ブリリアン

日本のお笑いコンビ

ブリリアンは、かつて日本に存在していたお笑いコンビワタナベエンターテインメントに所属していた。同事務所所属の芸人であるブルゾンちえみとのユニット「ブルゾンちえみ with B」(ぶるぞんちえみ・ウィズ・ビー)で「with B」としても活動。2020年3月10日、解散した。

ブリリアン
メンバー 徳田浩至(コージ)
杉浦大毅(ダイキ)
別名 with B
結成年 2016年
解散年 2020年
事務所 ワタナベエンターテインメント
活動時期 2016年 - 2020年4月12日
出身 ワタナベコメディスクール23期[1]
出会い 舞台の共演
現在の活動状況 解散
芸種 ものまね、リズムネタ
ネタ作成者 コージ
同期 どんぐりパワーズ
公式サイト プロフィール
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来歴 編集

二人は個々に俳優を志して活動していた。2014年、ある舞台で共演した際に意気投合し親交を深めた[2]。そして、お笑い好きのコージがダイキを誘い[3]、翌2015年10月にワタナベコメディスクールに23期生として入学し2016年9月卒業[1]

外国のアーティストが複数の男性をはべらせて踊っている姿に憧れ「自分もやってみたい」と思った事務所の先輩であるブルゾンちえみに、「同じ事務所の後輩の中で一番『シュッ』とした感じ」のブリリアンが声をかけられ、2016年10月よりユニット『ブルゾンちえみ with B』を結成した[2]。2017年1月1日、『ぐるナイ!おもしろ荘 若手にチャンスを頂戴今年も誰か売れてSP』(日本テレビ)に「ブルゾンちえみ with B」として出演、優勝を果たす。以降、「with B」としての出演が増加した。

2017年2月9日から『地球の走り方 世界ラリー応援宣言』(テレビ朝日)に、ブリリアン単独でレギュラー出演している[4]

コンビのネタとしては、アパレル広告のものまねや、コージが肉食系男子、ダイキが草食系男子に扮してのリズムネタなどがある。

2020年3月10日、それぞれが自身のSNSで当日付けで解散することを発表した。 コージこと徳田浩至は、2016年より「with B」として活動してきたが「結果ブリリアンとしては功績を残せないまま解散ということになってしまいました」と振り返った。また、今後に向けて「これまでの自分と心機一転区切りをつけたかったのと、グローバルに活躍したい」という意味を込めて、芸名を「コージ・トクダ」にすることを発表した。 ダイキこと杉浦大毅も自身のTwitterを更新し「4年前にコージに誘ってもらい、挑戦したお笑いの世界。ブルゾンさんと出会い、沢山のチャンスをいただき、皆様に知ってもらえるようになりました。2人には本当に感謝してます」と思いを告白し、 解散を機に「本名である杉浦大毅として活動していきます」と明かした[5]

2020年4月12日の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ)で、当番組の準レギュラーであったブルゾンちえみの卒業に合わせて一夜限りの復活を果たし、ブルゾンちえみ with Bとして最後のネタを披露した。

