プリメーラ・ディビシオン

スペインのサッカー1部リーグ

プリメーラ・ディビシオン西: Primera División)またはラリーガ西: LALIGA[1][2]は、スペインプロリーグ機構が運営するスペインのプロサッカーリーグ。正式名称は、カンペオナト・ナシオナル・デ・リーガ・デ・プリメーラ・ディビシオン西: Campeonato Nacional de Liga de Primera División)である。2023-24シーズンからコンピューターゲームの販売会社、エレクトロニック・アーツEA Sports)との提携契約により、ラリーガ EA SPORTS(LALIGA EA SPORTS)の名称が用いられる。

ラリーガ EA SPORTS
加盟国 スペインの旗 スペイン
大陸連盟 UEFA
創立 1929
参加クラブ 20
リーグレベル 第1部
下位リーグ セグンダ・ディビシオン
国内大会 コパ・デル・レイ
スーペルコパ・デ・エスパーニャ
国際大会 UEFAチャンピオンズリーグ
UEFAヨーロッパリーグ
UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ
最新優勝クラブ FCバルセロナ (2022-23)
最多優勝クラブ レアル・マドリード (35回)
最多出場選手 アンドニ・スビサレッタ
ホアキン・サンチェス (622試合)
最多得点選手 リオネル・メッシ (474得点)
テレビ局 日本の旗 DAZNU-NEXT
公式サイト laliga.com
2023-24

概要 編集

スペインのプリメーラ・ディビシオンは、イングランドのプレミアリーグ、イタリアのセリエA、ドイツのブンデスリーガ、フランスのリーグ・アンとともに、欧州5大リーグを形成している[3]プリメーラ・ディビシオンは世界で最も人気のあるプロスポーツリーグの1つであり、2018-19シーズンのリーグ戦の平均入場者数は26,933人。これは世界の国内プロスポーツリーグでは6番目に高く、世界のプロサッカーリーグでは、ドイツのブンデスリーガとイングランドのプレミアリーグに次いで3番目に高い。[要出典]

プリメーラ・ディビシオンでは、創設以来計62のチームが参加している。9つのチームがチャンピオンを獲得しており、レアル・マドリードが35回、FCバルセロナが27回獲得している。歴史を通じて概ねこの2クラブが2強を形成しているのがリーグの特徴である。

バルセロナは1929年に初優勝し、アスレティック・ビルバオがリーグ初期で多くのタイトルを獲得していた。1940年代、バレンシアCFアトレティコ・マドリードがいくつかのタイトルを獲得し、レアル・マドリード、バルセロナとタイトルを争う強豪として登場した。1950年代にはレアル・マドリードとバルセロナがチャンピオンシップを支配し、10年間でそれぞれ4つのタイトルを獲得した。1960年代から1970年代にかけてはレアル・マドリードが14のタイトルを獲得し、アトレティコ・マドリードが4つのタイトルを獲得した[4]。1980年代から1990年代にかけても、レアル・マドリードが目立っていたが、アスレティック・ビルバオとレアル・ソシエダバスククラブが成功を収め、それぞれ2つのタイトルを獲得した。

1990年代以降、バルセロナは16のタイトルを獲得している。レアル・マドリードは8つのタイトルを獲得している。更にまた、アトレティコ・マドリードやデポルティーボ・ラ・コルーニャなどの他のチームもタイトルを獲得している。

近年もレアル・マドリードとバルセロナの2強状態は続き、2003-2004シーズンのバレンシアを最後に、上記2クラブとアトレティコ・マドリードのみがリーグタイトルを獲得している。特に2013年以降は毎年この3クラブが1~3位を独占しており、2強+1という様相を呈している。

UEFAリーグ係数によると、プリメーラ・ディビシオンは過去5年間ヨーロッパでトップのリーグであり、他のどの国よりも長い間(22年)ヨーロッパをリードしてきた。UEFAクラブランキングは他のどのクラブよりも多く(22クラブ)、2番目に多いイタリアのセリエAの2倍以上でもある。プリメーラ・ディビシオンのクラブは国際タイトルの、UEFAチャンピオンズリーグ(18回)、UEFAスーパーカップ(15回)FIFAクラブワールドカップ(7回)で、最も多くのタイトルを獲得している。個人賞では、バロンドール(23回)、FIFA最優秀選手賞および、ザ・ベスト・FIFAフットボールアワード(19回)、 UEFA年間最優秀選手および、UEFA欧州最優秀選手賞(11回)で最も多く受賞している。

2023年現在、リーグ全体の市場価値ランキングではプレミアリーグに次いで世界2位に位置し[5]InstagramTwitterFacebookなどのソーシャルメディアのフォロワー数はサッカー界で最も多い累計2億人を有する[6]

2008年からはビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行とのスポンサーシップ契約によりリーガBBVA(リーガ・べべウベア, Liga BBVA)、2016年から2023年まではサンタンデール銀行によりラ・リーガ サンタンデール(LaLiga Santander)、2023年からはエレクトロニック・アーツによりラリーガ EA SPORTS(LALIGA EA SPORTS)の名称が用いられている[7]

大会方式 編集

競技形式 編集

リーグ戦方式で行われ、8月から5月までに行われるシーズンの間に、各クラブは38試合、すべてのクラブと2試合(ホームで1試合、アウェーで1試合)対戦する。チームは合計勝ち点によってランク付けされる。チームは勝利で勝ち点3、引き分けで勝ち点1を獲得し、敗北は勝ち点を獲得できない。シーズン終了時の最高ランクのクラブが優勝となる。

