全米フィギュアスケート選手権クリーブランド - 8 8 9
1999年12月16日-19日 1999/2000 ISUジュニアグランプリファイナルグダニスク - 3 1 1
1999年11月11日-14日 ISUジュニアグランプリ ピルエッテンハーマル - 3 1 1
1999年10月21日-24日 ISUジュニアグランプリ スケートスロベニアブレッド - 12 3 5

プログラム使用曲 編集

シーズン SP FS EX
2018-2019 Somewhere
作曲:レナード・バーンスタイン
ボーカル:バーブラ・ストライサンド
振付:アンジェリカ・クリロワ
Run to You
I Have Nothing
ボーカル:ホイットニー・ヒューストン
振付:マリー=フランス・デュブレイユパトリス・ローゾン
ハレルヤ
ボーカル:カナディアン・テナーズ
2017-2018 ハレルヤ
ボーカル:カナディアン・テナーズ
ワン
約束の地
曲:U2
2016-2017 カナディアン・テナーズ・メドレー バレエ『火の鳥』より
作曲:イーゴリ・ストラヴィンスキー

脚注 編集

  1. ^ Competitive skater Deanna Stellato
  2. ^ After a 16-year retirement, Deanna Stellato returns to national figure skating stage in Ellenton
  3. ^ Blast from the past: Stellato restarts career
  4. ^ THREE SKATERS ADDED TO 2018 WORLD TEAM
  5. ^ CARREIRA AND PONOMARENKO CLAIM BRONZE AT ROSTELECOM CUP
  6. ^ ディアナ・ステラートのInstagram 4月7日の投稿
  7. ^ ネイサン・バーソロメイのInstagram 4月7日の投稿

外部リンク 編集