メンバー 編集

コージ 編集

徳田 浩至(とくだ こうじ、コージ、 (1987-12-20) 1987年12月20日(36歳)[6] - )
身長182cm大阪府出身[6]。体重:81.8kg、体脂肪率:10.6%、握力:右61.5kg / 左54kg、背筋:185kg、垂直跳び:54cm[7]血液型はA型[要出典]
兄が二人、姉が一人の末っ子である。
大阪学芸高等学校卒業、在校時にオーストラリアへ留学。法政大学文学部英文学科卒業[8]
大手企業数社から内定をもらっていたが、「なんとなく先が見えてしまうなあ」と考え内々定を断り、親の大反対もあったが「エンターテイナーになって日本文化を発信したい」とお笑いの世界へ入った[9]
卒業後はファストフード店でバイトしながら、現在とは別の養成所に入る。しかしその時の相方がオーストラリア人で“ビザ切れたから国に帰る”と言われ解散、その後はひとりで舞台やお笑いライブに出ていた[9]
特技はギターボディパーカッションベンチプレス (120kg)、腕相撲ダーツクレープ作り、殺陣、どの五十音を言われても「アメフトあるある」ネタで返すことが出来ること[10]
好きな漫画は『北斗の拳[10]、『キングダム[11]、『ろくでなしBLUES[12]
好きな音楽は長渕剛[11]
好きな映画、ドラマは『ロード・オブ・ザ・リング』、『トゥルーマン・ショー[11]、『ウォーキング・デッド[12]
英語能力検定準2級(2017年時点)[13]
カメラ一眼レフカメラ)好き[14]
スイーツ好き[14]
左利き(野球は右投げ右打ち)。
レゴ好き[15]
海外へ行くために旅客機に乗るときは遺書を書くほど飛行機が嫌い[16]
小学校の卒業文集に書いた将来の夢は「有名人」[17]
アメフト関連
  コージ・トクダ (徳田 浩至)  
イコールワン福岡SUNS  #9
ポジション DE(ディフェンシブエンド
生年月日 (1987-12-20) 1987年12月20日(36歳)
国籍   日本
出身地 大阪府
身長 182cm
体重 84kg
経歴
高校 大阪学芸高等学校
大学 法政大学
所属歴
2020- みらいふ福岡SUNS
イコールワン福岡SUNS
小中学生時に野球を6年間やっていた[18]。高校でも引き続き野球部に入るか、興味のあったギター部に入るか考えていたが、たまたまアメフト部の部員につかまってキャッチボールをしたところ、うまいと褒められたことでそのままアメフト部に入部した[17]
大学時代は法政大学体育会アメリカンフットボール部(法政大学トマホークス(現:法政大学オレンジ))に所属し[19]。ポジションはDE
大学1年時(2006年度)に甲子園ボウルで勝利し、大学日本一となっている。
大学1年時の背番号は「92」[20]、大学2-4年時は「44」[21]
2008年度甲子園ボウル出場(8-19で立命館大学に敗退)。
2009年度(4年時)は主将を務め(部員全員の投票による[22][23]。関東リーグ戦(2004~2014年)73連勝の歴代主将の一人
2009年度甲子園ボウル出場(東西大学王座決定戦(当時)、38-50で関西大学に敗退、観衆25,000人)[24]
2009年度オール関東[25]
2009年関東決勝(クラッシュボウル早稲田大学に38-11で勝利、その時の選手紹介文は「闘将徳田、熱きタフガイ」[26])。
「アンダーアーマーカレッジボウル2010川崎」(一部リーグA・Bブロックのオールスター同士の試合、Aブロック主将、14-7で勝利) 敢闘賞受賞[27]
アメフト選手としての自分の能力に限界を感じ、社会人でもやろうとは思わなかった。ただあの甲子園ボウルでの感動を再び味わいたいという気持ちからその近道を考えて出した答えがお笑い芸人であった[22]
アメフト歴は高校・大学の計7年[18]
NFLファン(好きなチームはラスベガス・レイダース[28]
2016年発行の甲子園ボウルの記念誌に、「芸人としてブレークし、アメフトの仕事にも携わりたい」との思いをつづっている[22]
2020年3月18日、アメリカンフットボールの選手として復帰し、社会人Xリーグ(X1 Area)でのプレーを目指しチームと交渉していることが報じられた[29]。3月30日に福岡市を本拠地とする社会人アメリカンフットボールチームみらいふ福岡SUNSに加入することが発表された[30]