順位決定方式 編集

勝ち点が多い順に順位を決定。もし勝ち点が並んだ場合は下記の様な事例が優先される。

  1. 該当チームの直接対決の結果
  2. 得失点差
  3. 総得点
  4. フェアプレーポイントの少ない方

以上の優先順で順位を決定する。それでも順位が決定しない場合は、順位決定戦を行う。

降格 編集

シーズン終了時点の下位3クラブがセグンダ・ディビシオンへ自動降格となる。

登録枠 編集

登録人数は25名。そしてベンチを含めた各試合で登録できる人数は18名(1999-2000シーズンより移行)。EU加盟国及びEFTA加盟国の国籍を持つ選手は無制限に登録可能(2007年にACPの選手にもEU選手と同等の扱いとなった)。それ以外の国籍を持つ選手は3名のみ登録が認められているが、スペイン市民権(10年以上の居住が必要)を取得した選手や配偶者がEU加盟国のパスポートを保持している選手などはこの枠組みから外れる。

また、スペイン市民権はラテン・アメリカ出身の選手や、スペイン人と結婚した選手など、特定の条件を満たしている選手は必要居住期間が短縮される場合がある。日本では二重国籍が認められておらず、日本国籍を有する限りは外国人扱いとなるため、日本人のラ・リーガ挑戦の大きな障壁となっている。

移籍期間 編集

基本は夏の移籍市場が7月1日〜8月31日までと、冬の移籍市場が1月1日〜1月31日までの2回。(冬の移籍期間の日程は変更の場合がある)ただし、後者の場合、移籍期限までに5試合以上の公式戦(カップ戦含む)に出場した選手は同リーグのチームに移ることは出来ない。上記以外の時期は、原則として移籍は禁止だが、選手の怪我等の理由(5ヶ月以上の欠場となる怪我の場合)で、特別に認められる場合がある。

累積警告 編集

1人の選手につきイエローカード5枚、レッドカード1枚の警告を受けた時点で1試合の出場停止が科せられる。

試合日程・時間 編集

毎節の試合は土・日・月曜日に分散されている。土曜日が18時、20時、22時キックオフの3枠、日曜日が12時、16時、18時、21時半キックオフの4枠、月曜日が21時半キックオフとなっている[8]。このうち土曜日22時はスペイン国内の地上波放送枠、日曜日12時はアジア市場拡大のための枠となっている[8]

また試合日程の決定権はテレビ放映権を持つメディアプロ社にあり、試合2週間前まで日程が確定しないことがある[8]。また、放映権料と同様にレアル・マドリードとバルセロナが日程上優遇されているという指摘がある[8]

2012-13シーズンより、曜日ごとの最終キックオフ時間が23時になった。また、原則1試合だった月曜日に複数試合開催されることになった[9]

歴史 編集

全国選手権創設前 編集

1872年、アンダルシア州ウエルバにイギリスからサッカーが伝えられ、それから17年を経た1889年、スペイン初のサッカークラブであるレクレアティーボ・ウエルバが誕生。これを機にマドリードバルセロナなどの大都市にも次々にサッカークラブが生まれた。1904年にはスペインサッカー連盟の前身団体が国際サッカー連盟(FIFA)に加盟し、1913年にはスペインサッカー連盟(RFEF)が設立された。1920年、アントワープオリンピック出場を主目的としてスペイン代表が創設され、銀メダルを獲得してスペイン国内に一大ブームを巻き起こした。

リーグ創設 編集

1927年4月、アレナス・クルブ・デ・ゲチョのホセ・マリア・アチャ監督は全国選手権の創設を提案した。リーグの規模や参加クラブなどについて議論が重ねられた結果、スペインサッカー連盟(RFEF)は1929年にプリメーラ・ディビシオンを創設した。参加クラブは10クラブであり、コパ・デル・レイの優勝経験があったFCバルセロナレアル・マドリードアスレティック・ビルバオレアル・ソシエダ、アレナス・クルブ、レアル・ウニオンはすべて選出された。それ以外には、コパ・デル・レイで準優勝の経験があったアトレティコ・マドリードRCDエスパニョールCEエウロパの参加が決定し、トーナメント戦を通じてラシン・サンタンデールが10クラブ目に選ばれた。

創設時の10クラブ
クラブ 本拠地 創設年 リーグ
優勝
2023-24
所属
備考
FCバルセロナ カタルーニャ地域, バルセロナ 1899年 27回 プリメーラ コパ・デル・レイ優勝31回
レアル・マドリード マドリード 1902年 35回 プリメーラ コパ・デル・レイ優勝20回
アスレティック・ビルバオ バスク地域, ビルバオ 1898年 8回 プリメーラ コパ・デル・レイ優勝23回
レアル・ソシエダ バスク地域, サン・セバスティアン 1909年 2回 プリメーラ コパ・デル・レイ優勝3回
アレナス・クルブ・デ・ゲチョ バスク地域, ゲチョ 1909年 なし セグンダ・フェデラシオン コパ・デル・レイ優勝1回
レアル・ウニオン バスク地域, イルン 1915年 なし プリメーラ・フェデラシオン コパ・デル・レイ優勝4回
アトレティコ・マドリード マドリード 1903年 11回 プリメーラ コパ・デル・レイ優勝10回
RCDエスパニョール カタルーニャ地域, バルセロナ 1900年 なし セグンダ・ディビシオン コパ・デル・レイ優勝4回
CEエウロパ カタルーニャ地域, バルセロナ 1907年 なし セグンダ・フェデラシオン
ラシン・サンタンデール カンタブリア地域, サンタンデール 1913年 なし セグンダ・ディビシオン

