マット・シュネルMatt Schnell1990年1月15日 - )は、アメリカ合衆国男性総合格闘家ミシシッピ州エイモリー出身。アメリカン・キックボクシング・アカデミー所属。UFC世界フライ級ランキング11位。元Legacy FCフライ級暫定王者。

マット・シュネル[1]
本名 マシュー・クリストファー・シュネル
(Matthew Christopher Schnell)
生年月日 (1990-01-15) 1990年1月15日(34歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ミシシッピ州モンロー郡エイモリー
通称 デンジャー
(Danger)
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
身長 173 cm (5 ft 8 in)
体重 57 kg (126 lb)
階級 フライ級
リーチ 178 cm (70 in)
スタンス オーソドックス
拠点 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ルイジアナ州シュリーブポート
チーム アメリカン・トップチーム
アメリカン・キックボクシング・アカデミー/コンバット・スポーツ・アカデミー
ランク 空手 (黒帯)
ブラジリアン柔術 (紫帯)
現役期間 2009年 -
総合格闘技記録
試合数25
勝利16
ノックアウト2
タップアウト9
判定4
失格1
敗戦8
ノックアウト5
タップアウト2
判定1
無効試合1
アマチュア総合格闘技記録
試合数12
勝利10
敗戦2
その他
総合格闘技記録 - SHERDOG
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来歴 編集

総合格闘技 編集

2009年、プロ総合格闘技デビュー。Legacy FCを主戦場に活躍し、Legacy FCフライ級暫定王座を獲得した。

The Ultimate Fighter 編集

2016年8月、リアリティ番組The Ultimate Fighter」のシーズン24に参加し、ヘンリー・セフード率いるチーム・セフードに所属。フライ級トーナメント一回戦でマット・ヒーゾと対戦し、三角絞めで2R一本勝ち。準々決勝でティム・エリオットと対戦し、ギロチンチョークで1R一本負け。

UFC 編集

2016年12月3日、UFC初参戦となったThe Ultimate Fighter 24 Finaleロブ・フォントと対戦し、右膝蹴りでダウンを奪われパウンドで1RKO負け[2]

2018年6月23日、UFC Fight Night: Cowboy vs. Edwards井上直樹と対戦し、2-1の判定勝ち[3]

2019年8月3日、UFC on ESPN: Covington vs. Lawlerでフライ級ランキング9位のジョーダン・エスピノーサと対戦し、三角絞めで1R一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した[4]

2019年12月21日、UFC Fight Night: Edgar vs. The Korean Zombieでフライ級ランキング4位のアレッシャンドリ・パントージャと対戦し、激しい打ち合いを繰り広げたものの、カウンターの右フックでダウンを奪われパウンドで1RKO負け[5]

2021年1月20日、UFC on ESPN: Chiesa vs. Magnyでフライ級ランキング13位のタイソン・ナムと対戦し、2-1の判定勝ち[6]

2021年5月15日、UFC 262でフライ級ランキング9位のホジェリオ・ボントリンと対戦し、0-3の判定負け。この試合はボントリンの体重超過により137ポンド契約で行われた。試合後、全米アンチ・ドーピング機関(USADA)が5月1日に実施した抜き打ちドーピング検査でボントリンからヒドロクロロチアジド(HCTZ)の陽性反応が出たことが公表され、試合結果がノーコンテストに変更された[7]

2022年5月7日、UFC 274でフライ級ランキング6位のブランドン・ロイバルと対戦し、ギロチンチョークで1R一本負け。敗れはしたものの、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した[8]

2022年7月16日、UFC on ABC: Ortega vs. Rodríguezでフライ級ランキング12位のス・ムダルジと対戦。左ストレートでダウンを奪われ、ムダルジのパンチと肘打ちで再三にわたりぐらつくものの、テイクダウンを奪いグラウンドの肘打ちとパウンドで巻き返し、最後はマウントから反転したムダルジに三角絞めを極めて2Rテクニカル一本勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した[9]

