メルチョル・コンチャ・イ・トロ

メルチョール・コンチャ・イ・トーロ西: Melchor Concha y Toro1833年10月10日 - 1882年7月21日)は、チリの政治家、実業家。ワインメーカーのコンチャ・イ・トロの創業者である。

メルチョール・コンチャ・イ・トーロ

生涯 編集

1833年10月10日にチリのサンティアゴ・デ・チレで、スペイン貴族の侯爵のコンチャ(Concha)家に生まれる。

1857年に弁護士となり、1864年に国会議員に当選。1869年8月2日には大蔵大臣(Ministro de Hacienda)に就任したが、翌年辞職した。

1883年に、マイポ渓谷(Maipo)にワイナリーを設立するが、これがチリ・ワインの「コンチャ・イ・トロ」の創業である[1]。フランスのボルドーより、ブドウの苗を仕入れる。

1892年7月21日に死去。娘のエミリアーナ・コンチャ・デ・オッサは画家ジョヴァンニ・ボルディーニのモデルとして知られた。

脚注 編集

  1. ^ コンチャ・イ・トロ社”. 日本リカー. 2012年8月19日閲覧。

外部リンク 編集