ダイキ 編集

杉浦 大毅(すぎうら だいき、ダイキ、 (1987-06-19) 1987年6月19日(36歳)[6] - )
身長182cm静岡県浜松市出身[6][31]。血液型A型。浜松市立広沢小学校浜松市立蜆塚中学校浜松学芸高等学校卒業[32]
時代劇DVDを見たことがきっかけで役者になることを決意[3]。役者を志望するため、工学院大学工学部電気システム工学科を3年で中退。
それから大手事務所などのオーディションを受けては落選するという日々を送る(本人曰く、劇団EXILEのオーディションはいい線まで行ったとのこと)[3]。25歳の時に働いていたダイニングバーの客として来店した芸能事務所経営者に誘われて、その事務所に入る[3]
特技はギター、ピアノ法螺貝(楽器として吹く)、短距離走、平泳ぎ、おつまみとワインマリアージュ、ダーツ、ボウリング殺陣日本舞踊[10]
2018年10月には、日本オーガニックライフ教会のオーガニック料理ソムリエに認定された[1]
好きなゲームは『メタルギアソリッド[10]
得意教科は数学[10]
静岡県にある実家ではクッキーとミルキーと名付けられた犬を二匹飼っている。
好きな音楽はエレクトロニック・ダンス・ミュージックハウステクノ[11]X JAPAN[12]
好きな映画、ドラマは『太陽がいっぱい』、『タクシードライバー[11]、『ゴッドファーザー[12]
好きなアニメは「ガンダムシリーズ[11]
富士急ハイランドが好き[12]
電化製品について話すのが得意である[12]
英語能力検定4級(2017年時点)、書道(毛筆3段、硬筆4段)。ジュニアオイスターマイスターの資格有り[13]
父親が脳神経外科医で、父親は息子も医者にしたかったとのこと[33]。また、親族は地元・浜松でホテルチェーンの呉竹荘を経営している[32]
「ブリリアンの金髪じゃない方」と言われるようになってきている[34]
美容にとても気を使っている[35]先端恐怖症
パクチー好き[35]で、ネギ等の薬味系も好物。

