株式会社フレッセイ: FRESSAY Co., LTD.)は、群馬県前橋市に本社を置き、同県及び栃木県埼玉県スーパーマーケット「フレッセイ」などを展開する、アクシアル リテイリング傘下の事業子会社及び中間持株会社である。

株式会社フレッセイ
FRESSAY Co., LTD.

フレッセイ店舗の例(田部井店)
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
379-2198
群馬県前橋市力丸町491番地1
設立 1950年(昭和25年)11月6日
業種 小売業
法人番号 4070001002844 ウィキデータを編集
事業内容 スーパーマーケット
代表者 植木 威行(代表取締役社長執行役員)
資本金 4億5,000万円
売上高 624億900万円 (2012年度実績)
純利益 8億5183万4000円
(2023年03月31日時点)[1]
純資産 210億6719万8000円
(2023年03月31日時点)[1]
総資産 369億1430万3000円
(2023年03月31日時点)[1]
従業員数 連結793人(2013年2月)
決算期 3月末
主要株主 アクシアル リテイリング (100%)
主要子会社 力丸流通サービス
外部リンク http://www.fressay.co.jp/
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概要 編集

1850年、鮮魚商「松葉屋」として創業。法人としては1950年11月6日、株式会社松清本店として設立。1958年、前橋市に北関東初のスーパーマーケットをオープンさせた。

現在は群馬県内を中心に栃木県、埼玉県北部へも店舗を展開している。その他、1999年大創産業FC契約を結び、100円ショップのダイソーの出店も手がけている。

2013年10月1日付で、新潟県を中心にスーパー「原信」「ナルス」を展開するアクシアル リテイリングと経営統合し、フレッセイグループの持株会社であった株式会社フレッセイホールディングスは中間持株会社として同社の傘下に置かれた。さらに2014年4月1日付でグループ内の資本構成見直しを図るため、フレッセイホールディングスがフレッセイを吸収合併して商号を株式会社フレッセイに改称し、事業会社はアクシアルの直接傘下に置かれ現在の体制となった。

アクシアル傘下の2社と同様、CGCグループに加盟している。なおCGCグループ各社が発行するトヨタファイナンスの「TS CUBICカード」は、フレッセイでは「フレッセイカスタマーカード」として個別に発行している。またこれとは別にポイントカードのサービスも実施している。

沿革 編集

  • 1850年嘉永3年) - 鮮魚・塩干物の卸小売業「松葉屋」として創業。
  • 1950年昭和25年)11月6日 - 株式会社松清本店設立。
  • 1958年(昭和33年)2月14日 - 北関東初のスーパーマーケット中央店オープン。
  • 1971年(昭和46年)11月 - 株式会社マツセー設立。
  • 1979年(昭和54年)- 松清とマツセーが合併。
  • 1980年(昭和55年)- 前橋市力丸町に本部を移転。
  • 1986年(昭和61年)- 台湾・味全食品との合弁で「松青商業股份有限公司」を設立。「松青超市」を台湾にて展開。
  • 1992年平成4年)5月1日 - 商号を株式会社フレッセイに変更。
  • 1997年(平成9年)5月30日 - フォリオ佐野店(栃木県佐野市)オープン(栃木県初進出)。
  • 1998年(平成10年)7月31日 - いなげやから3店舗(倉賀野店[2]、新町店など)の営業譲受。
  • 1999年(平成11年)4月2日 - フォリオ篭原店(埼玉県深谷市)オープン(埼玉県初進出)。
  • 2004年(平成16年)7月16日 - クラシード若宮オープン、
  • 2006年(平成18年)9月15日 - 株式会社おざき(現・フレール)を子会社化。
  • 2008年(平成20年)2月14日 - スーパーマーケット創業50周年。
  • 2011年(平成23年)
    • 4月20日 - 持株会社制への移行にあたり、資本金5000万円で、会社分割による小売部門の移管のための新会社「新フレッセイ準備会社」を設立。
    • 9月1日 - グループ会社を含めた持株会社制に移行。フレッセイを株式会社フレッセイホールディングスに商号変更し、グループ統括会社とする。同時に新フレッセイ準備会社を株式会社フレッセイと改称し、事業会社とする。
    • 11月25日 - クラシーズ連取オープン。
  • 2013年(平成25年)10月1日 - 原信ナルスホールディングスと株式交換を行い経営統合。同日付で原信ナルスホールディングスの商号を「アクシアル リテイリング株式会社」に改称。フレッセイHDはアクシアル傘下の中間持株会社となる。
  • 2014年(平成26年)4月1日 - フレッセイホールディングスがフレッセイを吸収合併し、株式会社フレッセイに改称。
  • 2015年 台湾・味全食品との合弁会社の「松青超市」を現地の大手スーパーチェーン「全聯」に両社が売却。

