リンゼー・グラム

サウスカロライナ州選出のアメリカ合衆国上院議員

リンゼー・オーリン・グラム英語: Lindsey Olin Graham[2], 1955年7月9日 - )は、アメリカ合衆国政治家サウスカロライナ州選出のアメリカ合衆国上院議員[3]。上院では司法委員長(2019年 - 2021年)、予算委員会少数党筆頭委員(2021年 - 2023年)を経て、2023年より司法委員会少数党筆頭委員を務める。

リンゼー・グラム
Lindsey Olin Graham
生年月日 (1955-07-09) 1955年7月9日(68歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国サウスカロライナ州セントラル市
出身校 サウスカロライナ大学
所属政党 共和党
称号 法務博士(サウスカロライナ大学)[1]
サイン

選挙区 サウスカロライナ州
在任期間 2003年1月3日 - 現職

選挙区 サウスカロライナ州第3地区
在任期間 1995年1月3日 - 2003年1月3日

選挙区 第2地区
在任期間 1993年1月12日 - 1995年1月3日
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メリトリアスサービスメダルを受ける(2009年4月)
所属組織 アメリカ空軍
軍歴 1982-1988(常備軍
1989-1995(サウスカロライナ空軍州兵
1995-2015(予備役
最終階級 大佐
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2016年アメリカ合衆国大統領共和党予備選挙でのキャンペーンロゴ

リンジー・グラハム[4][5]リンジー・グレアム[6][7]とも。

経歴 編集

2016年アメリカ合衆国大統領共和党予備選挙候補だったが、2015年12月21日に撤退した。

2016年3月1日、共和党予備選でテッド・クルーズ上院議員を支持することを明らかにした[8]

2020年の大統領選挙では、民主党候補であるジョー・バイデンが勝利する可能性が高いと語り[9][10]、「出直すことを約束する」と、トランプ離れの態度をしめしていたが[11]、大統領選挙後は、ツイッターでトランプ・ジュニアに支援がないことを批判され、その数時間後、グラムはFOXテレビで「フィラデルフィアの選挙には不正があった」と語り、敗北を認めず「しっかり戦え」と50万ドルを献金する旨を語った[12][13]

2021年1月6日に起きた議事堂襲撃事件後に再開した合同会議において、「ジョー・バイデンとカマラ・ハリスが合法的に選出され、1月20日にアメリカの大統領と副大統領になる」と述べた[14]。後日行われたドラルド・トランプ大統領の2回目の弾劾裁判では「無罪」に投票した[15]

2021年8月、ワクチン接種済みではあったものの、新型コロナウイルスに感染した[16]

2022年ロシアのウクライナ侵攻が発生すると、侵攻を止めるには「あの男(ウラジーミル・プーチン)を殺すしかない」としてロシア国内から暗殺者が出ることを期待する発言を行った[17]

2023年1月、超党派の議員によるウクライナ訪問に参加。1月20日にはウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談を行った。記者会見ではアメリカを含む西側諸国に対して戦車の供給を促す発言を行った[18]

脚注 編集

  1. ^ Lindsey Graham - U.S. Congress Votes Database - The Washington Post”. web.archive.org (2014年10月29日). 2022年1月6日閲覧。
  2. ^ 発音: How to pronounce Lindsey graham | HowToPronounce.com” (英語). www.howtopronounce.com. 2020年11月13日閲覧。
  3. ^ http://www.lgraham.senate.gov/public/index.cfm/biography
  4. ^ トランプの「政権交代拒否」姿勢を非難せず? 黙する共和党議員ら”. Forbes Japan (2020年9月26日). 2023年12月30日閲覧。
  5. ^ https://www.cnn.co.jp/photo/l/791074.html
  6. ^ [1]
  7. ^ https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_8423381_po_02580217.pdf?contentNo=1
  8. ^ “共和クルーズ氏に期待の声=反トランプ票結集で−米大統領選”. 時事通信. (2016年3月3日). http://www.jiji.com/jc/zc?k=201603/2016030300515 2016年3月22日閲覧。 
  9. ^ 劣勢変わらず“トランプ離れ”が加速 重鎮も敗北宣言で逆転劇困難か 激戦州ペンシルベニアのトランプ支持者の今 後編”. FNNプライムオンライン. 2020年11月13日閲覧。
  10. ^ 共和党重鎮「民主党勝利の可能性高い」 米大統領選”. www.afpbb.com. 2020年11月13日閲覧。
  11. ^ 再選目指すグラム上院議員、トランプ氏敗北の可能性も見据える”. Bloomberg.com. 2020年11月13日閲覧。
  12. ^ 「根性なし!」 トランプ氏の家族、共和党員を…(写真=ロイター)”. 日本経済新聞 電子版. 2020年11月13日閲覧。
  13. ^ 共和党幹部、敗北認めず トランプ氏に「しっかり戦え」”. www.afpbb.com. 2020年11月13日閲覧。
  14. ^ Senator Graham on Arizona Objection | C-SPAN.org” (英語). www.c-span.org. 2022年1月6日閲覧。
  15. ^ Staff, WTOC. “Sen. Lindsey Graham releases statement on acquittal of President Trump in second impeachment trial” (英語). https://www.wtoc.com. 2022年1月6日閲覧。
  16. ^ 米共和グラム上院議員がコロナ感染、インフラ討議のなか自主隔離」『Reuters』、2021年8月2日。2022年1月6日閲覧。
  17. ^ 米上院議員、プーチン氏の暗殺呼び掛け”. AFP (2022年3月4日). 2022年3月4日閲覧。
  18. ^ 米上院超党派3議員、キーウ訪問 戦車供給の遅れを非難”. ロイター (2023年1月21日). 2023年1月21日閲覧。