バイロン・ロハス

ニカラグアのプロボクサー、元WBA世界ミニマム級王者(1990-)

バイロン・ロハスByron Hasael Rojas Hernandez、男性、1990年6月23日 - )は、ニカラグアプロボクサーマタガルパ出身。元WBA世界ミニマム級王者。KO率こそは低いが豊富な体力、ノンストップ連打とスピードを武器に接近戦に持ち込むスタイルとする選手。

バイロン・ロハス
基本情報
本名 バイロン・アサエル・ロハス・エルナンデス
通称 Gallito(闘鶏)
階級 ミニマム級
国籍 ニカラグアの旗 ニカラグア
誕生日 (1990-06-23) 1990年6月23日(33歳)
出身地 マタガルパ県マタガルパ
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 33
勝ち 25
KO勝ち 11
敗け 4
引き分け 3
無効試合 1
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来歴 編集

2010年8月14日、マナグアのヒムナシオ・アレクシス・アルゲリョでデビュー戦を行い、4回1-0(2者が38-38、39-37)の判定で引き分けた。

2010年9月4日、マナグアのヒムナシオ・アレクシス・アルゲリョでホセ・カルバハルと対戦し、2回2分13秒KO勝ちを収めた。

2010年11月13日、マナグアのプエルト・サルバドール・アジェンデでアルシデス・マルチネスと対戦し、4回1-1(39-37、37-39、38-38)の判定で引き分けた。

2010年12月18日、マナグアのプエルト・サルバドール・アジェンデでアルシデス・マルチネスと再戦し、4回0-1(2者が38-38、37-39)の判定で引き分けた。

2012年2月18日、マサヤのヒムナシオ・デ・ ニンディリでロジャー・コジャドと対戦し、4回10秒TKO勝ちを収めた。

2012年8月4日、マナグアのヒムナシオ・アレクシス・アルゲリョでルイス・リオスと対戦し6回1-2(58-56、56-58、57-58)の判定負けを喫した。

2012年12月1日、マサヤのヒムナシオ・デ・ ニンディリでロジャー・コジャドと対戦し、6回1-2(58-56、2者が56-58)の判定負けを喫した。

2013年7月27日、マナグアのプエルト・サルバドール・アジェンデでオマール・オルティスと対戦し、3回2分44秒TKO勝ちを収めた。

2013年8月30日、マナグア県シウダー・サンディノでアルシデス・マルチネスと3度目の対戦になったが、偶然のバッティングで3回47秒無効試合に終わった。

2013年11月30日、マタガルパでニカラグアミニマム級王者のホセ・アギラルと対戦し、10回3-0(99-91、98-92、97-93)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

2014年2月8日、マタガルパでエドゥアルド・マルチネスと対戦し、10回3-0(2者が99-91、98-92)の判定勝ちを収めた。

2015年8月22日、マタガルパでバイロン・カステリョンと対戦し、10回3-0(2者が97-93、98-92)の判定勝ちを収めニカラグア王座の初防衛に成功した。

2016年2月15日、WBA世界ミニマム級8位にランクインした[1][2]

2016年3月19日、ハウテン州ケンプトンパークのエンペラーズ・パレスでWBA世界ミニマム級スーパー王者ヘッキー・ブドラーと対戦し、12回3-0(3者共に115-113)の判定勝ちを収めて王座を獲得した[3][4][5]

2016年6月29日、コーンケン県でWBA世界ミニマム級暫定王者のノックアウト・CPフレッシュマートと王座統一戦を行い、12回0-3(3者共に113-115)の判定負けを喫して王座を失った[6][7][8]

2018年2月9日、WBAはWBA世界ミニマム級1位のバイロン・ロハスをWBA世界ミニマム級王者のノックアウト・CPフレッシュマートの指名挑戦者に認定した[9][10]

