ラゴスクスLagosuchidae =“ウサギのようなワニ”の意)は、三畳紀後期に生息し、その後絶滅した爬虫類であり、アルゼンチン化石が発掘されている。恐竜に最も近縁であり、恐竜類に含める学者もいる。また翼竜の祖先にも極めて近縁である。ラゴスクス類は恐竜と翼竜の共通祖先かそれに極めて近縁だと考えられる。かつては槽歯類に分類されていたが、現在ではラゴスクス類を恐竜、翼竜と共に鳥頸類に含める見解が主流である。

ラゴスクス
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
下綱 : 主竜型下綱 Archosauromorpha
階級なし : 鳥頸類 Ornithodira
: ラゴスクス科 Lagosuchidae
: ラゴスクス属 Lagosuchus
: ラゴスクス Lagosuchus talanpayenisis
学名
Lagosuchus talanpayenisis Romer, 1972
和名
ラゴスクス

分類体系 編集

爬虫類 Reptilia

 
ラゴスクスのスケルトン