アコードACCORD、雅閣)は、本田技研工業が生産・販売している中型高級乗用車である。

ホンダ・アコード
11代目 米国仕様
概要
別名 ホンダ・ビガー(2代目、3代目)
いすゞ・アスカ(5代目、6代目)
製造国 日本の旗 日本(1976年 - 2019年)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国(1981年 - 現在)
タイ王国の旗 タイ(2012年 - 現在)
販売期間 1976年5月8日[1]-
ボディ
ボディタイプ 3ドアハッチバック(初代 - 3代目)
4ドアセダン
2ドアクーペ(3代目 - 9代目)
5ドアステーションワゴン(4代目 - 8代目)
エンジン位置 フロント
駆動方式 前輪駆動(初代から5代目・8代目以降) / 四輪駆動(6・7代目)
系譜
先代 ホンダ・145[2]
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概要 編集

1976年に145の後継モデルとして登場[2]。かつてはミドルクラスに位置していたが、シビックのミドルクラスへの移行とインスパイアの生産終了に伴い、アッパーミドルクラスへと移行している。また、ホンダを代表する世界戦略車であり、北米市場やイギリスなどで、販売台数の上位を占める。 1985年レジェンドが発売される以前と2012年のレジェンド生産終了から新型モデルが国内導入される2015年1月までは、同社のフラッグシップモデルであった。なお、2021年12月のレジェンド生産・販売の終了に伴い再びフラッグシップモデルとなった。 初登場時の形態は1.6Lエンジンを搭載した中型の3ドアハッチバック車であり、同社のシビックから、より上位の車種への買い替えを求める層の受け皿として開発された。開発責任者(LPL)はシビックも手がけた木澤博司が担当。開発は「654計画」と呼ばれ、先に中止されていた2.0L直列6気筒エンジンを搭載するアッパーミドルカー[3][4]653計画」のスタッフが加わっている[5][6]

初代 SJ/SM型(1976-1981年) 編集

ホンダ・アコード(初代)
SJ/SM型
 
ハッチバック
 
セダン
概要
製造国   日本
販売期間 1976年-1981年
デザイン 岩倉信弥
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 3ドア ハッチバック
4ドア セダン
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン EF型:1.6L 直4 SOHC CVCC
→EP型:1.6L
EK型:1.8L 直4 SOHC CVCC
変速機 4速MT/5速MT/ホンダマチック
サスペンション
サス前 マクファーソンストラット
サス後 マクファーソンストラット
車両寸法
ホイールベース 2,380mm
全長 3ドア:4,105 - 4,125mm
4ドア:4,325 - 4,450 mm
全幅 1,620mm
全高 3ドア:1,340mm
4ドア:1,360mm
車両重量 3ドア:835 - 875kg
4ドア:895 - 945kg
その他
販売終了前月までの新車登録台数の累計 37万38台[7]
系譜
先代 ホンダ・145[2]
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1976年5月8日
中型の3ドアハッチバック車として登場した。近い車格では145クーペ以来となる。好燃費・低公害を主眼に設計され、アメリカ及び日本では、昭和51年排出ガス規制をクリアしたCVCC仕様のEF型エンジンが搭載されていた。設備投資を抑えるため、シビック用1.5Lエンジンを最大限までストロークアップしたエンジン[8]となっている。
1977年10月14日
1973年11月のホンダ・145セダンの販売終了以来、3年11か月ぶりとなるノッチバックの4ドアサルーンを追加発売。
1978年9月1日
昭和53年排出ガス規制をクリアした1.8LのEK型エンジンへと換装し1.6Lモデルを廃止[9]。また最上級グレード「EX」には、当時の国産車では珍しかった車速感応型パワーステアリングが標準装備され、その後追加された「EX-L」にはパワーウインドウが、1800サルーン「EX-L」にはフルオートエアコンが追加された。1800サルーンのダッシュボードはトレイのないデザインとなっている。
1979年10月
それまでは2速のホンダマチックに3速(オーバードライブ)を追加[注釈 1]し、パワーステアリングを装備した1800サルーン「ES」が追加された。
1980年4月25日
エンジンがCVCC-IIにバージョンアップされ、パワーアップとラピッド・レスポンスコントロールシステムによる運転性の向上が図られた。同時に、サルーンのヘッドライトを角目4灯式にデザイン変更。
1980年7月
1.6Lモデルの再登場。クイントと同スペックのEP型エンジンが搭載された。

初代アコードは、約90ヵ国に輸出された[10]

2代目 SY/SZ/AC/AD型(1981-1985年) 編集

ホンダ・アコード(2代目)
SY/SZ/AC/AD型
 
前期型(1981年-1983年)
 
後期型(1983年-1985年)
概要
製造国   日本
  アメリカ合衆国
  ニュージーランド
販売期間 1981年9月-1985年5月
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドア セダン
3ドア ハッチバック
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン 前期
EP型:1.6L 直4 SOHC CVCC II
EK型:1.8L 直4 SOHC CVCC II
後期
EY型:1.6L 直4 SOHC CVCC II
ES型:1.8L 直4 SOHC CVCC II
変速機 5速MT/ホンダマチック/4速AT
サスペンション
サス前 マクファーソンストラット
サス後 マクファーソンストラット
車両寸法
ホイールベース 2,450mm
全長 4ドア:4,410mm
3ドア:4,210mm
全幅 1,650 mm
全高 4ドア:1,355 - 1,375mm
3ドア:1,335mm
車両重量 4ドア:920 - 970kg
3ドア:915 - 960kg
その他
姉妹車 ホンダ・ビガー(初代)
販売終了前月までの新車登録台数の累計 15万4,741台[11]
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1981年9月22日
フルモデルチェンジ。同時に姉妹車ビガーが誕生した[12]
エンジンは先代からキャリーオーバーされたEP型とEK型の2種。オプションで、前後の荷重変化による車高変化を修正して2段階の車高変化が可能な、「オートレベリングサスペンション」を装着できた。クルーズコントロールは全グレードに装備され、操作スイッチはステアリング・ホイールに取り付けられた。また世界で初めて民生用カーナビゲーション(自社開発のガスレートジャイロ方式)がメーカーオプションとして用意された[12][13]。運転席と助手席を各々の目的に最適設計した「性格分けパーソナルシート」を採用している。また、この代より、フロントウインドウが全てのグレードにおいて合わせガラスとなっており、安全性の向上が図られている。
1982年11月3日
一部変更。ホンダマチックは4速フルオートマチック[注釈 2]へ改良された。
1983年6月17日
マイナーチェンジ。エンジンフードも変更されセミコンシールドワイパーとなった。前期型では全車逆スラントノーズであったが、サルーンはバーチカルノーズに、ハッチバックは同年登場の3代目シビックにも通じるスラントノーズに変更されフロントマスクのイメージが大きく変化した。
エンジンは1.6LがEY型、1.8LがES型へそれぞれ変更。また、ABS(呼称は、4w A.L.B)搭載車も一部グレードに設定された。「性格分けパーソナルシート」を更に見直し、サルーンとハッチバックで各々に最適な座面形状に変更している。
1984年5月24日
1.8Lエンジンに電子制御燃料噴射装置の「PGM-FI」仕様が追加された。なお、このエンジンはCVCCを採用していない。