1930年代 編集

アスレティックのリーグ支配

1929年の第1回大会を制したのはバルセロナであり、1931-32シーズンと1932-33シーズンにはレアル・マドリードが2連覇したが、初期のリーガでもっとも成功を収めたのはアスレティック・ビルバオだった。1929-30シーズン、1930-31シーズン、1933-34シーズン、1935-36シーズンに優勝し、1931-32シーズンと1932-33シーズンには2位となった。1934-35シーズンにはベティス・バロンピエが初優勝したが、これは現在でもベティスにとって唯一のリーグ優勝である。

スペイン内戦

スペイン内戦中はリーグ戦そのものが中断され、1936-37シーズンから1938-39シーズンまでの3シーズンは行なわれていない。スペイン第二共和政下の1937年にはカタルーニャ地方やバレンシア地方のクラブが参加したリーガ・メディテラネア(地中海リーグ)が行なわれ、バルセロナが優勝した。70年を経た2007年、バルセロナはスペインサッカー連盟にリーガ・メディテラネアの公式タイトル承認を求めた。

1940年代 編集

群雄割拠の時代

スペイン内戦終結後にプリメーラ・ディビシオンが再開されると、アトレティコ・アビアシオン(現在のアトレティコ・マドリード)、バレンシア、セビージャFCが台頭して強豪に成長した。スペイン内戦では多くのサッカー選手が犠牲となり、また他国への亡命や身柄の拘束などで選手を失ったクラブが多かったが、アトレティコは合併でチーム力強化を行なった。スペイン内戦前にはレアル・オビエドも強豪の一角だったが、内戦中にグラウンドが荒らされたために参戦の権利をアトレティコに譲り、1939-40シーズンと1940-41シーズンにはアトレティコが2連覇を飾った。また、内戦前の戦力が損なわれずに残っていたバレンシアは、1941-42シーズン、1943-44シーズン、1946-47シーズンに優勝を飾り、1947-48シーズンと1948-49シーズンに2位となった。セビージャは短期間だが黄金期を迎え、1939-40シーズンと1941-42シーズンに2位となったほか、1945-46シーズンには初優勝を飾った。1940年代後半にはバルセロナも強豪に成長し、1945-46シーズン、1947-48シーズン、1948-49シーズンに優勝した。1949-50シーズンと1950-51シーズンにはエレニオ・エレーラ監督に率いられたアトレティコが2連覇した。なお、フランシスコ・フランコ独裁政権は世界中から批判され、スペインサッカー界も長い間孤立を余儀なくされた。

1950年代 編集

スター選手の共演

1950年代はFCバルセロナレアル・マドリードの2強のリーグ支配が開始された時代だった。1930年代から1950年代には外国人選手数に厳しい制限が課せられ、ほとんどの期間は外国人選手の登録は3人までに限られた。しかし1950年代、2強はルールの穴を突いてアルフレッド・ディ・ステファノフェレンツ・プスカシュラディスラオ・クバラなど外国出身スター選手を出場させた。クバラに率いられたバルセロナは1951-52シーズンと1952-53シーズンに2連覇し、ディ・ステファノやプシュカーシュ、フランシスコ・ヘントなどが核となったレアル・マドリードは1950年代後半のリーグを支配した。1953-54シーズンと1954-55シーズンに2連覇し、1955-56シーズンはアスレティック・ビルバオが間隙を突いたが、1956-57シーズンと1957-58シーズンにもレアル・マドリードが優勝した。またこの時代のレアル・マドリードはUEFAチャンピオンズカップで5連覇を達成した。エレーラ監督に率いられたバルセロナは、ルイス・スアレスを擁して1958-59シーズンと1959-60シーズンに2連覇し、スアレスはスペイン人として初めてバロンドールを受賞した。

1960年代・1970年代 編集

マドリード勢の時代

1961年から1980年まではレアル・マドリードがプリメーラ・ディビシオンを支配し、この期間だけで14回も優勝した。1960-61シーズンから1964-65シーズンまで5連覇を達成し、その他にも2回の3連覇(1966-67シーズンから1968-69シーズン、1977-78シーズンから1979-80シーズン)を果たした。アトレティコ・マドリードも1965-66シーズン、1969-70シーズン、1972-73シーズン、1976-77シーズンの4回優勝したが、その他のクラブではバレンシアCFが1970-71シーズンに、ヨハン・クライフを擁したバルセロナが1973-74シーズンにマドリード勢の牙城を崩すのみに終わった。

リーグ改編

1976-77シーズンまではプリメーラ(1部)、セグンダ(2部)、テルセーラ(3部)、ディビシオネス・レヒオナレス(4部以下、地域リーグ)という構成だったが、1977年にテルセーラとレヒオナレスが改編され、セグンダとテルセーラの間にセグンダ・ディビシオンBが創設された。これにより、1977-78シーズンからはプリメーラ(1部)、セグンダ(2部)、セグンダB(新3部)、テルセーラ(新4部)、レヒオナレス(新5部以下、地域リーグ)という構成に変更された。

1980年代 編集

バスクの時代

レアル・マドリードの栄光の時代は過ぎ去り、1980-81シーズンと1981-82シーズンにはレアル・ソシエダが初優勝を含む2連覇を飾った。1982-83シーズンと1983-84シーズンには、ソシエダと同じバスク州のクラブであるアスレティック・ビルバオが2連覇を達成した。

