フランシスコ・アントニオ・アルシアFrancisco Antonio Arcia, 1989年9月14日 - )は、ベネズエララ・グアイラ州マイケティア出身のプロ野球選手捕手)。右投左打。現在は、フリーエージェント(FA)。

フランシスコ・アルシア
Francisco Arcia
エンゼルス時代(2018年)
基本情報
国籍 ベネズエラの旗 ベネズエラ
出身地 ラ・グアイラ州マイケティア
生年月日 (1989-09-14) 1989年9月14日(34歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
195 lb =約88.5 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 捕手
プロ入り 2007年 アマチュアFA
初出場 2018年7月26日 シカゴ・ホワイトソックス
年俸 $545,000 (2018年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

愛称はフランキーFrankie[2]

経歴 編集

プロ入りとヤンキース傘下時代 編集

2007年5月8日にニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結んでプロ入り[2]。同年に傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・ヤンキース2でプロデビュー。47試合に出場して打率.269、3本塁打、21打点、5盗塁を記録した[3]

2008年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ヤンキースでプレーし、22試合に出場して打率.128、1本塁打、1打点を記録した[3]

2009年もルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ヤンキースでプレーし、31試合に出場して打率.247、2本塁打、13打点を記録した[3]

2010年はA級チャールストン・リバードッグスとA-級スタテンアイランド・ヤンキースでプレー。A級チャールストンでは17試合に出場して打率.314、3打点、1盗塁を記録した[3]

2011年はA級チャールストンで3試合の出場にとどまった[3]

2012年はA級チャールストンでプレーし、68試合に出場して打率.246、5本塁打、46打点、2盗塁を記録した[3]

2013年はA+級タンパ・ヤンキースとAA級トレントン・サンダーでプレー。A+級タンパでは36試合に出場して打率.233、2本塁打、12打点、1盗塁を記録した[3]

2014年はAA級トレントンとAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースでプレー。AAA級スクラントン・ウィルクスバリでは38試合に出場して打率.242、9打点を記録した[3]

2015年はAA級トレントンでプレーし、70試合に出場して打率.248、3本塁打、23打点、3盗塁を記録した[3]。オフの11月6日にFAとなった[2]

マーリンズ傘下時代 編集

2015年11月18日にマイアミ・マーリンズとマイナー契約を結んだ[2]

2016年は傘下のAA級ジャクソンビル・サンズとAAA級ニューオーリンズ・ゼファーズでプレー。AA級ジャクソンビルでは75試合に出場し、打率.232、1本塁打、18打点を記録した[3]。オフの11月7日にFAとなった[2]

エンゼルス時代 編集

2016年11月17日にロサンゼルス・エンゼルスとマイナー契約を結んだ[2]

2017年はAA級モービル・ベイベアーズとAAA級ソルトレイク・ビーズでプレー。AAA級ソルトレイクでは15試合に出場し、打率.192、1打点、1盗塁を記録した[3]。オフの11月6日にFAとなった[2]

2018年1月17日にエンゼルスと再びマイナー契約を結んだ[2]。開幕後はAA級モービルとAAA級ソルトレイクでプレー。AAA級ソルトレイクでは42試合に出場し、打率.283、3本塁打、26打点、2盗塁を記録した。7月26日にエンゼルスとメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りする[4]と、同日のシカゴ・ホワイトソックス戦でメジャーデビュー。7回表にフアン・ミナヤからメジャー初安打となる3点本塁打を放った[5]。この年メジャーでは40試合に出場して打率.204、6本塁打、23打点、1盗塁を記録した。シーズン終了後にFAとなった[6]

エンゼルス退団後 編集

2019年1月13日にシカゴ・カブスとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[2]。開幕後はAAA級アイオワ・カブスに配属されたが、51試合に出場し打率.181、0本塁打、14打点に終わり、7月18日に自由契約となった[2]。7月23日にニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結んだ[2]。オフの11月4日にFAとなった[2]

2020年2月6日にロサンゼルス・エンゼルスと再びマイナー契約を結んだ。新型コロナウイルスの感染拡大によりマイナーリーグが開催されなかったため、公式戦に出場することなく、オフの11月2日にFAとなった[2]

2021年3月2日、独立リーグ・アトランティックリーグウェストバージニア・パワーと契約した[2]。5月5日にロサンゼルス・エンゼルスと三たびマイナー契約を結んだ[2]。AAA級ソルトレイク・ビーズで10試合に出場し、打率.357、0本塁打、2打点の成績を残していたが、7月10日に自由契約となった[2]。7月14日にメキシカンリーグモンテレイ・サルタンズと契約した[2]。16試合に出場したが打率.235、0本塁打、6打点に終わり、8月21日に自由契約となった[2]。8月22日にウェストバージニア・パワーに復帰した[2]

2022年4月8日にメキシカンリーグのドスラレドス・オウルズと契約した[2]。8月26日にアトランティックリーグのケンタッキー・ワイルドヘルス・ゲノムス英語版と契約したが[2]、9月8日に自由契約となった[2]

詳細情報 編集

年度別打撃成績 編集

















































O
P
S
2018 LAA 40 106 103 10 21 5 0 6 44 23 1 0 0 0 1 0 2 27 4 .204 .226 .427 .654
MLB:1年 40 106 103 10 21 5 0 6 44 23 1 0 0 0 1 0 2 27 4 .204 .226 .427 .654
  • 2018年度シーズン終了時

年度別投手成績 編集





















































W
H
I
P
2018 LAA 2 0 0 0 0 0 0 0 0 .--- 13 3.0 5 2 0 0 0 0 0 0 3 3 9.00 1.67
MLB:1年 2 0 0 0 0 0 0 0 0 .--- 13 3.0 5 2 0 0 0 0 0 0 3 3 9.00 1.67
  • 2018年度シーズン終了時

年度別守備成績 編集



捕手(C) 一塁(1B) 投手(P)












































2018 LAA 34 190 15 2 1 .990 1 9 5 .357 1 6 1 0 3 1.000 2 0 0 0 0 .---
MLB 34 190 15 2 1 .990 1 9 5 .357 1 6 1 0 3 1.000 2 0 0 0 0 .---
  • 2018年度シーズン終了時

背番号 編集

  • 37(2018年)

脚注 編集

  1. ^ Francisco Arcia Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2018年9月27日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v MLB公式プロフィール参照。2022年9月15日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k Francisco Arcia” (英語). Baseball Reference. 2018年9月25日閲覧。
  4. ^ Angels' Francisco Arcia: Contract purchased from minors” (英語). CBS Sports (2018年7月26日). 2018年9月27日閲覧。
  5. ^ White Sox vs. Angels - Box Score - July 26, 2018” (英語). ESPN (2018年7月26日). 2018年9月27日閲覧。
  6. ^ Matt Eddy (2018年11月6日). “Minor League Free Agents 2018” (英語). Baseball America. 2018年11月12日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集