ルーカス・リゲティ(Lukas Ligeti、1965年6月13日 - )は、オーストリアウィーン生まれの作曲家、パーカッション奏者である。彼の作品は、ジャズ現代音楽、そして様々な世界中の音楽の要素を取り入れている。

ルーカス・リゲティ
Lukas Ligeti
基本情報
生誕 (1965-06-13) 1965年6月13日(58歳)
出身地  オーストリアウィーン
ジャンル ジャズ
現代音楽
職業 ミュージシャン作曲家
担当楽器 パーカッション
公式サイト www.lukasligeti.com

背景 編集

リゲティは、ハンガリー人の祖先を持ち、著名な作曲家であるジェルジ・リゲティ(1923年 - 2006年)の息子である。ウィーン国立音楽大学で修士号を取得し、そこでエーリヒ・ウルバンナーから作曲を学んだ。

頻繁にアフリカへ旅行し、コートジボワールエジプトジンバブエなど、アフリカ諸国のミュージシャンと共演した。彼のグループである「ブルキナエレクトリック (Burkina Electric)」は、エレクトロニカブルキナファソのポピュラー音楽をひとつにまとめたものだった。

1994年から1996年まで、彼はスタンフォード大学の音楽音響学研究センターで客員作曲家となった。また、エリオット・シャープジョージ・ルイスヘンリー・カイザー、ロイ・ナサンソンと仕事した。

2006年には、ヨハネスブルグにあるウィットウォーターズランド大学の客員教授を務めた。

現在はロサンゼルス在住である。

作品 編集

作曲は、ロンドン・シンフォニエッタ、ブダペストのアマディンダ・アンサンブル、アイスブレイカー (Icebreaker)、ロンドン・コンポーザーズ・アンサンブル、シナジー・パーカッション・シドニー、アンサンブル・モデルンクロノス・クァルテット、ウィーン・ラジオ・シンフォニー・オーケストラ、バング・オン・ア・カンなどから依頼されている。

受賞歴 編集

1990年のウィーン作曲家奨励賞、1993年のオーストリア共和国賞や、カリフォルニア州サンタクララ郡芸術評議会およびオーストリア州による作曲奨励賞など、数多くの賞を受賞している。

ディスコグラフィ (一部) 編集

ソロ・アルバム 編集

  • Lukas Ligeti & Beta Foly (1997年、Intuition Records) ※Beta Folyとの共作
  • Mystery System (2004年、ツァディク)
  • Afrikan Machinery (2008年、ツァディク)[1]

脚注 編集

外部リンク 編集