キンタ・デル・ブイトレ

1984-85シーズンには、テリー・ベナブルズ監督がバルセロナを優勝に導いたが、1985-86シーズンから1989-90シーズンにはレアル・マドリードが2度目の5連覇を達成した。レオ・ベーンハッカー監督が指揮し、エミリオ・ブトラゲーニョマノロ・サンチスマルティン・バスケスミチェルミゲル・パルデサウーゴ・サンチェスなどを擁したチームはキンタ・デル・ブイトレ(ハゲワシ部隊)と称された。

1990年代 編集

エル・ドリーム・チーム

1988年にはヨハン・クライフがバルセロナ監督に就任し、1990-91シーズンにはエル・ドリーム・チームと呼ばれるチームで3年ぶりの優勝を飾った。1991-92シーズンのUEFAチャンピオンズカップでは決勝に進出し、ロンドンのウェンブリー・スタジアムで行なわれた決勝ではUCサンプドリア(イタリア)を破って初優勝を飾った。国内リーグでは1993-94シーズンまで4連覇を達成した。クライフ監督は在任中に国内外で10個のタイトルを獲得し、ひとりの監督によるタイトル数のスペイン記録を作った。エル・ドリーム・チームはジョゼップ・グアルディオラロナルト・クーマンミカエル・ラウドルップロマーリオフリスト・ストイチコフなどで構成された。1984年から1996年にかけて、リーガのトロフィーは2強が独占した。

スーペル・デポル

1992-93シーズンから2003-04シーズンの12シーズンにおいて、デポルティーボ・ラ・コルーニャは計10シーズンで3位以内に入った。1994-95シーズンにはコパ・デル・レイで初優勝し、1995-96シーズンにはスーペルコパで初優勝。ハビエル・イルレタ監督に率いられ、1999-2000シーズンにはリーグ戦で初優勝を飾った。

1995-96シーズンにはアトレティコ・マドリードが19シーズンぶりのリーグ優勝を飾ったが、アトレティコはこの後長い低迷期に入ることになる。翌シーズンにはレアル・マドリードが優勝した。バルセロナではまたもオランダ人のルイ・ファン・ハールが監督に就任し、ルイス・フィーゴルイス・エンリケリバウドなどの名選手を集め、1997-98シーズンと1998-99シーズンに2連覇した。1990年代、レアル・マドリードは国内リーグで2度しか優勝していないが、1997-98シーズンのUEFAチャンピオンズリーグでは決勝でユヴェントスFC(イタリア)を破り、32年ぶりの優勝を果たした。

2000年代 編集

バレンシアの躍進

エクトル・クーペル監督に率いられたバレンシアCFは1999-2000シーズンと2000-01シーズンのUEFAチャンピオンズリーグで準優勝した。後任のラファエル・ベニテス監督は2001-02シーズンにリーグ優勝し、2003-04シーズンには国内リーグとUEFAカップの2冠に導いた。

ロス・ガラクティコス

国内外でバレンシアとタイトルを争ったのがレアル・マドリードであり、2000-01シーズンと2002-03シーズンにリーグ優勝し、1999-2000シーズンと2001-02シーズンにUEFAチャンピオンズリーグで優勝した。1999-2000シーズンのUEFAチャンピオンズリーグはバレンシア対レアル・マドリードというスペイン勢同士の決勝となり、レアル・マドリードが勝利した。2001-02シーズンはレアル・マドリードが決勝でバイエル・レバークーゼン(ドイツ)と対戦し、ジネディーヌ・ジダンが決勝点を決めて優勝した。2000年代前半から中盤にかけてのレアル・マドリードはロス・ガラクティコスと呼ばれ、ルイス・フィーゴ、ジダン、ロナウドデビッド・ベッカムなどのスター選手が在籍した。

2004-05シーズン、ロナウジーニョを擁したバルセロナは21世紀初の優勝を飾り、2005-06シーズンには国内リーグとUEFAチャンピオンズリーグの2冠を達成した。レアル・マドリードはラウル・ゴンサレスルート・ファン・ニステルローイなどを擁し、2006-07シーズンと2007-08シーズンに2連覇した。

バルセロナの黄金期

2000年代後半にはジョゼップ・グアルディオラ監督率いるバルセロナが新たな黄金期を迎え、ラ・マシアと呼ばれる下部組織出身選手(リオネル・メッシシャビ・エルナンデスアンドレス・イニエスタなど)を中心としたチームで2008-09シーズンから2010-11シーズンまで3連覇した。グアルディオラ監督は在任中に国内外で14個のタイトルを獲得し、クライフの記録を破った。

2010年代 編集

2強の独走優勝

2011-12シーズン、ジョゼ・モウリーニョ監督に率いられたレアル・マドリードはリーグ歴代最多の勝ち点100を記録し、32回目の優勝を飾った。また、得点数(121)、通算勝利数(32)、アウェーでの勝利数(16)もリーグ記録を更新した。しかし翌2012-13シーズン、フランセスク・ビラノバ監督率いるバルセロナが同じくリーグ歴代最多タイとなる勝ち点100を記録し優勝。ホームでの勝利数(18)はリーグ最多記録を単独で更新した。

新たな王者と3強化

2013-14シーズン、ディエゴ・シメオネ監督率いるアトレティコ・マドリードがレアル・マドリード、バルセロナと熾烈な優勝争いを繰り広げ、最終節に勝ち点差3の2位バルセロナとの直接対決に引き分け18シーズンぶり10回目のリーグ優勝を達成した。レアル・マドリード、バルセロナ以外のチームが優勝したのは2003-04シーズンのバレンシア以来10年ぶりのことであった。