アメリカでの販売 編集

1982年に、日本車として初めてアメリカ、オハイオ州メアリーズビル工場で生産されることになった。アメリカでは非常に高い人気を誇る。

なお北米仕様はヘッドライトが初代ビガーと同じく、SAE規格の角型4灯となっている。

3代目 CA1/2/3/4/5/6型(1985-1990年) 編集

ホンダ・アコード/
ホンダ・アコードCA(3代目)
CA1/2/3/4/5/6型
 
セダン 前期型・日本仕様
 
 
概要
別名 ホンダ・ビガー(2代目)
※セダンのみ
製造国   日本
  アメリカ合衆国
  ニュージーランド
販売期間 1985年6月-1989年8月
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドア セダン
2ドアクーペ
3ドア ハッチバック(エアロデッキ)
3ドア ハッチバック(ファストバック
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン A18A型:1.8L 直4 SOHC
B18A型:1.8L 直4 DOHC
B20A型:2.0L 直4 DOHC
A20A型:2.0L 直4 SOHC
最高出力 120PS/5,800rpm
最大トルク 16.9kgfm/4,000rpm
変速機 5速MT/4速AT
サスペンション
サス前 ダブルウィッシュボーン
サス後 ダブルウィッシュボーン
車両寸法
ホイールベース 2,600mm
全長 4,535mm
全幅 1,695mm
全高 1,355mm
車両重量 1,000 - 1,150kg
その他
備考 クーペのみ1990年まで販売
販売終了前月までの新車登録台数の累計 28万2,280台[14]
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1985年6月4日
セダンをフルモデルチェンジ。国内、北米、オセアニアモデルはリトラクタブル・ヘッドライトヨーロッパモデルは異型4灯式ヘッドランプ(セダン)を採用するなど、仕向地によってフロントフェイスが変更された。
搭載エンジンは一新され、新開発のDOHCエンジンであるB18A型/B20A型(PGM-FI仕様)とSOHCのA18A型の3種類となる。B20A型はシリンダーヘッドだけでなく、当時鋳鉄製が主流だったシリンダーブロックアルミニウム製で、エンジン重量あたりの出力効率は当時の世界一を記録した。サスペンションにはそれまでのストラット式サスペンションからダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用。4輪すべてがダブルウィッシュボーン式となったのはFF量産車として初めてとなる。ボディデザインはフラッシュサーフェス処理により空力に優れ、cd値0.32を達成した。1985年日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。
1985年7月20日
3ドアハッチバックがフルモデルチェンジ。日本と欧州ではシューティングブレークスタイルの「アコードエアロデッキ」が導入された一方、北米とオーストラリアでは初代・2代目と同様のファストバックタイプが導入された。搭載エンジンはB18A型、B20A型、A18A型。セダンと異なり、欧州市場でもリトラクタブルライトのフロントフェイスを採用した。
1987年5月
国内モデルをマイナーチェンジ。2.0LモデルにA20A型エンジン仕様の追加、大型バンパー、カラードドアミラーリアコンビネーションランプの意匠変更、B20A型のヘッドカバーの金から黒への塗装色変更、2.0Lモデルのブレーキローター径の変更、ATの改良、インテリアトリムの変更、電動格納式ドアミラーの追加等が行われた。
1987年7月3日
ヨーロッパ仕様と同等の薄形異型2灯式ヘッドライトを装着した「アコードCA」の販売を開始。「CA」とは「CONTINENTAL ACCORD」を意味する。
1988年4月8日
アメリカのオハイオ州で開発および生産された2ドアノッチバックボディのアコードクーペ(左ハンドル仕様)の日本での販売が開始され、日本国外の日本車工場の乗用車を輸入して販売するのは、これが史上初となった。搭載エンジンはA20A型のみ。同時に「アコードCA」にもDOHCエンジン搭載車が追加される。
1988年9月
一部変更。ATにシフトロックシステムが追加。同時にエアコンを標準装備して価格を引き下げた「スーパーステージ」が発売される。

型式は以下のとおり

  • CA1=A18Aエンジン、1.8L、シングルキャブ(日本)
  • CA2=B18Aエンジン、1.8L、CVデュアルキャブ(日本)
  • CA3=B20Aエンジン、2.0L、PGM-FI(日本)
  • CA4=A16Aエンジン、1.6L、シングルキャブ(南欧)
  • CA5=A20Aエンジン、2.0L、特装車。シングルキャブ/PGM-FI(日本、北米、欧州、豪州)、B20Aエンジン、2.0 L、PGM-FI(欧州)
  • CA6=A20Aエンジン、2.0L、PGM-FI(日本に輸入されたクーペ)

発売後、旧ホンダ店がクリオ店プリモ店に分割され、のちにアコードはクリオ店専売車種となるが(プリモ店向けの後継車両はアスコット)、このモデルまでは経過措置としてプリモ店でも併売されていた(「CA」はクリオ店専売車種)。逆に、のちにプリモ店専売車種となるシビックも同じ理由で1987年まではプリモ店とクリオ店の併売だった。