2022年12月3日、UFC on ESPN: Thompson vs. Hollandでフライ級ランキング6位のマテウス・ニコラウと対戦し、右フックでダウンを奪われパウンドで2RKO負け。

2024年3月2日、UFC Fight Night: Rozenstruik vs. Gazievでフライ級ランキング12位のスティーブ・エルセグと対戦し、左フックで2RKO負け[10]

戦績 編集

総合格闘技 戦績
25 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
16 2 9 4 1 0 1
8 5 2 1 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× スティーブ・エルセグ 2R 0:26 KO(左フック) UFC Fight Night: Rozenstruik vs. Gaziev 2024年3月2日
× マテウス・ニコラウ 2R 1:44 KO(右フック→パウンド) UFC on ESPN 42: Thompson vs. Holland 2022年12月3日
ス・ムダルジ 2R 4:24 三角絞め UFC on ABC 3: Ortega vs. Rodríguez 2022年7月16日
× ブランドン・ロイバル 1R 2:14 ギロチンチョーク UFC 274: Oliveira vs. Gaethje 2022年5月7日
ホジェリオ・ボントリン ノーコンテスト(ボントリンの薬物検査失格) UFC 262: Oliveira vs. Chandler 2021年5月15日
タイソン・ナム 5分3R終了 判定2-1 UFC on ESPN 20: Chiesa vs. Magny 2021年1月20日
× アレッシャンドリ・パントージャ 1R 4:17 KO(右フック→パウンド) UFC Fight Night: Edgar vs. The Korean Zombie 2019年12月21日
ジョーダン・エスピノーサ 1R 1:23 三角絞め UFC on ESPN 5: Covington vs. Lawler 2019年8月3日
ルイス・スモルカ 1R 3:18 三角絞め UFC Fight Night: Lewis vs. dos Santos 2019年3月9日
井上直樹 5分3R終了 判定2-1 UFC Fight Night: Cowboy vs. Edwards 2018年6月23日
マルコ・ベルトラン 5分3R終了 判定3-0 UFC 216: Ferguson vs. Lee 2017年10月7日
× ヘクター・サンドバル 1R 4:24 KO(パウンド) UFC Fight Night: Swanson vs. Lobov 2017年4月22日
× ロブ・フォント 1R 3:47 KO(右膝蹴り→パウンド) The Ultimate Fighter 24 Finale 2016年12月3日
クレイトン・マイ 1R 2:14 腕ひしぎ十字固め Legacy FC 52
【LegacyFCフライ級暫定王座決定戦】
2016年3月25日
ジョナサン・マルチネス 2R 2:21 失格(反則の膝蹴り) Legacy FC 49 2015年12月4日
ヴァンダレイ・カルバーリョ・レイチ 1R 0:19 KO(右アッパー→パウンド) Legacy FC 49 2015年6月26日
アルバート・タピア 2R 3:19 腕ひしぎ十字固め Legacy FC: Legacy Kickboxing 2 2015年5月29日
クリス・マイヤーズ 1R 0:17 ギロチンチョーク Caged Warrior Championship 6 2015年2月21日
トーマス・コールマン 1R 逆三角絞め Summit FC 10 2014年11月22日
ラトラル・パーデュー 1R KO(パンチ) GFA 27: The Stage 2014年9月19日
× クレイトン・マイ 2R 1:24 ギロチンチョーク Legacy FC 32 2014年6月20日
ロジャー・レイエス 1R 1:26 ギロチンチョーク WFC 17: Battle at the Belle 2014年1月25日
× イライアス・ガルシア 5分3R終了 判定0-2 Legacy FC 20 2013年5月31日
マーカス・デュパー 1R 1:06 腕ひしぎ十字固め Legacy FC 15 2012年11月16日
ライアン・ホリス 5分3R終了 判定2-1 Legacy FC 14 2012年9月14日

獲得タイトル 編集

  • Legacy FCフライ級暫定王座(2016年)

表彰 編集

  • UFC パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(1回)
  • UFC ファイト・オブ・ザ・ナイト(2回)

脚注 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集