ドアーズ』(原題: The Doors)は、1991年アメリカ映画1960年代後半から1970年代初頭にかけて活躍したアメリカのロックバンドドアーズ」のヴォーカリストであるジム・モリソンの半生と彼の恋人パメラ・カーソン英語版との愛情を描いた伝記的映画である。

ドアーズ
The Doors
監督 オリバー・ストーン
脚本 オリバー・ストーン
J・ランダル・ジョンソン
製作 ビル・グレアム
サッシャ・ハラリ
A・キットマン・ホー
製作総指揮 マリオ・カサール
ニコラス・クレイノス
ブライアン・グレイザー
出演者 ヴァル・キルマー
メグ・ライアン
ケヴィン・ディロン
フランク・ホエーリー
カイル・マクラクラン
ビリー・アイドル
音楽 ザ・ドアーズ
撮影 ロバート・リチャードソン
編集 デイヴィッド・ブレナー
ジョー・ハッシング
製作会社 カロルコ・ピクチャーズ
イマジン・エンターテインメント
配給 アメリカ合衆国の旗 トライスター映画
日本の旗 東宝東和
公開 アメリカ合衆国の旗 1991年3月1日
日本の旗 1991年6月8日
上映時間 140分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 $34,416,893[1]
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本作は、監督を務めたオリバー・ストーンの『プラトーン』『7月4日に生まれて』に続く60年代のアメリカ社会を描いた三部作の完結篇にあたる。

ストーリー 編集

ベトナム戦争での北爆やマルコムXの暗殺などでゆれる1965年UCLA映画を学んでいる学生のジム・モリソン(ヴァル・キルマー)は、ある日瞳のきれいな少女パメラ(メグ・ライアン)に一目惚れし、付き合うようになる。ジムはを愛する青年で、その才能を評価するレイ(カイル・マクラクラン)らとロックバンド「ザ・ドアーズ」を結成し、デビューする。

ドアーズのライブは評判となり栄光を勝ち得たかに思えたが、当時のアメリカの世相を反映して次第に反逆のカリスマとして祭り上げられるようになるとジムの行動もエスカレートし、破綻をきたす。パメラはジムを信じて支えようとするが衝突する事も多くなり、1971年アメリカ独立記念日の前日にジムの突然の死によって愛情は引き裂かれ、その後パメラもジムの後を追うように自殺を遂げるのだった。

キャスト 編集

※括弧内は日本語吹替[2]

脚注 編集

  1. ^ The Doors (1991)”. Box Office Mojo. 2009年11月13日閲覧。
  2. ^ パイオニアLDC発売のDVD&VHSに収録。

外部リンク 編集