2014-15シーズンから2019-20シーズンにかけてはバルセロナとレアル・マドリードがタイトルを分け合ったが、アトレティコ・マドリードはいずれのシーズンも3位以内に入っており、3強として扱われるようにもなった[10][11]

2020年代 編集

所属クラブ 編集

2023-24シーズン
チーム 監督 自治州 ホームタウン スタジアム 収容人数 前年度成績
アルメリア   ガイスカ・ガリターノ   アンダルシア州 アルメリア パワーホース・スタジアム 18,331人 17位
カディス   マウリシオ・ペジェグリーノ カディス ヌエボ・ミランディージャ 20,724人 14位
グラナダ   ホセ・ラモン・サンドバル グラナダ ヌエボ・ロス・カルメネス 19,189人 ☆1位 優勝
ベティス   マヌエル・ペレグリーニ セビリア ベニート・ビジャマリン 60,721人 6位
セビージャ   キケ・サンチェス・フローレス ラモン・サンチェス・ピスフアン 43,883人 12位
マジョルカ   ハビエル・アギーレ   バレアレス諸島 パルマ ソン・モイシュ 23,142人 9位
アラベス   ルイス・ガルシア   バスク州 ビトリア=ガステイス メンディソロツァ 19,840人 ☆4位
アスレティック・ビルバオ   エルネスト・バルベルデ ビルバオ サン・マメス 53,289人 8位
レアル・ソシエダ   イマノル・アルグアシル サン・セバスティアン レアレ・アレーナ 39,500人 4位
ラス・パルマス   ガルシア・ピミエンタ   カナリア諸島 ラス・パルマス グラン・カナリア 31,250人 ☆2位
バルセロナ   シャビ   カタルーニャ州 バルセロナ エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニス 49,472人 1位 優勝
ジローナ   ミチェル ジローナ モンティリビ 13,400人 10位
セルタ・ビーゴ   クラウディオ・ヒラルデス   ガリシア州 ビーゴ アバンカ=バライードス 29,000人 13位
アトレティコ・マドリード   ディエゴ・シメオネ   マドリード州 マドリード シビタス・メトロポリターノ 70,000人 3位
ヘタフェ   ホセ・ボルダラス ヘタフェ コリセウム・アルフォンソ・ペレス 16,500人 15位
ラージョ・バジェカーノ   イニゴ・ペレス マドリード バジェカス 14,708人 11位
レアル・マドリード   カルロ・アンチェロッティ サンティアゴ・ベルナベウ 83,186人 2位
オサスナ   ハゴバ・アラサテ   ナバラ州 パンプローナ エル・サダール 23,576人 7位
バレンシア   ルベン・バラハ   バレンシア州 メスタージャ エスタディオ・デ・メスタージャ 49,430人 16位
ビジャレアル   マルセリーノ ヴィラ=レアル エスタディオ・デ・ラ・セラミカ 23,008人 5位

☆印はセグンダ・ディビシオンでの成績。監督・本拠地などは現時点でのもの。

リーガ・エスパニョーラ2022-23のクラブ所在地 (マドリード)