4代目 CB1/2/3/4型(1989-1994年) 編集

ホンダ・アコード(4代目)
CB1/2/3/4型
 
セダン 後期型・米国仕様
 
セダン 前期型・欧州仕様
概要
製造国   日本
  アメリカ合衆国
  ニュージーランド
販売期間 1989年9月-1993年9月
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドア セダン
5ドア ステーションワゴン
2ドア クーペ
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン F18A型:1.8L 直4 SOHC
F20A型:2.0L 直4 SOHC
F20A型:2.0L 直4 DOHC
F22A型:2.2L 直4 SOHC
変速機 4速AT/5速MT
サスペンション
サス前 ダブルウィッシュボーン
サス後 ダブルウィッシュボーン
車両寸法
ホイールベース 2,720mm
全長 4,680mm
全幅 1,695mm
全高 1,390mm
車両重量 1,150 - 1,350kg
その他
備考 ワゴンとクーペのみ1994年まで販売
姉妹車 ホンダ・アスコット(初代)
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1989年9月13日
フルモデルチェンジ。初代から続いていた3ドアハッチバック(エアロデッキ含む)が廃止され、4ドアセダンのみとなった。なお、ラインナップからアコードが外されたプリモ店には、専売車種として姉妹車のアスコットが投入されている。
スタイルは先代のキープコンセプトだったが、サイズは5ナンバーフルサイズまで拡大され、全高が上げられたことによりキャビンの居住性も向上した。先代と同様、4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションだが、サスストロークが増やされ乗り心地や路面への追従性が向上した。エンジンはアルミ合金ブロックの新開発F型に変更され、全車4バルブ化されている。トランスミッションは全グレードとも、特徴的な7ポジションの4速ATと5速MTが用意されたが、2.0L(SOHC仕様)とアメリカ製クーペ・ワゴンの国内仕様は4速ATのみだった。
室内の内張りの素材を、音がこもりやすいフロアやルーフには新開発のハニカム構造の防音材を採用し、触感も考慮された。またスタンレー電気と共同開発したマルチリフレクター式ヘッドライトが採用され、バルブのみが取り替えられるタイプに変更された。
1990年4月1日
アコードクーペをモデルチェンジし発売開始。このモデルもアメリカで開発および生産され、エンジンはF20A型を搭載した。
1991年4月4日
クーペと同様にアメリカ開発・生産の「アコードワゴン」を販売開始。エンジンはF22A型のみ。
1991年7月
マイナーチェンジ。フロントバンパー内のターンシグナルランプのレンズがクリアからアンバーに変更されたほか、セダンとクーペのテールランプが新意匠となった(ワゴンは変更されず)。その他グレード体系の見直し(1.8Lの4WS仕様を廃止)、サイドドアインパクトビーム・SRSエアバッグトラクションコントロールシステム(TCS)などの安全装備が追加されたのをはじめ、カーナビゲーションが初めてオプション設定された。
1992年2月
クーペにF22A型エンジン搭載の「2.2iエクスクルーシブ」を追加。
1992年6月
アメリカで生産された左ハンドル仕様のセダンを「スペシャル・エディション」として2,000台限定で発売。エンジンはF22A型を搭載。
1993年4月[15]
セダンの生産終了。在庫対応分のみの販売となる。
1993年9月
セダンが5代目にフルモデルチェンジして販売終了。販売終了前月までの新車登録台数の累計は11万1278台[16]

欧州仕様 編集

当時提携関係にあった英国ローバーグループとの共同開発によって、欧州専用の4ドアセダンを販売した。ローバー・600は姉妹車にあたる。日本国内や北米向けがCD型に置き換わった後でも、欧州仕様は1997年まで小改良を行いそのまま生産していた。1992年にはこのモデルをハードトップ(サッシュレスドア)に変更し、アスコットイノーバとして日本で発売。生産も日本国内で行われた。

また、1995年からはこのモデルをベースとして、ホンダUKがイギリスツーリングカー選手権(BTCC)へ参戦。ボルボルノーボクスホールなどを相手に序盤は低迷したものの、熟成が進むにつれ成績も向上し、全日本ツーリングカー選手権(JTCC)仕様のエンジンを得た1997年には初優勝を飾っている。

5代目 CD3/4/5/6型(1993-1997年) 編集

ホンダ・アコード(5代目)
CD3/4/5/6型
 
前期型(1993年-1996年)
 
後期型(1996年-1997年)
 
概要
別名 いすゞ・アスカ(3代目)
※セダンのみ
製造国   日本
  アメリカ合衆国
  ニュージーランド
  メキシコ
  フィリピン
販売期間 1993年9月-1997年9月
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドア セダン
5ドア ステーションワゴン
2ドア クーペ
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン F18B型:1.8L 直4 SOHC ベルト駆動
F20B型:2.0L 直4 SOHC
F22B型:2.2L 直4 SOHC VTEC
H22A型:2.2L 直4 DOHC VTEC
変速機 4速AT/5速MT
サスペンション
サス前 ダブルウィッシュボーン
サス後 ダブルウィッシュボーン
車両寸法
ホイールベース 2,715mm
全長 4,675mm
全幅 1,760mm
全高 1,410mm
車両重量 1,240 - 1,360kg
その他
備考 クーペとワゴンは1年遅れでフルモデルチェンジ
販売終了前月までの新車登録台数の累計 7万3,589台[17]
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1993年9月2日
セダンをフルモデルチェンジ。:アメリカのFVMSS(Federal Motor Vehicle Safety Standards、全米自動車安全基準)に合致すべく、全車が3ナンバーボディとなった。この代よりいすゞ自動車アスカとしてOEM供給されている。
エンジンはそれまで設定されていたキャブレター仕様の廃止で全てPGM-FI仕様になり、トルク・パワーともに向上した。主力モデルのF22B型、F20B型、F18B型の他、スポーツグレード用のH22A型がラインナップされ、2.2LモデルはそれぞれVTEC化が施された。
Maniaxcars誌によると足回りのセッティングには黒澤元治が関与したとされている。
アメリカ市場を重視した設計のため5ナンバーの日本専用車種 アスコット(2代目)/ラファーガを発売したが、結果はそれらのモデル以上の販売成績をおさめ、先代よりも堅調な売れ行きを示した。
1994年3月
クーペ・ワゴンをフルモデルチェンジ。生産は引き続きHAMにて行われた。
1994年10月20日
現行型をベースとしたミニバンオデッセイが発売。ホンダの景気回復とともにミニバンブームの火付け役となり、大ヒットとなった。
1995年
アメリカおよびオーストラリア市場向けにエンジンフードを延長し、初代レジェンド用のC27A型エンジンを搭載した仕様を追加。
1996年7月1日
セダンをマイナーチェンジ。外装のデザインに加え、スポーティモデルの内装は専用のブラックモノトーンに変更される。
1996年9月5日
クーペ、ワゴンをマイナーチェンジ。日本製のセダンに準じた外装に変更された他、スポーティモデル「SiR」が追加される。
1997年8月[18]
生産終了。在庫対応分のみの販売となる。
1997年9月
6代目とバトンタッチして販売終了。

モータースポーツ 編集

EG型シビックフェリオに替わり、1996年から1997年まで全日本ツーリングカー選手権(JTCC)に参戦。2年の間に通称「1X」、「2X」、「2.5X」、「3X」と呼ばれる4タイプの車両を投入した。外装はフロントスポイラーが童夢、リアウィングはムーンクラフトと競作による空力パーツを装着。エンジンはH22A型を2.0Lに排気量ダウンし、吸排気効率を高めるため前方吸気、後方排気のリバースヘッドに変更され、最高出力は310ps/8,500rpmを超える[19]。1996年は服部尚貴(ムーンクラフト)が、1997年にはさらに前後ワイドトレッド化したマシン(3X)で中子修無限)がそれぞれドライバーズチャンピオンを獲得した。また1997年はTEAM無限HONDAがチームタイトルを獲得している。また、JTCCとほぼ同じ規定だったイギリスツーリングカー選手権にも参戦している。

