ラウダ航空

かつてのオーストリアの航空会社

ラウダ航空(ラウダこうくう、英称:Lauda Air)とはかつて存在したオーストリア航空会社である。ウィーン国際空港ハブ空港とし、そこからヨーロッパ、北アフリカカリブ海東南アジアバカンスを過ごす観光客のための航空路線を運航していた。オーストリア航空グループ並びにスターアライアンスに属していたが、日本では往年のF1名ドライバーであるニキ・ラウダが創業したことで有名である。

ラウダ航空
IATA
NG
ICAO
LDA
コールサイン
LAUDA AIR
設立 1979年
運航停止 2013年
ハブ空港 ウィーン国際空港
航空連合 スターアライアンス
親会社 Austrian Airlines Group
就航地 59都市
本拠地 オーストリア共和国ウィーン
代表者 Manfred Helldoppler
外部リンク http://www.laudaair.com/
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ラウダ航空のボーイング737-700
ラウダ航空のボーイング737-800

概略 編集

ラウダ航空はニキ・ラウダによって1979年4月に創業された。1985年にチャーター便の運航を開始し、1987年には定期航空路を開設し、1989年にはバンコク経由でシドニーメルボルンに向かう長距離路線の運航を始めた。

このようにラウダ航空の経営は成功していたが、1991年に自社のボーイング767型機がタイ墜落する事故が起きた。

事故の発生からしばらくしてラウダ航空の経営状態は一旦持ち直したが、その後に投資で失敗するなどしたために経営権をオーストリアのフラッグ・キャリアであるオーストリア航空に譲渡した。

その後2005年に定期航空路線がオーストリア航空に合併され、ボーイング777といったワイドボディ機をオーストリア航空本体に移管し、Austrian myHolidayとの商標を使用することとなった。現在ではエアバスA320といったナローボディ機でチャーター便を運航している。

使用機材 編集

2008年1月現在[1]

ラウダ航空の機体には著名人の名が使用されており、ボーイング737-800にはジョージ・ハリスン(OE-LNP)、エアバスA320にはレイ・チャールズ(OE-LBQ)といったようなシップネームがあるという。

引用 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集