結果 編集

歴代優勝クラブ 編集

年度 優勝 優勝
回数
2位 3位
1929 バルセロナ 01回 レアル・マドリード アスレティック・クルブ
1929-30 アスレティック・クルブ 01回 バルセロナ アレナス・クルブ
1930-31 アスレティック・クルブ 02回 レアル・ラシン・クルブ レアル・ソシエダ
1931-32 マドリード 01回 アスレティック・クルブ バルセロナ
1932-33 マドリード 02回 アスレティック・クルブ エスパニョール
1933-34 アスレティック・クルブ 03回 マドリード レアル・ラシン・クルブ
1934-35 ベティス 01回 マドリード オビエド
1935-36 アスレティック・クルブ 04回 マドリード オビエド
1936-37 スペイン内戦によりリーグ実施されず
1937-38
1938-39
1939-40 アスレティック・アビアシオン 01回 セビージャ アスレティック・クルブ
1940-41 アスレティック・アビアシオン 02回 アスレティック・クルブ バレンシア
1941-42 バレンシア 01回 レアル・マドリード アスレティック・アビアシオン
1942-43 アスレティック・クルブ 05回 セビージャ バルセロナ
1943-44 バレンシア 02回 アスレティック・アビアシオン セビージャ
1944-45 バルセロナ 02回 レアル・マドリード アスレティック・アビアシオン
1945-46 セビージャ 01回 バルセロナ アスレティック・クルブ
1946-47 バレンシア 03回 アスレティック・クルブ アスレティック・アビアシオン
1947-48 バルセロナ 03回 バレンシア アトレティコ・デ・マドリード
1948-49 バルセロナ 04回 バレンシア レアル・マドリード
1949-50 アトレティコ・デ・マドリード 03回 デポルティーボ・デ・ラ・コルーニャ バレンシア
1950-51 アトレティコ・デ・マドリード 04回 セビージャ バレンシア
1951-52 バルセロナ 05回 アスレティック・クルブ レアル・マドリード
1952-53 バルセロナ 06回 バレンシア レアル・マドリード
1953-54 レアル・マドリード 03回 バルセロナ バレンシア
1954-55 レアル・マドリード 04回 バルセロナ アスレティック・クルブ
1955-56 アスレティック・クルブ 06回 バルセロナ レアル・マドリード
1956-57 レアル・マドリード 05回 セビージャ バルセロナ
1957-58 レアル・マドリード 06回 アトレティコ・デ・マドリード バルセロナ
1958-59 バルセロナ 07回 レアル・マドリード アスレティック・クルブ
1959-60 バルセロナ 08回 レアル・マドリード アスレティック・クルブ
1960-61 レアル・マドリード 07回 アトレティコ・デ・マドリード バルセロナ
1961-62 レアル・マドリード 08回 バルセロナ アトレティコ・デ・マドリード
1962-63 レアル・マドリード 09回 アトレティコ・デ・マドリード オビエド
1963-64 レアル・マドリード 10回 バルセロナ ベティス
1964-65 レアル・マドリード 11回 アトレティコ・デ・マドリード サラゴサ
1965-66 アトレティコ・デ・マドリード 05回 レアル・マドリード バルセロナ
1966-67 レアル・マドリード 12回 バルセロナ エスパニョール
1967-68 レアル・マドリード 13回 バルセロナ ラス・パルマス
1968-69 レアル・マドリード 14回 ラス・パルマス バルセロナ
1969-70 アトレティコ・デ・マドリード 06回 アスレティック・クルブ セビージャ
1970-71 バレンシア 04回 バルセロナ アトレティコ・デ・マドリード
1971-72 レアル・マドリード 15回 バレンシア バルセロナ
1972-73 アトレティコ・デ・マドリード 07回 バルセロナ エスパニョール
1973-74 バルセロナ 09回 アトレティコ・デ・マドリード サラゴサ
1974-75 レアル・マドリード 16回 サラゴサ バルセロナ
1975-76 レアル・マドリード 17回 バルセロナ アトレティコ・デ・マドリード
1976-77 アトレティコ・デ・マドリード 08回 バルセロナ アスレティック・クルブ
1977-78 レアル・マドリード 18回 バルセロナ アスレティック・クルブ
1978-79 レアル・マドリード 19回 スポルティング・デ・ヒホン アトレティ・デ・マドリード
1979-80 レアル・マドリード 20回 レアル・ソシエダ スポルティング・デ・ヒホン
1980-81 レアル・ソシエダ 01回 レアル・マドリード アトレティコ・デ・マドリード
1981-82 レアル・ソシエダ 02回 バルセロナ レアル・マドリード
1982-83 アスレティック・クルブ 07回 レアル・マドリード アトレティコ・デ・マドリード
1983-84 アスレティック・クルブ 08回 レアル・マドリード バルセロナ
1984-85 バルセロナ 10回 アトレティコ・デ・マドリード アスレティック・クルブ
1985-86 レアル・マドリード 21回 バルセロナ アスレティック・クルブ
1986-87 レアル・マドリード 22回 バルセロナ エスパニョール
1987-88 レアル・マドリード 23回 レアル・ソシエダ アトレティコ・デ・マドリード
1988-89 レアル・マドリード 24回 バルセロナ バレンシア
1989-90 レアル・マドリード 25回 バレンシア バルセロナ
1990-91 バルセロナ 11回 アトレティコ・デ・マドリード レアル・マドリード
1991-92 バルセロナ 12回 レアル・マドリード アトレティコ・デ・マドリード
1992-93 バルセロナ 13回 レアル・マドリード デポルティーボ・デ・ラ・コルーニャ
1993-94 バルセロナ 14回 デポルティーボ・デ・ラ・コルーニャ サラゴサ
1994-95 レアル・マドリード 26回 デポルティーボ ベティス
1995-96 アトレティコ・デ・マドリード 09回 バレンシア バルセロナ
1996-97 レアル・マドリード 27回 バルセロナ デポルティーボ・デ・ラ・コルーニャ
1997-98 バルセロナ 15回 アスレティック・クルブ レアル・ソシエダ
1998-99 バルセロナ 16回 レアル・マドリード マヨルカ
1999-00 デポルティーボ・デ・ラ・コルーニャ 01回 バルセロナ バレンシア
2000-01 レアル・マドリード 28回 デポルティーボ・デ・ラ・コルーニャ マヨルカ
2001-02 バレンシア 05回 デポルティーボ・デ・ラ・コルーニャ レアル・マドリード
2002-03 レアル・マドリード 29回 レアル・ソシエダ デポルティーボ・デ・ラ・コルーニャ
2003-04 バレンシア 06回 バルセロナ デポルティーボ・デ・ラ・コルーニャ
2004-05 バルセロナ 17回 レアル・マドリード ビジャレアル
2005-06 バルセロナ 18回 レアル・マドリード バレンシア
2006-07 レアル・マドリード 30回 バルセロナ セビージャ
2007-08 レアル・マドリード 31回 ビジャレアル バルセロナ
2008-09 バルセロナ 19回 レアル・マドリード セビージャ
2009-10 バルセロナ 20回 レアル・マドリード バレンシア
2010-11 バルセロナ 21回 レアル・マドリード バレンシア
2011-12 レアル・マドリード 32回 バルセロナ バレンシア
2012-13 バルセロナ 22回 レアル・マドリード アトレティコ・デ・マドリード
2013-14 アトレティコ・デ・マドリード 10回 バルセロナ レアル・マドリード
2014-15 バルセロナ 23回 レアル・マドリード アトレティコ・デ・マドリード
2015-16 バルセロナ 24回 レアル・マドリード アトレティコ・デ・マドリード
2016-17 レアル・マドリード 33回 バルセロナ アトレティコ・デ・マドリード
2017-18 バルセロナ 25回 アトレティコ・デ・マドリード レアル・マドリード
2018-19 バルセロナ 26回 アトレティコ・デ・マドリード レアル・マドリード
2019-20 レアル・マドリード 34回 バルセロナ アトレティコ・デ・マドリード
2020-21 アトレティコ・デ・マドリード 11回 レアル・マドリード バルセロナ
2021-22 レアル・マドリード 35回 バルセロナ アトレティコ・デ・マドリード
2022-23 バルセロナ 27回 レアル・マドリード アトレティコ・デ・マドリード

