ホーカー ヘンリー (Hawker Henley)は、第二次世界大戦初期にイギリス空軍で使用されたホーカー社製の標的曳航機である。当初はハリケーンをスケールアップさせた軽爆撃機として開発されたが、イギリス空軍では単発の軽爆撃機は不要として、本機を標的曳航機として採用した。1938年から任務に就いたが、エンジンを始めとするトラブルが多く1942年には、マーチネットデファイアントに役目を譲って退役した。

吹き流し状の標的を曳航するヘンリー

スペック 編集

  • 全幅: 14.59 m
  • 全長: 11.10 m
  • 全高: 4.46 m
  • 機体重量: 3,346 kg
  • エンジン: ロールス・ロイス マーリン2 液冷 (1,030 hp) × 1
  • 最大速度: 438 km/h
  • 航続距離: 1,529 km
  • 乗員: 2名

関連項目 編集