6代目 CF3/4/5/CL1/3型(1997-2002年) 編集

ホンダ・アコード(6代目)
CF3/4/5/CL1/3型
 
日本仕様 前期型 2.0VTS 4WD フロント
 
日本仕様 前期型 2.0VTS 4WD リア
概要
製造国   日本
販売期間 1997年9月-2002年10月
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドア セダン
5ドア ステーションワゴン
2ドア クーペ(日本未発売)
駆動方式 FF/4WD
パワートレイン
エンジン F18B型:1.8L 直4 SOHC ベルト駆動 VTEC
F20B型:2.0L 直4 SOHC VTEC
F20B型:2.0L 直4 DOHC VTEC
H22A型:2.2L 直4 DOHC VTEC
最高出力 220PS/7,200rpm
最大トルク 22.5kgf·m/6,700rpm
変速機 4速AT/5速MT
サスペンション
サス前 ダブルウィッシュボーン
サス後 ダブルウィッシュボーン
車両寸法
ホイールベース 2,665mm
全長 4.635mm
全幅 1,695 - 1,720mm
全高 1,420 - 1,440mm
車両重量 1,230 - 1,330kg
その他
備考 クーペは日本未発売
姉妹車 ホンダ・トルネオ
いすゞ・アスカ(4代目)
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1997年9月4日
セダン・ワゴンをフルモデルチェンジ。この代から世界共通フレキシブルプラットフォームを採用し、各地域のニーズに適した車両寸法/形式で生産する方針が採られた。日本仕様は4代目以来の5ナンバーボディが採用されるが、ワゴンのみフェンダー幅が若干拡げられた3ナンバーボディとなる。当モデルの前後の意匠を変えた姉妹車、トルネオを発表した。また、先代同様にこのモデルもいすゞ自動車にアスカとしてOEM供給された。
エンジンはF18B型、F20B型(SOHC/DOHC)の3種類で、全モデルにVTECを採用した。ワゴンはオデッセイと同じF23A型がラインナップされる。ミッションは5速MTと4速ATのラインナップで、スポーティモデルにはSマチック付ATが組み合わせられる。また、アコードとしては初の四輪駆動モデルも設定された。
安全装備として「SiR」にVSAと呼ばれる車両挙動安定化システムが標準装備されるほか、上位グレードのロービームにディスチャージヘッドランプが装備される。
1998年5月21日[20]
特別仕様車「ホワイトパールエディション」を発売。ダイヤカットタイプの専用アルミホイールやトランクスポイラー、BOSEサウンドシステムなどを装備するほか、専用ボディカラーとしてケーマンホワイトパールを設定する。
1999年1月21日[21]
一部改良。2.0L VTSシリーズ全車にHONDA LEVを採用。SiRおよびSiR-Tに「Sパッケージ」を追加。「2.0VTS」の4WDモデルに「Fタイプ」を追加など。
1999年7月30日[22]
2.0L VTSシリーズが平成12年排出ガス規制適合車となった。あわせて特別仕様車「クリーンスポーティス」を発売「2.0VTS」をベースにアルミホイールや革巻ステアリング、フロントスポーツシートなどを装備する。
2000年6月1日[23]
マイナーチェンジ。主にフロントグリルとテールランプのデザインが変更がされたほか、スポーツグレードの「ユーロR」(H22A型、5段MT)を追加した。また、2.0 VTSに「レザーパッケージ」を設定したほか、新たに「1.8 VTE」を追加。
2001年5月31日[24]
大型ロアスカートや専用アルミホイールを装備した「SiR・Euroパッケージ」を新たに設定。標準装備のオーディオをカセットチューナーからCDチューナーへ変更。
2002年5月9日[25]
特別仕様車「スタイルエディション」「プレミアムエディション」「Euro-R・X」を発売。
2002年9月[26]
生産終了。在庫対応分のみの販売となる。また、いすゞ自動車にOEM供給されていたアスカも販売を終了したが、同車は2002年3月をもってオーダーストップし、ひと足早く在庫対応分のみに移行している。
2002年10月
7代目と交代して販売終了。販売終了前月までの新車登録台数の累計は19万4172台[27]

北米・アジア・オセアニア仕様 CG1/2/3/4/5/6 編集

アメリカでは乗用車の年間売上のトップ争いの常連であるため、北米仕様はキープコンセプトながらも更なる大型化がされ、当初からV6エンジンを搭載するモデルも用意された。また中国、韓国、東南アジア、オセアニア市場にも北米仕様をベースにした車種が投入されており、世界的にみればこちらがメインともいえる。ボディタイプはセダンとクーペの2種類となり、北米市場で需要が縮小していたワゴンはラインアップから落とされた。

4気筒モデルは、カリフォルニアのULEV基準を世界で最初に満たした市販車である。

欧州仕様 CH1/2/3 編集

ボディタイプはセダンと5ドアハッチバックの2種類となり、車体寸法は日本仕様と比較して全幅が広く、全長が短い。生産は英国のスウィンドンの工場で行われた。エンジンは1.8L、2.0L、2.2Lと2.3L。モデル途中で日本からプレリュードタイプS用の2.2Lエンジンを輸入して搭載した「タイプR」と、アコードワゴン用の2.3Lエンジンを搭載した高級志向の「タイプV」がラインアップに加わった。先代と同様にBTCCに参戦した。エンジンはJTCCで用いられていたH22A改が使用されていた。

