バラキエル(Barakiel 、アラム語: ברקאלギリシア語: Βαρακιήλ)は、第一エノク書バラクエルの名前で現れる堕天使。人間の女性と交わることを誓い、ヘルモン山に集まった200人の天使たちの頭の1人とされている。8:3では人間に占星術を教えたとされ、69章では堕天使のリストの9番目に挙げられている。

その名は「神の雷光」を意味するという。

ほかにバラクィエル(Baraquiel)、バルキエル(Barkiel, Barchiel)、バルビエル(Barbiel)、バルディエル(Bardiel)などとも表記される。また、東方正教会大天使ヴァラヒイールru:Архангел Варахиил)との関連も指摘されている。

参考文献 編集