戦績 編集

  • プロボクシング:31戦24勝(10KO)3敗3分1無効試合
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2010年8月14日 引分 4R 判定1-0 カルロス・マンサナレス   ニカラグア プロデビュー戦
2 2010年9月4日 勝利 2R 2:13 TKO ホセ・カルバハル   ニカラグア
3 2010年9月25日 勝利 2R 1:40 TKO フランシスコ・エリザベス   ニカラグア
4 2010年10月30日 勝利 4R 2-1 カルロス・マンサナレス   ニカラグア
5 2010年11月13日 引分 4R 1-1 アルシデス・マルチネス   ニカラグア
6 2010年12月18日 引分 4R 0-1 アルシデス・マルチネス   ニカラグア
7 2011年3月11日 勝利 4R 判定3-0 ジョンソン・テレス   ニカラグア
8 2011年3月26日 勝利 4R 2:14 TKO フランシスコ・エリザベス   ニカラグア
9 2012年2月18日 勝利 4R 0:10 TKO ロジャー・コジャド   ニカラグア
10 2012年8月4日 敗北 6R 判定1-2 ルイス・リオス   ニカラグア
11 2012年12月1日 敗北 6R 判定1-2 ロジャー・コジャド   ニカラグア
12 2013年3月23日 勝利 4R 2:19 TKO アレクサンデル・マーティン   ニカラグア
13 2013年7月27日 勝利 3R 2:44 TKO オマール・オルティス   ニカラグア
14 2013年8月30日 - 3R 0:47 NC アルシデス・マルチネス   ニカラグア
15 2013年10月19日 勝利 8R 判定3-0 ルイス・リオス   ニカラグア
16 2013年11月30日 勝利 10R 判定3-0 ホセ・アギラル   ニカラグア ニカラグアミニマム級タイトルマッチ
17 2014年2月8日 勝利 8R 判定3-0 エドゥアルド・マルチネス   メキシコ
18 2014年3月22日 勝利 2R 2:30 TKO イスラエル・モラレス   メキシコ
19 2014年5月17日 勝利 8R 判定3-0 リカルド・ペレス   メキシコ
20 2014年8月23日 勝利 8R 判定3-0 ホセ・アギラル   ニカラグア
21 2014年10月25日 勝利 5R 0:10 TKO フリオ・メンドサ   ニカラグア
22 2015年8月22日 勝利 10R 判定3-0 バイロン・カステリョン   ニカラグア ニカラグア王座防衛1
23 2016年3月19日 勝利 12R 判定3-0 ヘッキー・ブドラー   南アフリカ共和国 WBA世界ミニマム級タイトルマッチ
24 2016年6月29日 敗北 12R 判定0-3 ノックアウト・CPフレッシュマート   タイ WBA世界ミニマム級王座統一戦
WBA王座陥落
25 2016年8月27日 勝利 8R 判定3-0 オマール・オルティス   ニカラグア
26 2017年5月26日 勝利 6R 3:00 TKO フアン・ロペス・マルティネス   ニカラグア
27 2017年6月30日 勝利 8R 判定3-0 カルロス・オルテガ   パナマ
28 2017年8月25日 勝利 8R 判定3-0 ネルソン・ルナ   ニカラグア
29 2017年10月14日 勝利 3R 0:10 TKO エディ・カストロ   ニカラグア
30 2017年11月24日 勝利 6R 判定3-0 オマール・オルティス   ニカラグア
31 2017年12月15日 勝利 6R 判定2-0 バイロン・カステリョン   ニカラグア
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獲得タイトル 編集

  • ニカラグアミニマム級王座
  • WBA世界ミニマム級王座(防衛0)
  • IBO世界ミニマム級王座

脚注 編集

  1. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2016年2月15日
  2. ^ WBA Ratings movements as of January 2016 WBA公式サイト 2016年2月20日
  3. ^ Shocker! Rojas Defeats Budler WBA公式サイト 2016年3月19日
  4. ^ Byron Rojas Proud Possessor of WBA World Minimumweight Belt WBA公式サイト 2016年3月24日
  5. ^ ロハスが賭け率36-1覆す、WBAミニマム級新王者に Boxing News(ボクシングニュース) 2016年3月20日
  6. ^ Freshmart Upsets Rojas WBA公式サイト 2016年6月29日
  7. ^ Freshmart dethrones Rojas, claims WBA 105lb title Fightnews.com 2016年6月29日
  8. ^ ノックアウトが王座奪取、WBAミニマム級 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年6月29日
  9. ^ Rojas named WBA minimumweight mandatory Fightnews.com 2018年2月9日
  10. ^ Byron Rojas, Minimumweight mandatory challenger WBA公式サイト 2018年2月9日

関連項目 編集

外部リンク 編集

空位
前タイトル保持者
ヘッキー・ブドラー
WBA世界ミニマム級王者

2016年3月19日 - 2016年6月29日

次王者
ノックアウト・CPフレッシュマート