クラブ別優勝回数 編集

クラブ名 優勝 2位 優勝年度
レアル・マドリード 35 25 1931-32, 1932-33, 1953-54, 1954-55, 1956-57, 1957-58, 1960-61, 1961-62, 1962-63, 1963-64, 1964-65, 1966-67, 1967-68, 1968-69, 1971-72, 1974-75, 1975-76, 1977-78, 1978-79, 1979-80, 1985-86, 1986-87, 1987-88, 1988-89, 1989-90, 1994-95, 1996-97, 2000-01, 2002-03, 2006-07, 2007-08, 2011-12, 2016-17, 2019-20, 2021-22
バルセロナ 27 27 1929, 1944-45, 1947-48, 1948-49, 1951-52, 1952-53, 1958-59, 1959-60, 1973-74, 1984-85, 1990-91, 1991-92, 1992-93, 1993-94, 1997-98, 1998-99, 2004-05, 2005-06, 2008-09, 2009-10, 2010-11, 2012-13, 2014-15, 2015-16, 2017-18, 2018-19, 2022-23
アトレティコ・デ・マドリード 11 10 1939-40, 1940-41, 1949-50, 1950-51, 1965-66, 1969-70, 1972-73, 1976-77, 1995-96, 2013-14, 2020-21
アスレティック・クルブ 8 7 1929-30, 1930-31, 1933-34, 1935-36, 1942-43, 1955-56, 1982-83, 1983-84
バレンシア 6 6 1941-42, 1943-44, 1946-47, 1970-71, 2001-02, 2003-04
レアル・ソシエダ 2 3 1980-81, 1981-82
デポルティーボ・デ・ラ・コルーニャ 1 5 1999-00
セビージャ 1 4 1945-46
ベティス 1 0 1934-35
レアル・ラシン・クルブ 0 1
ラス・パルマス 0 1
サラゴサ 0 1
スポルティング・デ・ヒホン 0 1
ビジャレアル 0 1

歴代得点王 編集

国際大会での戦績 編集

備考 編集

シーズン別大会名 編集

  • Primera División(1929-2008)
  • Liga BBVA(2008-2016)
  • LaLiga Santander(2016-2023)
  • LALIGA EA Sports FC(2023- )

観客動員数 編集

2016-17シーズンの平均観客動員数は2万6247人で、欧州リーグで3位であった[12]

テレビ放映権 編集

各クラブが個別に放映権について放送局と交渉し契約を結んでいたため、長年リーグ全体の放映権収入の41%がバルセロナとレアル・マドリードの2チームに渡る不均衡が続いていた。しかし2016-17シーズンからはリーガによって一括管理され、放映権による収益全体の45パーセントはプリメーラ(1部)のクラブに均等に分配され、22.5パーセントは直近5年間に行われたリーグ戦の成績を参考に配られることになり、さらに他の22.5パーセントは観客動員数などの要素を考慮して支払われ、残りの10パーセントはセグンダ(2部)へ渡ることとなった[13]

歴代記録 編集

得点数ランキング 編集

2023年6月30日現在
# 選手 所属クラブ 期間 得点 出場
1   リオネル・メッシ バルセロナ 2004–2021 474 520
2   クリスティアーノ・ロナウド レアル・マドリード 2009–2018 311 292
3   テルモ・サラ アスレティック・ビルバオ 1940–1955 251 278
4   カリム・ベンゼマ レアル・マドリード 2009-2023 238 439
5   ウーゴ・サンチェス アトレティコ・マドリード, レアル・マドリード, ラージョ・バジェカーノ 1981–1994 234 347
6   ラウール レアル・マドリード 1994–2010 228 550
7   アルフレッド・ディ・ステファノ レアル・マドリード, エスパニョール 1953–1966 227 329
8   セサル・アルバレス グラナダ, バルセロナ, クルトゥラル・レオネサ, エルチェ 1939–1955 223 353
9   キニ スポルティング・ヒホン, バルセロナ 1970–1987 219 448
10   パイーニョ セルタ, レアル・マドリード, デポルティーボ・ラ・コルーニャ 1943–1956 210 278

出場数ランキング 編集

2023年6月30日現在
# 選手 所属クラブ 期間 出場
1   アンドニ・スビサレッタ アスレティック・ビルバオ, バルセロナ, バレンシア 1981–1998 622
  ホアキン レアル・ベティス, バレンシア, マラガ 2001–2013
2015–2023
3   ラウル・ガルシア オサスナ, アトレティコ・マドリード, アスレティック・ビルバオ 2004- 589
4   ラウール レアル・マドリード 1994–2010 550
5   エウセビオ・サクリスタン バジャドリード, アトレティコ・マドリード, バルセロナ, セルタ 1983–2002 543
6   フランシスコ・ブーヨ セビージャ, レアル・マドリード 1980–1997 542
7   マノーロ・サンチス レアル・マドリード 1983–2001 523
8   リオネル・メッシ バルセロナ 2004–2021 520
9   イケル・カシージャス レアル・マドリード 1999–2015 510
10   セルヒオ・ラモス セビージャ, レアル・マドリード 2003–2021 508