出演 編集

テレビ 編集

バラエティー番組 編集

ドラマ 編集

杉浦

広告 編集

雑誌 編集

出典 編集

  1. ^ a b ワタナベコメディスクール公式twitter 2016年6月18日
  2. ^ a b 日経エンタテインメント! 2017年3月号「今月のコンテンツガイド」p.95
  3. ^ a b c d ブルゾンで大ブレークしたダイキ、父親との「闘い」(1/2)”. 日刊スポーツ (2017年9月9日). 2017年9月10日閲覧。
  4. ^ 地球の走り方〜世界ラリー応援宣言〜 2017年2月9日放送回”. gooテレビ (2017年2月9日). 2017年4月7日閲覧。
  5. ^ “「withB」ことブリリアン、解散発表「前を向いて進んでいこうという二人の想い」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2020年3月10日). https://www.oricon.co.jp/news/2157162/full/ 2020年3月11日閲覧。 
  6. ^ a b c d (公式プロフィール)
  7. ^ 究極の男は誰だ!?最強スポーツ男子頂上決戦 出演者紹介
  8. ^ withB ブリリアンコージさん 独占取材-法政大学新聞
  9. ^ a b ブルゾンの脇にいる「with B」 ブレない生き方で意気投合 Newsポストセブン 2017年3月18日
  10. ^ a b c d e 特技一覧”. ワタナベエンターテインメント. 2017年4月7日閲覧。
  11. ^ a b c d e f 趣味一覧”. ワタナベエンターテインメント. 2017年4月7日閲覧。
  12. ^ a b c d e f 得意トーク一覧”. ワタナベエンターテインメント. 2017年4月7日閲覧。
  13. ^ a b 資格一覧”. ワタナベエンターテインメント. 2017年4月7日閲覧。
  14. ^ a b 本人twitterプロフィール
  15. ^ レゴvol.1【冬将軍】
  16. ^ 行列のできる法律相談所 2017年5月28日(日)”. gooテレビ (2017年5月28日). 2017年8月2日閲覧。
  17. ^ a b ブルゾンちえみ脇の芸人はアメフット元主将 背中で語る”. 朝日新聞 (2017年8月25日). 2017年10月4日閲覧。
  18. ^ a b スポーツ経験一覧”. ワタナベエンターテインメント. 2017年4月7日閲覧。
  19. ^ PON! 2017年3月20日放送回”. gooテレビ (2017年3月20日). 2017年4月7日閲覧。
  20. ^ TOUCHDOWN №447 10月号付録
  21. ^ 法政大学配信のアメリカンフットボール部甲子園ボウル出場時の動画
  22. ^ a b c “「ブルゾンちえみ withB」の徳田浩至さんに聞く アメフットXリーグきょう開幕”. 朝日新聞デジタル. (2017年8月26日). https://www.asahi.com/articles/DA3S13103102.html 2020年3月11日閲覧。 
  23. ^ 法政大学トマホークス(44)”. 第64回毎日甲子園ボウルオフィシャルサイト. 2017年4月7日閲覧。
  24. ^ 第64回甲子園ボウル
  25. ^ 関東学生アメリカンフットボール連盟公式HP:インフォメーション
  26. ^ 2009 CLASH BOWL 出場チーム紹介 法政大学トマホークス
  27. ^ 過去の戦績>2009年度の記録>プレーオフゲーム
  28. ^ 本人twitterより
  29. ^ “ブルゾンの背後で葛藤 解散→アメフト復帰決めたコージ”. 朝日新聞デジタル. (2020年3月18日). https://www.asahi.com/articles/ASN3K52KTN3HUTQP01H.html 2020年3月18日閲覧。 
  30. ^ 元ブリリアンのコージ・トクダ 社会人アメフト「みらいふ福岡SUNS」加入、法大で主将”. スポーツニッポン (2020年3月30日). 2020年4月11日閲覧。
  31. ^ 杉浦大毅Facebook「自己紹介」
  32. ^ a b ブルゾンで大ブレークしたダイキ、父親との「闘い」(2/2)”. 日刊スポーツ (2017年9月9日). 2017年9月10日閲覧。
  33. ^ 『withB』がフリートーク解禁 自宅&素顔を公開”. オリコン (2017年5月28日). 2017年5月28日閲覧。
  34. ^ 中山秀征、“じゃない方”芸人と踊る「星降る街角」MV”. BARKS (2017年6月25日). 2017年6月30日閲覧。
  35. ^ a b “with B”ブリリアン・ダイキの女装姿が「可愛すぎる」と話題 共演者から疑いの目を向けられる〈金曜★ロンドンハーツ〉”. モデルプレス (2017年9月2日). 2017年10月4日閲覧。
  36. ^ "ブルゾンちえみ" 2017年ブレイクの予感 大島優子もツボって「おもしろ荘」優勝”. モデルプレス (2017年1月1日). 2017年1月2日閲覧。
  37. ^ gooテレビ番組(関東版)|ぐるぐるナインティナイン 新クイズ2本立て!菅田将暉&松坂桃李&指原莉乃もSP!(2017年1月26日放送回)番組概要 - goo
  38. ^ gooテレビ番組(関東版)|行列のできる法律相談所(2017年1月22日放送回)番組概要 - goo
  39. ^ “ブルゾンちえみ:PON!に新加入 情報番組初レギュラーで「with B」とリポーターに”. MANTAN WEB (毎日新聞デジタル). (2017年4月1日). https://mantan-web.jp/article/20170331dog00m200045000c.html 2017年4月1日閲覧。 
  40. ^ “『PON!』新芸人リポーターにブルゾン、カミナリ、銀シャリら”. ORICON STYLE (オリコン). (2017年4月1日). https://www.oricon.co.jp/news/2088469/full/ 2017年4月1日閲覧。 
  41. ^ “カミナリ、銀シャリ、ブルゾンちえみ with Bが「PON!」リポーターに”. お笑いナタリー (ナターシャ). (2017年4月1日). https://natalie.mu/owarai/news/226914 2017年4月1日閲覧。 
  42. ^ TBS. “オールスター後夜祭”. TBSテレビ. 2018年10月7日閲覧。
  43. ^ “有吉MC「オールスター後夜祭'19春」あかつ、コウメ、ジョイマン、ザコシ集結”. お笑いナタリー (ナターシャ). (2019年4月5日). https://natalie.mu/owarai/news/326796 2019年4月10日閲覧。 
  44. ^ “「with B」ブリリアン、ドラマでブルゾンと初共演 秘書役で女社長に仕える”. ORICON NEWS (oricon ME). (2017年5月18日). https://www.oricon.co.jp/news/2090894/full/ 2017年5月19日閲覧。 
  45. ^ 2周年アニバーサリー”. 「あんさんぶるスターズ!」公式. 2017年5月1日閲覧。
  46. ^ ブルゾンちえみ with B、3人での初CM出演は「あんスタ」”. お笑いナタリー (2017年4月28日). 2017年5月1日閲覧。
  47. ^ ブルゾン高畑充希?新CMで美脚キャリアウーマン”. 日刊スポーツ (2016年6月29日). 2017年7月1日閲覧。

外部リンク 編集