モハメド・ウルド・ガズワニ

モーリタニアの軍人、政治家

モハメド・ウルド・ガズワニMohamed Ould GhazouaniGhazouniOuld Ghazouni1956年12月4日 - )は、モーリタニア軍人政治家。2019年より同国の第5代大統領を務めている。元国家安全保障局長官。2024年度のアフリカ連合総会議長

モハメド・ウルド・ガズワニ
محمد ولد الشيخ محمد أحمد ولد الغزواني

2022年

任期 2019年8月1日在任中

任期 2018年10月2019年3月15日

出生 (1956-12-04) 1956年12月4日(67歳)
フランスの旗 フランス領西アフリカ(現モーリタニアの旗 モーリタニア)、アサバ州ブムデド県ブムテド英語版
政党 エクイティ党英語版
配偶者 マリアム・ミント・モハメド・ヴァデル・オールド・ダー

経歴 編集

1956年に当時はフランス領西アフリカだったアサバ州ブムテド英語版にて生まれた。1970年代後半にモーリタニア軍に入隊。入隊中に学士号、軍事学修士号を取得した[1]

ムハンマド・ウルド・アブデルアズィーズ大統領の最側近[2]として、2005年にマーウイヤ・ウルド・シディ・アハメド・タヤ大統領や2008年にシディ・モハメド・ウルド・シェイク・アブダライ大統領を国家最高評議会のメンバーとして、国外追放した。

2018年10月ムハンマド・ウルド・アブデルアズィーズ大統領によって、国防大臣に任命された。2019年1月の大統領選挙で大統領に当選[3]。2020年7月9日、彼はアブデルアズィーズ前大統領の財政問題の調査を実施、石油収入、国有財産の売却と国営企業の清算で不正が発覚。同年8月にアブデルアズィーズ容疑者を逮捕、2021 年3月11日にはアブデルアズィーズ容疑者ら元側近10人を起訴した[4]

2024年2月17日、アフリカ連合総会にて当年度の総会議長に選出された[5]

私生活 編集

家族はイスラム教徒である[6]。医師のマリアム・ミント・モハメド・ヴァデル・オールド・ダーと結婚し、5人の子を儲けた。

脚注 編集

公職
先代
ムハンマド・ウルド・アブデルアズィーズ
  モーリタニア・イスラム共和国大統領
第5代:2019 -
次代
先代
ジャロー・ママドゥ・ブハティア
  国防大臣
2018 - 2019
次代
ヤヒャ・ウルド・ハデマイン英語版
外交職
先代
アザリ・アスマニ
  アフリカ連合議長
第22代:2024 -
次代
(現職)