店舗 編集

≪フォリオ≫ (フレッセイを核店舗とした小規模近隣型ショッピングセンター)

≪フレッセイ≫

 
前橋プラザ店(前橋プラザ元気21内)
  • 群馬県
    • 大利根店◆◇■、荒牧店◆◇、片貝店◆◇■、広瀬店◆、アイム大胡店、富士見店、フォリオ駒形店◆◇、前橋プラザ店、元総社蒼海店(前橋市
    • 小鳥店◇、南大類店●、石原店◆、倉賀野西店◆◇、新保店●、箕郷店◆、新町店○[4]、上並榎店◆(高崎市
    • 境町店◆、フォリオ赤堀店◆、フォリオ安堀店●、田部井店○、富塚店、境南店(伊勢崎市
    • 天神店◆◇、桐生南店●□(桐生市
    • 宝泉店◆(太田市
    • 藤岡店◆■、フィール藤岡店、鬼石店(藤岡市
    • 沼田店、沼田ビバタウン店(2022/9閉店)[5]、沼田恩田店(沼田市
    • 館林店●(館林市
    • フォリオ富岡店◆◇■(富岡市
    • 阿久津店(渋川市
    • 笠懸店(みどり市
    • フォリオ吉岡店◆■(北群馬郡吉岡町
    • 榛東新井店(北群馬郡榛東村
    • 玉村店●□(佐波郡玉村町
    • フォリオ大泉店◆◇□(邑楽郡大泉町
    • フォリオ板倉店◆(邑楽郡板倉町

≪クラシード≫ (フレッセイの高級業態)

≪クラシーズ≫ (フレッセイとクラシードの中間業態)

≪ダイソー≫ (FC店舗)

グループ会社 編集

  • 力丸流通サービス(商品物流)
  • フレッセイヒューマンズネット(障碍者雇用)
  • 高翔商事(不動産管理)

過去に展開していた業態 編集

  • 清和コーポレーション(自動車ディーラー業)
    • 2003年、エフエスオートとは別に設立。フォルクスワーゲン正規販売店「フォルクスワーゲン前橋荒牧」を運営していた。スーパーマーケット事業と関連が薄くなったため、2017年9月「株式会社茨日ホールディング」(茨城日産自動車)へ売却。これを以って自動車ビジネスから完全撤退となった。

脚注 編集

  1. ^ a b c 株式会社フレッセイ 第74期決算公告
  2. ^ 現在の倉賀野西店とは別店舗。ミスターマックス倉賀野店に併設されていた。
  3. ^ 株式会社フレッセイ (2020年7月22日). “会社概要 | 会社情報 | フレッセイ FRESSAY || 自然、そしてあなたがたいせつ。”. フレッセイ FRESSAY. 2022年8月30日閲覧。
  4. ^ 現在の場所に移転する前(新町駅の南側)は東和銀行ATMが設置されていた。移転後は店舗向かいにしののめ信用金庫新町支店がある関係からかしばらくの間ATMは設置されてなかったが、後に東京スター銀行ATMが設置された。
  5. ^ 株式会社フレッセイ (2022年8月25日). “フレッセイ沼田ビバタウン店 閉店のお知らせ | 新着情報 | フレッセイ FRESSAY || 自然、そしてあなたがたいせつ。”. フレッセイ FRESSAY. 2022年8月30日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集