ルイ・ネール

ルイ・ネール（Louis Eugène Félix Néel,　1904年11月22日 – 2000年11月17日）は、フランスの物理学者。

Louis Néel ルイ・ネール
ルイ・ネール(1970)
生誕	Louis Eugène Félix Néel (1904-11-22) 1904年11月22日 フランス リヨン
死没	2000年11月17日(2000-11-17)（95歳） フランス ブリーヴ＝ラ＝ガイヤルド
国籍	フランス
研究分野	固体物理学
研究機関	フランス国立科学研究センター
出身校	高等師範学校 パリ大学 ストラスブール大学
主な受賞歴	ノーベル物理学賞(1970)
プロジェクト:人物伝

ノーベル賞受賞者 受賞年：1970年 受賞部門：ノーベル物理学賞 受賞理由：固体物理学における重要な応用をもたらした反強磁性およびフェリ磁性に関する基礎的研究および諸発見

リヨンに生まれた。高等師範学校で学ぶ。1932年にストラスブール大学で学位をとり、1937年から1945年まで同大学の教授、1945年から1976年までグルノーブル大学の教授となる。

1953年には、国際理論物理学会東京&京都で来日した。

業績

1970年、「固体物理学における重要な応用をもたらした 反強磁性およびフェリ磁性に関する基礎的研究および諸発見」によりノーベル物理学賞を受賞した。反強磁性構造から常磁性構造に変わる温度であるネール温度に名前を残している。

1930年代初めから分子レベルでの磁性の研究をおこない、フェリ磁性、反強磁性を発見した。