バーレーン・インターナショナル・サーキット

バーレーン・インターナショナル・サーキット英語: Bahrain International Circuitアラビア語: حلبة البحرين الدولية‎)は、バーレーン南部サヒールにあるサーキット。2004年からF1バーレーングランプリが行われている。中東で初めてF1が開催された場所でもある。

バーレーン・インターナショナル・サーキット
Bahrain International Circuit

2017年の空撮より
所在地バーレーンサヒール
標準時GMT +3
座標北緯26度1分57秒 東経50度30分38秒 / 北緯26.03250度 東経50.51056度 / 26.03250; 50.51056座標: 北緯26度1分57秒 東経50度30分38秒 / 北緯26.03250度 東経50.51056度 / 26.03250; 50.51056
オープン2004年3月17日 (20年前) (2004-03-17)
主なイベントF1 バーレーンGP
WEC バーレーン8時間レース
F2,F3,V8スーパーカー
GTフェスティバル
ドラッグレース
グランプリトラック
コース長5.412 km (3.363 mi)
コーナー数15
レコードタイム1:31.447 (スペインの旗 ペドロ・デ・ラ・ロサ, マクラーレン, 2005年)
アウタートラック
コース長3.543 km (2.202 mi)
コーナー数11
レコードタイム55.404 (イギリスの旗 ジョージ・ラッセル, メルセデス, 2020年)

概要 編集

首都マナーマから車で約1時間。サーキットは砂漠の真ん中にあり、暑さと砂に悩まされる。設計はヘルマン・ティルケが担当した。

コースは複数のレイアウトで使用できるようデザインされている。F1では2009年まで5,412mのコースが使われていたが、2010年より従来の第4コーナーと第5コーナーの間を延長した6,299mのレイアウトに変更された[1]。しかし変更後のコースがドライバー、観客ともに不評であった。のちに2011年より元の5.412mのコースに戻されて開催されることが発表された[2]

2020年新型コロナウイルス感染症の世界的流行によりシーズン終盤戦に2週連続で開催されることになり、1戦目は通常のレイアウトでバーレーンGPを、2戦目はF1では初めてアウタートラックを用い「サヒールGP」として行う。アウタートラックの全長はF1開催サーキットではモンテカルロ市街地コースに次いで短い3.543kmで、F1のシミュレーターによると予選ラップは55秒以下、決勝ラップも60秒以下と1分を切るタイムが予想され[3][4]、実際にレース本番では予選ポールポジションで53秒台、決勝ファステストラップで55秒台が記録された。

コースレイアウト 編集

脚注 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集