ヒュンダイ・ベータエンジン

β(ベータ、beta)エンジンは、現代-起亜自動車グループの開発・製造していた1995年デビューの1.6~2.0Lクラス直列4気筒エンジンのシリーズ名である。型式名としては1.6L(1,599cc)のG4GR、1.8LのG4GM及びG4GB、2.0LのG4GF及びG4GCがある。現代自動車初の独自開発エンジン。

1.8リッター βエンジン(G4GB型。車両はXD18型エラントラ前期)

2008年を最後に生産を終了し、現在は後継のシータエンジンニューエンジンが新しく開発・製造されている。

概要 編集

ヒュンダイ/キアの直列4気筒エンジンのシリーズ名で、主にエラントラなどのCセグメント車に搭載されている。 しかしMDエラントラにガンマエンジンやニュー(ν)エンジン、フォルテツーソンiXなどの2,.0L車にシータエンジンが搭載されるなど、シータ/ニュー/ガンマエンジンなどとの世代交代が図られている模様である。

諸性能 編集

エンジン型式 G4GB(1.8L) G4GC(2.0L)
搭載車種 XDエラントラ日本仕様(XD18) JM 日本仕様(JM20) i30 日本仕様(FD20)
排気量 1,795 cc 1,975 cc
過給器・特筆事項 なし
シリンダー配置 直列4気筒DOHC16バルブ
ボア 82mm
ストローク 85mm 93mm
圧縮比 10.1:1
燃料供給方式 電子制御式
最高出力 128ps/ 6,000 rpm 144ps/ 6,000 rpm 143ps/ 6,000 rpm
最高トルク 16.4kgf·m/ 4,500 rpm 19.0kgf·m/ 4,500 rpm 19.0kgf·m/ 4,600 rpm

主な採用車種 編集

太文字はベータ搭載車が日本に正規輸入された車種

関連項目 編集

外部サイト 編集