ペトラス・グラジュリス

ペトラス・グラジュリスPetras Gražulis1958年10月28日 - )は、リトアニア政治家で、国会議員。リトアニア語のほか、ロシア語フランス語を話す。家族は、妻のラミンタと息子のマルティーナスとシモナス、および娘のマリヤとガブリエレ。[1]

ペトラス・グラジュリス
Petras Gražulis
生年月日 (1958-10-28) 1958年10月28日(65歳)
出生地 ソビエト連邦リトアニア、マンクーナイ
出身校 カウナス工業大学
所属政党リトアニア・キリスト教民主党(1989-2001年)→)
リトアニア・キリスト教民主派(2001–2008年)→)
秩序と正義(2008年 - )→)
民族公正党(2021年 – )
配偶者 ラミンタ
選挙区 ガルグジュダイ選挙区
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経歴 編集

農家の家に15人兄弟の1人として生まれる。兄弟のカジミエラスとアンタナスは、カトリック教会の聖職者で、ユオザスはリトアニア国軍の従軍神父であった。

1975年、ミロスラヴァス中等学校を卒業し、その後、カウナス工業大学で学んだ。

若い頃から地下運動に携わり、『リトアニア・カトリック教会新聞』を広めた。1988年、ソ連軍への従軍を拒否したことを理由に逮捕され、ルキシュキス刑務所に収監された。その後、プラヴィエニシュケスに移送され、モルドヴィアへと送還された。

1989年2月10日、他の同志と共にリトアニア・キリスト教民主党 (LKDP) を再結党し、党の週刊機関紙『アプジュヴァルガ』の発行に関わった。1990年より1994年までLKDPカウナス支部長を務めた。その後2001年から2004年までLKDPの党首も務めた。

1990年から1995年までカウナス市議会議員として教育文化委員会で働いた。また、助役にも選ばれた。1996年から2008年まで国会議員(リトアニア・キリスト教民主党およびリトアニア・キリスト教民主派所属)、2008年からは、政党「秩序と正義」所属の国会議員。2018年、同党所属のロランダス・パクサス欧州議会議員とともに市民運動「私は民族を叫ぶ(Šaukiu aš tautą)」を設立した[2]。この名称はヴィータウタス・ケルナギスリトアニア語版の歌のタイトルにちなむ。

2020年の国会議員選挙では、ガルグジュダイ選挙区において無所属で立候補し、当選。

主張 編集

グラジュリスは同性愛には否定的で、2012年には「すべてのゲイはリトアニアから出ていくべきだ」との発言をし波紋を呼んだ[3]

脚注 編集