ボドム湖 (フィンランド語: Bodominjärvi, スウェーデン語: Bodom träsk)は、フィンランドヘルシンキ近郊、エスポー市にある湖である。長さ約3km、幅約1km、面積約3km2

ボドム湖
Lake Bodom
Bodominjärvi
Bodom träsk
冬のボドム湖(2004年)
所在地  フィンランド ウーシマー県
ヘルシンキ郡 エスポー
位置 北緯60度15分23秒 東経24度40分00秒 / 北緯60.25639度 東経24.66667度 / 60.25639; 24.66667座標: 北緯60度15分23秒 東経24度40分00秒 / 北緯60.25639度 東経24.66667度 / 60.25639; 24.66667
南北長 3 km
最大幅 1 km
面積 3 km2
周囲長 12.4 km
最大水深 12.73 m
平均水深 4.28 m
貯水量 0.018 km3
水面の標高 22.9 m
プロジェクト 地形
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概要 編集

ボドム湖は首都圏から近い立地や自然美から行楽地として人気があり、南西の湖岸のオイッター地区では湖水浴やキャンプなどのアウトドアを楽しむことが出来る。またウォータースライダービーチバレー場などの施設もあり、毎夏には多くの観光客が訪れる。レストランサウナ施設もあり、冬には氷に穴を開けて泳ぐアイススイミングを楽しむことも出来る。またヌークシオ国立公園エスポー中央公園への遊歩道(ジョギングコース、スキートレイルコース)もある。

ボドム湖は1960年6月4日ボドム湖殺人事件が起こった地としても知られている。キャンプのテントで就寝中だった十代の男女4人組が何者かに襲われ、1人は逃げのびたものの3人は惨殺された。2005年6月に、唯一の生存者であるニルス・グスタフッソンが友人達の殺害容疑で起訴されたが、2005年10月7日、地方裁判所は彼に無罪判決を出した。その真相は未だ謎である。

フィンランドのメタルバンドチルドレン・オブ・ボドム(エスポー出身)は、その名をボドム湖、そしてこの地で起きた殺人事件から取っている。

外部リンク 編集