移籍金 in 編集

# 移籍金(€) シーズン 選手名 out in
1 135.00m 2017-18   フェリペ・コウチーニョ   リヴァプール   バルセロナ
2017-18   ウスマン・デンベレ   ボルシア・ドルトムント   バルセロナ
3 127.20m 2019-20   ジョアン・フェリックス   ベンフィカ   アトレティコ・マドリード
4 120.00m 2019-20   アントワーヌ・グリーズマン   アトレティコ・マドリード   バルセロナ
5 115.00m 2019-20   エデン・アザール   チェルシー   レアル・マドリード
6 103.00m 2022-23   ジュード・ベリンガム   ボルシア・ドルトムント   レアル・マドリード
7 101.00m 2013-14   ガレス・ベイル   トッテナム・ホットスパー   レアル・マドリード
8 94.00m 2009-10   クリスティアーノ・ロナウド   マンチェスター・ユナイテッド   レアル・マドリード
9 88.00m 2013-14   ネイマール   サントス   バルセロナ
10 86.00m 2019-20   フレンキー・デ・ヨング   アヤックス   バルセロナ

移籍金 out 編集

# 移籍金(€) シーズン 選手名 out in
1 222.00m 2017-18   ネイマール   バルセロナ --->   パリ・サンジェルマン
2 120.00m 2019-20   アントワーヌ・グリーズマン   アトレティコ・マドリード   バルセロナ
3 117.00m 2018-19   クリスティアーノ・ロナウド   レアル・マドリード   ユヴェントス
4 80.00m 2019-20   リュカ・エルナンデス   アトレティコ・マドリード   バイエルン・ミュンヘン
2018-19   ケパ・アリサバラガ   アスレティック・ビルバオ   チェルシー
6 76.00m 2020-21   アルトゥール   バルセロナ   ユヴェントス
7 75.00m 2014-15   アンヘル・ディ・マリア   レアル・マドリード   マンチェスター・ユナイテッド
8 70.65m 2022-23   カゼミーロ   レアル・マドリード   マンチェスター・ユナイテッド
9 70.00m 2022-23   アレクサンデル・イサク   レアル・ソシエダ   ニューカッスル・ユナイテッド
2019-20   ロドリゴ・エルナンデス   アトレティコ・マドリード   マンチェスター・シティ

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ UEFAカップ、フェアーズカップ優勝を含む。
  2. ^ UEFAカップ、フェアーズカップ準優勝も含む。
  3. ^ UEFAカップに統合。
  4. ^ UEFAカップへ統合。

出典 編集

  1. ^ Comunicado Oficial” (スペイン語). Página web oficial de LALIGA | LALIGA. 2023年8月15日閲覧。
  2. ^ ¿Cuál es la mejor liga de fútbol del mundo?” (スペイン語). BBC News Mundo (2015年3月19日). 2023年8月15日閲覧。
  3. ^ 清水正典「スポーツ社会システムのトータルシステムマネジメント I -ヨーロッパチャンピオンズリーグの隆盛と社会的背景-」『吉備国際大学社会学部研究紀要』第18巻、吉備国際大学社会学部、2008年3月、83-93頁、NAID 1100066335682019年4月17日閲覧 
  4. ^ Lara, Lorenzo (2017年5月22日). “The Real Madrid domination of the 1960s and 70s” (英語). MARCA in English. 2020年3月23日閲覧。
  5. ^ 【2023年版】世界サッカーリーグランキングTOP10選!最も市場価値の高いリーグはどこ? | スポログ!”. sports-log.com (2023年8月25日). 2023年10月13日閲覧。
  6. ^ LaLiga reaches 200 million followers across social networks and cements its position as a global leader in digital strategy” (英語). LALIGA (2023年6月29日). 2023年7月19日閲覧。
  7. ^ ラリーガ公式 (2023年7月7日). “ラリーガ、EA SPORTSと共に新時代へ”. スポーツナビ. Yahoo!ニュース. 2023年7月10日閲覧。
  8. ^ a b c d イレギュラーなリーガのキックオフ時間、その背景には…”. スポーツニッポン (2012年4月21日). 2012年8月20日閲覧。
  9. ^ 異例のリーガ開催日程にアトレティコ会長が激怒”. Goal.com (2012年8月5日). 2012年8月20日閲覧。
  10. ^ “シメオネ、リーガ3強として扱われる現状に…「私たちはバルサでもマドリーでもない。アトレティコに対する要求をしてくれ」”. サッカーキング. (2018年9月25日). https://www.goal.com/jp/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9/%E3%82%B7%E3%83%A1%E3%82%AA%E3%83%8D%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%AC3%E5%BC%B7%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E6%89%B1%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%82%8B%E7%8F%BE%E7%8A%B6%E3%81%AB%E7%A7%81%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AF%E3%83%90%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%81%A7%E3%82%82%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%A7%E3%82%82%E3%81%AA%E3%81%84%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B3%E3%81%AB%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B%E8%A6%81%E6%B1%82%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%82%8C/syimpz2errqa17gldil7a9f07 2021年4月26日閲覧。 
  11. ^ “リーガ3強が対象…今週末もリーグ戦が開催されたらどんなスタメンになる!?”. サッカーキング. (2019年10月10日). https://www.soccer-king.jp/news/world/esp/20191010/988220.html 2021年4月26日閲覧。 
  12. ^ 欧州最多の観客動員数はブンデスで平均4万2388人!一方で集客率トップは?”. footballchannel. 2019年4月17日閲覧。
  13. ^ リーガ、来期以降の放映権契約に合意…3年合計3500億、さらに上昇も”. サッカーキング (2015年12月4日). 2016年12月18日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集