マイク・マイヤーズ

カナダのコメディアン、俳優

マイク・マイヤーズ(Mike Myers, 1963年5月25日 - )は、カナダ出身の俳優コメディアン脚本家映画プロデューサー

マイク・マイヤーズ
Mike Myers
Mike Myers
シュレック3』のロンドンプレミアにて(2007年)
別名義 Michael Meyers
生年月日 (1963-05-25) 1963年5月25日(60歳)
出生地 カナダの旗 カナダ オンタリオ州スカボロー
身長 175cm
職業 俳優コメディアン脚本家映画プロデューサー
ジャンル 映画テレビドラマ
活動期間 1973年 -
配偶者 Robin Ruzan(1993年 - 2007年)
Kelly Tisdale(2010年 - )
主な作品
ウェインズ・ワールド』シリーズ
ハネムーンは命がけ
オースティン・パワーズ』シリーズ
シュレック』シリーズ
イングロリアス・バスターズ
ボヘミアン・ラプソディ
アムステルダム
 
受賞
放送映画批評家協会賞
アンサンブル演技賞
2009年イングロリアス・バスターズ
MTVムービー・アワード
悪役賞
1998年オースティン・パワーズ
2000年オースティン・パワーズ:デラックス
エミー賞
1989年
ゴールデンラズベリー賞
最低作品賞
2008年愛の伝道師 ラブ・グル
最低脚本賞
2008年『愛の伝道師 ラブ・グル』
全米映画俳優組合賞
アンサンブル演技賞
2009年イングロリアス・バスターズ
その他の賞
テンプレートを表示

生い立ち 編集

1963年5月25日、オンタリオ州スカボローに生まれる[1]イギリス人(イングランド人スコットランド人アイルランド人の混血)の両親を持つ[2]。父親はイギリス陸軍のコック、母親は元イギリス空軍[3]

キャリア 編集

子供の頃からコメディアンになることを夢見て、高校卒業後にシカゴの名門コメディ劇団『セカンド・シティ』に参加。

1989年から『サタデー・ナイト・ライブ』にレギュラー出演し、多くのキャラクターを演じて人気を博し、エミー賞を受賞する。その中の一つのキャラクターを映画化した『ウェインズ・ワールド』がヒット。この映画では脚本も書いている。続編も作られたが、その後しばらく公の場に姿を現さなかった。

1997年からの『オースティン・パワーズ』シリーズで復帰。このシリーズでは脚本・製作も手掛けている。

1997年と2008年のMTVムービー・アワードの司会を務める。

私生活 編集

マイヤーズ自身はカナダ、アメリカ、イギリスの市民権を所持している[4]

1980年代に女優・ライターのロビン・ルーザンと交際をはじめる。二人はシカゴのホッケー場で出会った。1993年に結婚するが、2005年に離婚を申請[5]。2006年よりカフェのオーナーであったKelly Tisdaleと交際をはじめ、2010年に結婚[6]。息子と娘が一人ずついる[7][8]

フィルモグラフィー 編集

特記なきものは出演のみ。

映画 編集

邦題/原題 役名 備考 吹き替え
1992 ウェインズ・ワールド
Wayne's World
ウェイン・キャンベル 脚本・出演 山寺宏一
1992 ハネムーンは命がけ
So I Married an Axe Murderer
チャーリー
スチュワート・マッケンジー
N/A
1993 ウェインズ・ワールド2
Wayne's World 2
ウェイン・キャンベル 脚本・出演 山寺宏一
1997 オースティン・パワーズ
Austin Powers: International Man of Mystery
オースティン・パワーズ
Dr.イーブル
脚本・出演・製作
1998 54 フィフティ★フォー
54
スティーヴ・ルベル 山路和弘(ソフト版)
落合弘治Netflix版)
1998 ピンク・ピンク・ライン
The Thin Pink Line
ティム・ブローデリック N/A
1999 オースティン・パワーズ:デラックス
Austin Powers: The Spy Who Shagged Me
オースティン・パワーズ
Dr.イーブル
脚本・出演・製作 山寺宏一
1999 ミステリー、アラスカ
Mystery, Alaska
ドニー・シュルツォファー
2001 シュレック
Shrek
シュレック 濱田雅功
2002 オースティン・パワーズ ゴールドメンバー
Austin Powers in Goldmember
オースティン・パワーズ
Dr.イーブル
脚本・出演・製作 山寺宏一
2003 ハッピー・フライト
View from the Top
ジョン・ウィットニー 広川太一郎
ハットしてキャット
Dr. Seuss' The Cat in the Hat
キャット 星野充昭
2004 シュレック2
Shrek 2
シュレック 濱田雅功
2007 シュレック3
Shrek the Third
2008 愛の伝道師 ラブ・グル
The Love Guru
グル・ピトカ 脚本・出演・製作 N/A
2009 イングロリアス・バスターズ
Inglourious Basterds
エド・フェネク将軍 後藤哲夫
2010 シュレック フォーエバー
Shrek Forever After
シュレック 濱田雅功
2018 アニー・イン・ザ・ターミナル
Terminal
クリントン
ミスター・フランクリン
板取政明
2018 ボヘミアン・ラプソディ
Bohemian Rhapsody
レイ・フォスター 咲野俊介
2022 スパークス・ブラザーズ
THE SPARKS BROTHERS
本人 山本高広
2022 アムステルダム
Amsterdam
ポール・カンタベリー 多田野曜平

テレビ 編集

脚注 編集

  1. ^ Mike Myers”. AlloCiné. 2015年9月21日閲覧。
  2. ^ Elson, Peter (2002年7月27日). “Mike Myers: International Man of Mirth”. Liverpool Daily Post. 2016年2月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年10月23日閲覧。
  3. ^ Mike Myers Biography at”. TalkTalk. 2013年5月1日閲覧。
  4. ^ Paul Harrison (2005). Mike Myers. Heinemann-Raintree Library. p. 7. ISBN 978-1-4109-1088-2 
  5. ^ Mike Myers, wife file for divorce: report”. MSN (2005年12月24日). 2011年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年3月4日閲覧。
  6. ^ Mike Myers secretly marries longtime girlfriend”. CTV (2011年3月4日). 2011年3月4日閲覧。
  7. ^ Mike Myers becomes first-time father to baby boy”. CTV News (2011年9月29日). 2011年10月1日閲覧。
  8. ^ Mike Myers Welcomes Daughter”. People (2014年4月11日). 2014年4月22日閲覧。

外部リンク 編集