7代目 CL7/8/9型(2002-2008年) 編集

ホンダ・アコード(7代目)
CL7/8/9型
 
前期型
 
 
後期型
概要
製造国   日本
販売期間 2002年10月-2008年12月
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドア セダン
5ドア ステーションワゴン
2ドア クーペ(日本未発売)
駆動方式 FF/4WD
パワートレイン
エンジン K24A型:2.4L 直4 DOHC i-VTEC
K20A型:2.0L 直4 DOHC チェーン駆動 i-VTEC
最高出力 200PS/6,800rpm
155PS/6,000rpm
152PS/6,000rpm
最大トルク 23.7kgf·m/4,500rpm
19.2kgf·m/4,500rpm
19.0kgf·m/4,500rpm
変速機 5速AT/6速MT
サスペンション
サス前 ダブルウィッシュボーン
サス後 5リンク・ダブルウィッシュボーン(マルチリンク
車両寸法
ホイールベース 2,665 - 2,670mm
全長 4,665mm
全幅 1,760mm
全高 1,450 - 1,470mm
車両重量 1,370 - 1,490kg
その他
備考 クーペは日本未発売
販売終了前月までの新車登録台数の新車登録台数の累計 6万9,086台[28]
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2002年10月10日
フルモデルチェンジ(セダンは10月11日、ワゴンは11月28日に発売)。先代同様に各地域へ異なるモデルを投入するコンセプトに変更はないが、日本仕様は欧州仕様と統合され、5代目以来の3ナンバーボディとなる。目標とする月間販売台数はセダンとワゴンを合わせて5,000台。
北米仕様は大型化されて独自設計となり、日本市場には後に4代目インスパイアとして登場した。日欧仕様の内外装を豪華にしたモデルは、北米ではホンダの上級ブランド「アキュラ」において、「TSX」として発売されている。オセアニアではこの代から2系統が併売され、大型化された北米仕様と同等の車両が「アコード」として、日欧仕様と同等のやや小ぶりな車両が「アコード・ユーロ」として販売された。
ボディタイプは4ドアセダンと5ドアワゴンのラインナップに変更はないが、cd値が0.26と空力に優れ、パッケージングの見直しにより全長、ホイールベースの大きな4代目、5代目モデルよりも居住性も向上している。シートの設計も全面的に見直され、運転席にはシュクラ製のランバーサポートが追加された。
ホンダ・インテリジェントドライバーサポートシステム(HiDS)[29]がオプションで装備できる。また、メーカーオプションの純正カーナビゲーションテレマティクスを採用した「インターナビシステム」となり、以降のホンダ車にも順次採用されることとなる。
エンジンは新開発されたK型エンジンで、排気量別に2.0LのK20A型と2.4LのK24A型の2種類がラインナップされている。連続可変バルブタイミング(VTC)を採用したi-VTECにより全域で扱いやすいトルク特性となった。スポーツグレードの「ユーロR」用のK20A型は、高圧縮ヘッドをはじめピストンクランクシャフトなどのパーツを変更し、ピークパワーが向上している。組み合わせられるトランスミッションは「ユーロR」には専用6速MT、その他のグレードにはSマチック付の5速ATが搭載される。欧州モデルにはN22A型 2.2Lのコモンレール式ディーゼルターボもラインナップされている(日本では発売なし)。こちらに組み合わされるのは専用の6速MT。
ユーロRは、各チューニングメーカーから様々なダウンサス等が販売されたものの、メーカー開発のノーマルにはジオメトリー変化が非常に少ない足回りを採用しており、敢えてサスペンションを有効に活用させて荷重変動をしやすく、なめらかかつ限界時にはニュートラルステアに持ち込めるといった、実は稀に見る非常に手の込んだセットアップとなっている。
同車として3度目の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、同一車種の受賞回数は同社のシビックの4回に次ぐものである。日本のセダン・ステーションワゴン市場の減少で、2008年5月1日時点の販売台数は平均4~500台程度に留まっている。
2002年11月11日[30]
200台限定の特別仕様車「ビエラ」を設定(発売は11月28日。)。24TLをベースに、専用色クリームホワイトのレザーインテリアやプレミアムサウンドシステムなどが装備されるほか、専用ボディカラーとしてプレジールグリーンが設定される。
2003年2月27日[31]
特別仕様車「日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞記念車」を発売。24Tをベースに、HiDSやVSA、雨滴検知ワイパーなどが装備されるほか、専用ボディカラーとしてデザートミスト・メタリックが設定される。
2003年6月25日[32]
助手席回転シートを採用した福祉車両「アルマス」を追加(発売は7月25日。)。
2004年10月21日[33]
一部改良。24TLにエアロパーツや17インチアルミホイール、スポーツサスペンションを装備する「スポーツパッケージ」を新たに設定。「20E」に替わって「20A」を追加。ディープグリーン・パールの追加など。
2005年11月24日
マイナーチェンジ。内外装の変更と新ボディカラーの追加に加え、欧州仕様のサスペンションを持つスポーティモデル「タイプS」がセダン、ワゴンに追加された。こちらはK24A型エンジンとSマチック付5速ATのみの組み合わせである。
2006年10月26日[34]
一部改良。カーボンブロンズ・パールを新たに設定。同時に、ダークモカ・パールを廃止。
2008年11月[35]
生産終了。在庫対応分のみの販売となる。
2008年12月
8代目と世代交代して販売終了。

8代目 CU1/2型(2008-2013年) 編集

ホンダ・アコード(8代目)
CU1/CU2型
 
前期型
 
 
後期型
欧州仕様ディーゼル
概要
製造国   日本
  中国
販売期間 2008年12月- 2013年6月[36]
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドア セダン
5ドア ステーションワゴン
2ドア クーペ(日本未発売)
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン R20A型:2.0L 直4 SOHC i-VTEC
K24A型:2.4L 直4 DOHC i-VTEC
変速機 5速AT
CVT
サスペンション
サス前 ダブルウィッシュボーン
サス後 ダブルウィッシュボーン
車両寸法
ホイールベース 2,705mm
全長 4,730mm
全幅 1,840 - 1,850mm
全高 1,440mm
車両重量 1,460 - 1,540kg
その他
備考 クーペは日本未発売
ワゴンはこのモデルで終了
販売終了前月までの新車登録台数の累計 1万4,628台[36]
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  • 8代目の欧州仕様は2008年2月11日に同年6月より販売されることが発表され[37]、日欧仕様の内外装を豪華にした「TSX」も春より販売されることが発表された[38]
  • 2008年6月 - オーストラリアでは先代に続き「アコード・ユーロ」としてK24A型エンジンのみの2グレード展開で販売が開始された。
  • 2008年9月4日 - 広報発表において、車両の挙動の乱れを安定方向にアシストする「操舵力アシスト機能(モーションアダプティブEPS)」が搭載されると発表された。
  • 2008年10月16日11:00 - スペシャルサイトを公開した。
  • 2008年12月4日 - フルモデルチェンジが行なわれた(翌12月5日より発売)。月間目標販売台数は1,000台と発表されている。日本向け仕様はエンジンを全車プレミアムガソリン(ハイオク)仕様のK24A型に統一され、グレード体系は「24E」・「24TL」・「24TL SPORTS STYLE」・「24iL」の4グレードで、FF車のみラインアップされていた。なお、この代では、ワゴンタイプのアコードツアラーのフルモデルチェンジも同時に行なわれた。
  • 2009年7月27日 - 東風本田汽車が中国仕様車を「スピリア」(中国名:思鉑睿)として発表[39]
  • 2011年2月24日 - マイナーチェンジが行なわれた。2.4L車は新たな専用装備を追加してグレード体系を「Type S」・「Type S・アドバンスパッケージ」に絞り、新たにレギュラーガソリン仕様のR20A型を搭載した「20TL」・「20TL・スマートスタイルパッケージ」を追加した。しかし、発売2週間後に発生した東日本大震災の影響もあり、プロモーションはすぐに終了した。
  • 2012年4月5日 - 一部改良が行なわれた。従来の「20TL・スマートスタイルパッケージ」に替わり、新たにリンクアップフリー(装備した専用通信機器を利用したデータ通信料が無料)に対応したHondaインターナビ、フルセグテレビチューナー、本革巻ステアリングホイール(オーディオリモートコントロール/ハンズフリーテレホン/音声認識スイッチ付)などを標準装備した「20TL・インターナビパッケージ」を追加。「Type S」は価格を据え置きながら、新たにリンクアップフリーを追加した。
  • 2013年3月[40] - 生産終了。同年6月に9代目と入れ替わって販売終了となった。

