ミハエル・ジュガンク(Mihael Žgank 1994年2月1日- )はトルコ柔道選手。スロベニアツェリェ出身。階級は90kg級[1][2]

獲得メダル
スロベニアの旗 スロベニア
柔道
世界柔道選手権
2017 ブダペスト 90kg級
ヨーロッパ競技大会
2019 ミンスク 90kg級
2021年のジュガンク

人物 編集

スロベニア代表として、2014年のU23ヨーロッパ選手権90kg級で3位になった[1]。2016年には世界ランキング上位選手が集まるワールドマスターズで3位に入った[1]リオデジャネイロオリンピックでは初戦でセルビアのアレクサンダル・クコル谷落で敗れた[1][3]。2017年にはグランドスラム・パリグランプリ・デュッセルドルフでそれぞれ3位となった[1]世界選手権ではジョージアのベカ・グビニアシビリやロシアのフセン・ハルムルザエフなどの強豪を破ると、準々決勝では世界チャンピオンである韓国の郭同韓、準決勝ではクコルをそれぞれ破った。決勝ではセルビアのネマニャ・マイドフとの伏兵対決になったが、GSに入ってから指導2を取られて2位にとどまった[1][4]。その後、トルコ柔道連盟に勧誘されて国籍をトルコに変更した。スロベニアでは地元のクラブでの稽古が基本で、男子はナショナルチームの下で稽古を積める状況にないが、トルコではナショナルチームの下で十分な稽古を積める事や、財政的支援も得られることなどを理由として挙げている[5]。トルコに国籍を変更するにあたってトルコ名にしなければならなかったため、当初は「ミカイル・オゼルレル」と名乗っていたが、当局と交渉して本名で戦えるようになった[1][5][6]。2019年のヨーロッパ競技大会では優勝した[7]。7月に日本武道館で開催された東京オリンピックでは準決勝でドイツのエドゥアルト・トリッペルに敗れるなどして5位だった[8]

IJF世界ランキングは4142ポイント獲得で8位(24/4/1現在)[9]

主な戦績 編集

(出典[1]、JudoInside.com)

脚注 編集

外部リンク 編集