デンジル・ルウェリン・ダグラス: Denzil Llewellyn Douglas1953年1月14日 - )は、セントクリストファー・ネイビスの政治家。現在、同国外務大臣など複数の閣僚職を兼任している。元首相。セントキッツ・ネイビス労働党英語版(SKNLP)所属。

デンジル・ダグラス
Denzil Llewellyn Douglas
デンジル・ダグラス
生年月日 (1953-01-14) 1953年1月14日(71歳)
出生地 セントクリストファー・ネイビスの旗 セントクリストファー・ネイビス連邦セントクリストファー島セントポール
所属政党 セントキッツ・ネイビス労働党英語版(SKNLP)

内閣 ダグラス内閣
在任期間 1995年7月6日 - 2015年2月18日
元首 エリザベス2世(女王)
クレメント・アーリンデル(総督)
カスバート・セバスチャン(同)
エドマンド・ローレンス(同)
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経歴 編集

セントクリストファー島北部のセントポール村に生まれ[1]、学生時代は医学を学んだ。1977年に理学士号を、1984年には医学士号を西インド諸島大学で取得した[2]。1986年に診療所を設立して開業医となり、1980年代末にセントクリストファー・ネイビス医師会の代表に就任した[1]

政治活動 編集

1989年、ダグラスはセント・クリストファー選挙区から国会議員に選出され、セントクリストファー・ネイビス労働党の党首と野党院内総務に指名された。

ダグラスは1995年の総選挙に向けて、党内の改革と活性化を図り、その結果としてその年の総選挙で勝利した。そして連邦政府から首相に任命され、2000年3月には再任された。2004年10月の国政選挙でも、セントキッツ島選挙区の8議席のうち7議席をダグラス率いる労働党が獲得して大勝し、首相の三期目をスタートさせた。その後、2010年1月25日の総選挙でも労働党はセントキッツ島の8議席のうち6議席を獲得して勝利し、ダグラスは四期連続で首相に任命された。しかし、2015年の総選挙では、労働党は議席を3つ減らして野党となった。そのためダグラスも退任し、人民労働党のティモシー・ハリス英語版が新たに首相となった。2022年8月13日、第2次テランス・ドリュー英語版内閣において外務、経済開発、国際貿易、投資、商業大臣に就任[3]

脚注 編集

  1. ^ a b East, Roger; Richard Thomas (2003年). “Denzil Douglas” (Google book search). Profiles of people in power: the world's government leaders (1版 ed.). ロンドン: ヨーロッパ. pp. 439–440. ISBN 9781857431261. OCLC 52634735. LCCN 20-4. https://books.google.co.jp/books?id=Mz-fXRsedPMC&pg=PA439&dq=%22Denzil+Douglas+became+prime+minister%22&redir_esc=y&hl=ja#v=onepage&q=%22Denzil%20Douglas%20became%20prime%20minister%22&f=false 2010年2月16日閲覧。 
  2. ^ Denzil Douglas Biography - Began Political Career Early, Experienced Troubled Political Times,”. 2010年2月16日閲覧。
  3. ^ “St. Kitts gets new cabinet”. Caribbean Life. (2022年8月15日). https://www.caribbeanlife.com/st-kitts-gets-new-cabinet/ 2022年8月19日閲覧。 
公職
先代
ケネディ・シモンズ英語版
  セントクリストファー・ネイビス連邦首相
第2代:1995 - 2015
次代
ティモシー・ハリス英語版