今回のモデルチェンジでは、スタイルは先代を継承したが、ボディを大幅に拡幅して肩やひじ周辺にゆとりを持たせ、フロントセンターアームの採用など先代を超える快適さを目指した。ドライブポジションは操作性と調整自由度を広げ、シートはホールド性とステアリング操作を考慮した形状となる。

専用の片側スポット溶接設備・工程を導入し、ルーフとピラーとの結合効率を向上させボディを剛性と静粛性を向上した。シャシーは低重心化を図り、高い運動性能と乗り心地の両立を図る。フロントピラーは4代目オデッセイと同様の構造を採用し、太さを18%スリムにすることにより視界の向上を図った。全幅はグレードによってはインスパイアやレジェンドより広くなる。

安全面では、サイドカーテンエアバッグなど6つのエアバッグや、VSAと協調し車両の挙動を安定させるモーションアダプティブEPSを全グレードに標準装備している。併せて自己保護性能と相手車両への攻撃性低減、歩行者傷害軽減性能を従来より向上させたボディを採用した。

先代と同様に、高速道路での運転負荷を軽減するアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC、先代のIHCC)をオプション設定し、LKASを一部グレードに標準装備した。

もともとは、2010年中に展開が予定されていた日本向けアキュラブランドへの移行準備のため、8代目北米仕様アコードを日本でもアコードとして発売する予定だったが、アキュラブランドの日本展開が白紙撤回されたため[41]、インスパイア、アコードともそれぞれフルモデルチェンジを受けた。

欧州仕様 編集

エンジンは、K24A型とR20A型の他に2.2L 直4 ディーゼルのN22B型がラインナップされる。

2009年1月に、ディーゼルエンジンと5速ATを組み合わせたモデルが追加された。この5速ATは、ディーゼルエンジン用にホンダが独自に開発し、初めて採用したものである。

Type S 編集

2009年ジュネーブモーターショーにてType Sが発表された。エンジンはN22B型ディーゼルの高出力版で、ターボチャージャーやシリンダーヘッドの改良、インタークーラーの大型化により、最高出力は150PSから180PS、最大トルクは350N·mから380N·mに向上している。トランスミッションは6速MT。外観では専用18インチアルミホイール、ウインカーのクリアレンズ化が識別ポイントとなる。

9代目 CR5/6型(2013-2016年)CR7型 (2016年-2018年) 編集

ホンダ・アコード(9代目)
CR型
 
北米仕様セダン
 
北米仕様クーペ
 
中国仕様車
概要
製造国   アメリカ合衆国
  タイ
  中国
  ナイジェリア
販売期間 2012年-2018年
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドア セダン、2ドア クーペ
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン K24W型:2.4L 直4 DOHC i-VTEC 直噴
J35Y型:3.5L V6 SOHC i-VTEC
J30A5型:3.0L V6 SOHC i-VTEC
変速機 6速MT、CVT、6速AT
サスペンション
サス前 マクファーソンストラット
サス後 マルチリンク
車両寸法
ホイールベース セダン:2,776 mm
クーペ:2,725 mm
全長 セダン:4,862 mm
クーペ:4,806 mm
全幅 1,849mm
全高 セダン:1,466 mm
クーペ:1,435 mm
その他
生産工場 アユタヤ工場、オハイオ工場、広州增城工場
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北米仕様 CR1/2/3型 編集

2012年北米国際オートショーでプロトタイプ2013モデルとしてセダン、クーペともに発表され、その後9月19日にセダンが、翌10月15日にクーペがアメリカ国内で発売。追ってカナダや韓国ロシア、オーストラリアなどの各市場でも2012年から2013年にかけて順次発売されている。なお、中華人民共和国では2013年9月12日広汽本田汽車が9代目アコードを発売したが、中国仕様車については大型化された独自のフロントグリルを備えている[42]

ボディサイズは先代よりややコンパクトになっており、軽量化や運動性能の向上に寄与している。室内容量は先代よりわずかに小さくなったものの、ヘッドルームやショルーダールームはほぼ同サイズで、リアレッグルームやトランク容量は大きく拡大した。フロントサブフレームは、アルミニウムとスチールのハイブリッド構造でホンダ独自の摩擦攪拌接合により連続接合している[43]。新世代のACE(Advanced Compatibility Engineering)衝突安全ボディを採用し、高張力鋼板の使用率もアップしている。

今回のモデルでは、エンジンはセダン、クーペともに直4 2.4LとV6 3.5Lという構成は変わらないが、「EARTH DREAMS TECHNOLOGY」と称する技術を導入し改良された。直4はK24W型直噴エンジンに一新して環境性能を大幅に上げるとともに、最高出力も185hpとしており、トルクも全域で大幅に向上した。バルブ挟み角は51度から35度に変更されたことにより燃焼室がコンパクトとなった。また、圧縮比は10.5から11.1と高圧縮比化された。

エンジン重量も先代より3.5%の軽量化を果たしている。スポーツセダンモデルではハイフローエギゾーストの採用により最高出力が189hpと4hp向上している。一方、V6基本こそ変わらないものの、吸排気ポートやi-VTECの改良により最高出力を278hpにまで引き上げている。6速ATモデルで採用されるVCMは、先代の6-4-3気筒の3段階からリアバンクの3気筒を休止する2段階となったものの、i-VTECによる低速、高速域での吸気バルブタイミング・リフト量切り替え機能が加わっており(リアバンクは休止含め3ステージ)[44]、実用域のトルクが大幅向上した。その結果3気筒での動作域の拡大が可能となり燃費アップにつながっている。i-VTECの切り替えタイミングは5,150rpmとなっている(VCM非搭載の6速MTモデルは4,900rpm)。3気筒での動作域の拡大に伴う振動に対応するため、28V駆動の新型ACM(アクティブコントロールエンジンマウント)を採用している。これらに組み合わせられるトランスミッションは、セダン/クーペのEX-LとセダンのV6モデル以外では6速MTが標準となっており、4気筒モデルでは先代の5速MTからよりコンパクトな6速MTに変更された。オプションでアコード初となるCVTが直4に、6速ATがV6に用意され、ともにパドルシフトが備わる(先述のグレードには標準装備)。なお、2013年には追ってプラグインハイブリッド仕様も追加される。

最上位のツーリングセダンモデルでは、ホンダ初のLEDプロジェクターヘッドライトが採用され、V6モデルにはLEDのデイタイムランニングライト(DRL)が採用されている。

安全装備については、今回新たに設定されたものとして、LaneWatchブラインドスポットモニターが挙げられる。 これは、ドアミラーに内蔵されたカメラを使って、車外の死角となる部分を室内のモニターに映し出し、LEDで知らせることで、危険を減らそうというものである。同時に、車線をはみ出した時にアラームで知らせる車線逸脱防止システムも装備する。

