ルーツ・ミュージック(roots music)とは、広義には各地域の土着の音楽を指している。

概要 編集

主なルーツ・ミュージックとしては、黒人のブルース[1]ゴスペル[注 1]、ディキシー・ランド・ジャズ[注 2]、白人のフォーク[注 3]カントリー[2]、ブルーグラス[注 4]、テックス・メックス(テハノ・ミュージック)などがある。特にアメリカ南部はアフロアメリカン人口が、アラバマ、ルイジアナ、ジョージア、サウス・キャロライナ、ノース・キャロライナ、テネシーなど11州を中心に多く、彼らの生み出してきた音楽が土着のルーツ・ミュージックとして生き続けてきた[3]

主なジャンル 編集

関連項目 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ センセーショナル・ナイチンゲイルズなどが知られている。
  2. ^ 戦前をルーツとするアメリカ南部のジャズ。ルイ・アームストロングが有名。
  3. ^ ウッディ・ガスリーらが有名。
  4. ^ フラット&スクラッグスの「ホギー・マウンテン・ブレイクダウン」は「俺たちに明日はない」で使用された。
  5. ^ ピート・シーガー、ボブ・ディランらがWガスリーの後を継承した。
  6. ^ レフティ・フリーゼル、ドン・ギブソンら有名歌手は数えきれない。
  7. ^ 戦前のロバート・ジョンソンから戦後のマディ・ウォーターズらの電気ブルースまで発展を続けた。
  8. ^ ウィリー・ネルソン、ギリアン・ウェルチ、ナンシー・グリフィスら、ジャンルにこだわらない縦断的なルーツ音楽。
  9. ^ スワン・シルバートーンズ、ソウル・スターラーズらも代表的なグループである。
  10. ^ バックウィート・ザディコら、黒人によるアコーディオンを使用したルーツ音楽。
  11. ^ クリフトン・シェニエら、白人によるアコーディオンを使用した音楽。
  12. ^ テキサス州のメキシコ系住民による音楽。
  13. ^ ビル・モンローらが有名だった。
  14. ^ ハートランド・ロック、サザン・ロックらがこのジャンルに属する。
  15. ^ ボブ・マーリィー、メイタルズ、サード・ワールドらが代表格。

出典 編集