ロジェ・アペリー(Roger Apéry, 1916年11月14日 - 1994年12月18日)は、フランス数学者。ζ(3) (ζ: ゼータ関数)が無理数になることを示したアペリーの定理に名を残している。

彼は1916年ルーアンで生まれ、1994年に病死した。生前はカーン大学に勤めていた。

1977年、彼は立方数の逆数和が無理数になるという証明で、思いがけず数学界に衝撃を与えた。それまで彼は、自分の名を広める定理が何一つとして無かったので、その輝かしい経歴にもかかわらず、自身を「フランスで最低な数学者」とうたっていた。

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