  • 2012年9月19日にアメリカで発売が開始された。
  • 2013年3月15日 - メディア向けに技術説明会が行なわれ、その席上において次期モデルが6月にハイブリッド専用車種として復活し、6代目以降 仕向け地に合わせて複数存在した車体も、北米仕様と日本国内仕様とが共通になると、報道された[45]
  • 2013年5月31日 - ホームページで先行公開した。ハイブリッドシステム「SPORT HYBRID(スポーツ ハイブリッド) i-MMD」を搭載し、燃費は30.0km/L(JC08モード)と発表されている[46]
  • 2013年6月20日 - 日本国内でアコードハイブリッド、アコードプラグインハイブリッドを公式発表。翌6月21日より販売開始[47]
  • 2015年7月10日 - ナイジェリアのホンダオートモービル・ウエスタンアフリカの工場で生産開始[48]

2016年マイナーチェンジ 編集

フロントデザインは大幅に見直され、インラインタイプのフルLEDヘッドライト及びLEDフォグライトが採用された。そのイメージは車両グレードに見合った高級かつ精巧なものになった。ホイールサイズはEXグレードで18インチが採用された。特筆すべき点はボディ剛性強化、振幅反応ダンパー採用、防音仕様の見直しによる乗り心地(NVH)面で大幅な改善が図られた点。改善効果は大きく、クラスに見合ったNVHを得た。安全面でも改善されホンダセンシングが標準装備化。特にACCは全車速度追従方式へ改善され、インパネ上部のセンターディスプレイに左後方を広く映すLane Watch機能が追加。これは車両の左後方の映像をドアミラーに内蔵したカメラによりドライバーへ視覚的に映像情報を伝える安全装備である(業界初)。

ナビ配置は上段から下段へ移され、新たにApple CarPlayやAndroid Autoの機能が付加され車両のネット接続がより促進された。後期型はシフトノブが廃され、5代目レジェンドや2代目NSXで採用されたエレクトリックギアセレクターに変更された。この流れは車両の電動化を象徴する変化である。実際、アコードのパワートレインの主役はモーターであり、トルコン及びミッション等のトルク伝達機構は存在しないため、PHVに近いと言える。エンジンとモーターの仕様も一部改善され、燃費も改善されている。トランクスペースはHV用のバッテリーが小型化し、よりスペースが確保された。

10代目 CV3型(2017年 - 2023年) 編集

ホンダ・アコード(10代目)
CV3型
 
2.0T EX(北米2017年7月販売型)
 
2.0T EX リア(北米2017年7月販売型)
概要
製造国   アメリカ合衆国
  中国
  タイ
販売期間 海外:
2017年7月-2023年
日本:
2020年2月-2023年1月
2022年8月生産・輸入終了)
設計統括 山野順司
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドア セダン
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン L15B型:1.5L 直4 DOHC VTECターボ
K20C型:2.0L 直4 DOHC VTECターボ
LFB型:2.0L 直4 DOHC i-VTEC
モーター MF8型:交流同期電動機(ハイブリッド)
H4型:交流同期電動機(日本仕様車)
変速機 6速MT(1.5T·2.0T)
CVT(1.5T)
10速AT(2.0T)
E-CVT(ハイブリッド)
サスペンション
サス前 マクファーソンストラット
サス後 マルチリンク
車両寸法
ホイールベース 2,830 mm
全長 4,900 mm
全幅 1,860 mm
全高 1,450 mm
車両重量 1,560kg
その他
ハイブリッド方式 HVe:HEV
価格(2022年現在) 465万円
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2017年7月14日に、北米で秋の発売が予定されている10代目アコードを発表した[49]。外観は9代目よりも幅広く・低くしたワイド&ローとなり、フロントオーバーハングを短縮し、ボンネットは長く低くした。内装はホイールベースの拡大により後席足元スペースを拡大したほか、フロントピラーをスリム化。メーターは7インチTFT液晶となり、上級グレードには6インチのヘッドアップディスプレイ、ワイヤレス携帯端末充電器、NFC(近距離無線通信規格)、車内4G LTE Wi-Fiも搭載される。

月間目標販売台数は300台と発表されている。

パワートレインは1.5Lと2.0Lの直噴ターボエンジンが用意され、トランスミッションは1.5L車がCVT、2.0L車には10速ATがそれぞれ備わり、Sportグレードには6速MTが設定される。ハイブリッド車には「SPORT HYBRID i-MMD」が搭載され、インテリジェント・パワー・ユニット(IPU)をコンパクト化して後席フロア下に搭載したことで、ガソリン車と同等のトランクスペースと6:4の後席分割可倒を可能にした。安全面では安全運転支援システム「Honda SENSING」が全グレードに標準装備される。

ボディ構造においては、次世代ACEボディの採用や、超高張力鋼板・高機能接着剤の適応拡大を行い、シャシーには可変ギアレシオ付きデュアルピニオンEPSとアコードでは初採用となるアダプティブダンパーシステムを採用。2.0L車には「Sport」と「Normal」の2種類の走行モードを備えた「Two-Mode Driving System」も採用。上級グレードやスポーツグレードには、19インチタイヤを装備した。

2020年2月20日に発表された日本仕様車は、9代目同様ハイブリッドモデルのみかつEXグレードのみのモノグレード設定となるが、エンジンをLFB型に換装し、モーターに9代目ハイブリッドモデルと同じH4型とした2モーター方式のハイブリッドシステム「e:HEV」を採用。WLTCモード走行による排出ガス並びに燃料消費率に対応しており、「平成30年排出ガス基準75%低減レベル(☆☆☆☆☆)」認定を取得している。日本仕様車では9代目・2016年5月マイナーチェンジモデルで導入済みの「Honda SENSING」は後方誤発進抑制機能とオートハイビームが追加された。ボディカラーは9代目から踏襲される「ルナシルバー・メタリック」以外の4色が刷新され、「プラチナホワイト・パール(有料色)」、「クリスタルブラック・パール」、「ブリリアントスポーティブルー・メタリック」、「パッションレッド・パール」が設定された。なお、日本仕様車はこの代よりタイ(ホンダオートモービル(タイランド))生産による逆輸入車となった[50]

年表 編集

  • 2017年10月18日、アメリカで販売開始[51]
  • 2017年10月27日、カナダで販売開始[52]
  • 2018年4月16日、中国仕様車(広汽本田汽車製)を販売開始[53]。追って、同年10月25日、東風本田汽車製造の兄弟車が「インスパイア」の名で発表・販売を開始した。
  • 2019年8月2日、日本仕様車が2020年初めにフルモデルチェンジされることになり、関連情報をホームページ上に先行公開したことが発表された[54]
  • 2019年10月23日、「第46回東京モーターショー2019」にジャパンプレミアとして日本仕様車を公開した[55]
  • 2020年2月20日に日本仕様車のフルモデルチェンジが発表された(翌2月21日発売)[56]
  • 2022年9月、モデル切り替えのため日本市場モデルを生産終了[57]、2023年1月31日をもって販売終了となり、ホンダ公式サイトの新車情報から削除された。レジェンドインサイトに続く終了で、日本市場におけるホンダの新車ラインアップから、後述する11代目アコードが投入されるまで、4ドアセダンが一時的に消滅した。

11代目 CY2型(2023年 - ) 編集

ホンダ・アコード(11代目)
CY2型
 
 
日本仕様
概要
製造国   アメリカ合衆国
  中国
  タイ
販売期間 海外:
2022年11月-
日本:
2024年3月8日-
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドア セダン
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン LFD型:2.0L 直4 DOHC
モーター H6型:交流同期電動機
サスペンション
サス前 マクファーソンストラット
サス後 マルチリンク
車両寸法
ホイールベース 2,830 mm
全長 4,970 mm
全幅 1,860 mm
全高 1,450 mm
その他
ハイブリッド方式 HV(e:HEV)
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2022年11月10日(現地時間)に、北米で2023年年初の発売が予定されている11代目アコードが発表された[58]。10代目モデルよりも全長が約70mm伸び、キャラクターラインがよりシャープとなる。リアのトレッドも約10mm広くなった。キャビンは全長に対して後ろ寄りに配置され、リアピラーが傾斜され、10代目モデルよりも更にファストバッククーペ風スタイルを強めた外見となった。

月間目標販売台数は200台と発表されている。

メーターは独自の表示機能を持たせた10.2インチのデジタルメーター・パネルとなり、ハイブリッド車には12.3インチのタッチスクリーンを設け、最上位モデルにはHonda初となる「Google built-in」が搭載される。ナビゲーション、交通情報のアップデート、エアコンの温度設定などを音声操作で行うことが可能で、OSやアプリのソフトウェア更新についてもOTA(Over the Air)により可能となっている。

パワートレインは2.0Lハイブリッドシステムと1.5L直列4気筒DOHC直噴ターボエンジンの2種類が用意され、ハイブリッド車は日本では11代目シビック「e:HEV」に導入されている「Individual」モードが設定された。「Honda SENSING」は視野角90度のカメラと視野角120度の広角レーダーの採用によって検知範囲が広角化され、二輪車を含めて認識能力を向上。白線や縁石などの道路境界線や標識などの認識能力やアコードで初となる渋滞運転支援機能「トラフィックジャムアシスト」が追加された。

北米以外にも日本を含めたグローバルでの展開も予定されており、各地域ごとに装備仕様が異なるため、今後各地域での詳細発表があることがアナウンスされた。

2023年4月18日には、上海モーターショー2023にてプラグインハイブリッドモデル(e:PHEV)が発表された[59]。先行して発表された、北米仕様の「e:HEV」に搭載されているエンジンをベースに電動モーターと容量17.7kWhのバッテリーを搭載している[59]。パワートレインには、2.0Lガソリンエンジンを搭載し、電動モーター単体で181hpを発生させ、システム全体では最高出力203hP、最大トルク335Nmを実現している[59]

日本では2024年春にフルモデルチェンジを実施することを同年9月21日に発表、同日に先行情報(ティザーサイト)を公開、同年12月に先行予約の受付が開始され、2024年3月7日にフルモデルチェンジを正式発表、翌3月8日に発売された[60]。日本仕様では2.0Lのe:HEVモデルのみが設定され、「Honda SENSING」はフロントセンサーカメラの有効水平画角を約100°に広角化され、フロントレーダーと各コーナーに5台のミリ波レーダーを装備することで360°センシングを可能にしたほか、前方交差車両警報、車線変更時衝突抑制機能、車線変更支援機能が追加された全方位安全運転支援システム「Honda SENSING 360」や北米向け仕様にも採用されている「Google built-in」、ユーザーごとにエアコンの温度設定、オーディオソース、照明などの車内機能を一括設定することが可能な「エクスペリエンスセレクションダイヤル」といった、日本国内のHonda車で初採用される機能や装備が盛り込まれる[61]。ボディカラーは10代目モデルからプラチナホワイト・パールとクリスタルブラック・パールの2色が踏襲され、赤系はイグナイトレッド・メタリックに、青系はキャニオンリバーブルー・メタリックにそれぞれ変更され、新たにメテオロイドグレー・メタリックを追加。クリスタルブラック・パール以外は全て有料色となる。日本発売と同時に、前述の「Honda SENSING 360」を更に強化し、ハンズオフ機能付高度車線内運転支援機能、レコメンド型車線変更支援機能、カーブ路外逸脱早期警報、降車時車両接近警報、ドライバー異常時対応システムを加えた「Honda SENSING 360+」搭載車を2025年に発売予定であることが発表された。[60]

車名の由来 編集

  • 英語で「調和」・「一致」・「和解」などを意味する「Accord」に由来する。「自動車の理想の姿を、人とクルマの中の調和に求める」という思想で命名された[62]

姉妹車 編集

派生車 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ アメリカ輸出仕様は営業上の都合から、汎用品を他社購買してフルATを採用するモデルを用意していたが、日本国内仕様は自社開発の半自動式であった。
  2. ^ 名称としては「ホンダマチック4速フルオート」を名乗り「ホンダマチック」の名を残していた。

出典 編集

  1. ^ 本田技研工業株式会社 プレスインフォメーション 1976年/四輪製品ニュース:HONDA ACCORD CVCC 新発売
  2. ^ a b c デアゴスティーニジャパン 週刊日本の名車第27号27ページより。
  3. ^ アコード発表 / 1976 - 本田技研工業 > 語り継ぎたいこと ~ チャレンジの50年 ~ > ついに果たした四輪業界への進出(更新日不明)2018年3月31日閲覧。
  4. ^ 田口英治『ホンダF1設計者の現場』二玄社 2009年3月25日 95ページ
  5. ^ 名車を生む力 時代をつくった3人のエンジニア - 株式会社二玄社. http://www.nigensha.co.jp/book/b561801.html 
  6. ^ 『名車を生む力 時代をつくった3人のエンジニア』二玄社、12月5日 2003。 
  7. ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第33号3ページより。
  8. ^ 同上 96ページ
  9. ^ 自動車ガイドブック Vol.25 1978~'79 112ページ
  10. ^ 『絶版日本車カタログ』三推社・講談社108頁
  11. ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第19号19ページより。
  12. ^ a b 『昭和55年 写真生活』(2017年、ダイアプレス)p93
  13. ^ Honda社史・50年史、カーナビゲーション (PDF)
  14. ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第31号13ページより
  15. ^ アコード(ホンダ)1989年9月~1993年4月生産モデルのカタログ”. リクルート株式会社\date=2020-1-20. 2020年1月20日閲覧。
  16. ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第50号15ページより。
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  62. ^ アコードとして|アコード ハイブリッド - Honda公式サイト

関連項目 編集

外部リンク 編集

  1. ^ デアゴスティーニジャパン 週刊日本の名車第27号28ページより。