ロバート・ウィテカーRobert Whittaker1990年12月20日 - )は、オーストラリア[1]男性総合格闘家ニュージーランドオークランド出身。オーストラリアニューサウスウェールズ州シドニー在住。PMAスーパー・マーシャルアーツ所属。元UFC世界ミドル級王者。UFC世界ミドル級ランキング3位[2]オーストラリア人史上初のUFC世界王者。

ロバート・ウィテカー
2016年
本名 ロバート・ジョン・ウィテカー
(Robert John Whittaker)
生年月日 (1990-12-20) 1990年12月20日(33歳)
出身地 ニュージーランドの旗 ニュージーランド
オークランド
通称 ザ・リーパー
(The Reaper、死神)
ボビーナックルズ
(Bobby Knuckles)
居住 オーストラリアの旗 オーストラリア
ニューサウスウェールズ州シドニー
国籍 オーストラリアの旗 オーストラリア
身長 182.9 cm (6 ft 0 in)
体重 84 kg (185 lb)
階級 ウェルター級 (2009年 - 2014年)
ミドル級 (2014年 - )
リーチ 186.7 cm (74 in)
スタンス オーソドックス
チーム トリスタージム
→PMAスーパー・マーシャルアーツ/グレイシー柔術・スミートン・グレンジ/スタンド・ストロング・ボクシング
トレーナー ヘンリー・ペレス
ジャスティン・フィッツジェラルド (ボクシング)
ランク ハプキドー (黒帯)
剛柔流空手 (黒帯)
ブラジリアン柔術 (黒帯)
現役期間 2009年 -
総合格闘技記録
試合数32
勝利25
ノックアウト9
タップアウト5
判定11
敗戦7
ノックアウト3
タップアウト1
判定3
子供 4人
ウェブサイト https://www.robwhittaker.co/
総合格闘技記録 - SHERDOG
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来歴 編集

オーストラリア人の父親とマオリサモア人の母親を持つ。母親の希望で故郷のニュージーランドで出産後に、生後1か月でオーストラリアへ帰国した。

父親がウィテカーが7歳の時に礼儀や護身術を学ばせるために剛柔流空手の道場に兄と共に入門させる。9年かかって黒帯を取得すると、父親は今後も空手を続けるかウィテカーに選択させ、ウィテカーはハプキドーを始めることを選んだ。しかし程なくして通っていたハプキドーの道場が総合格闘技ジムに改装したため、総合格闘技へ転向した。プロの総合格闘家になる以前は電気技師をやっていた。

2009年3月14日、プロ総合格闘技デビュー。

UFC 編集

2012年にオーストラリア人ファイターとイギリス人ファイターの対抗戦「The Ultimate Fighter: The Smashes」のウェルター級トーナメントに参加。

2012年12月15日、UFC初参戦となったUFC on FX 6のウェルター級トーナメント決勝戦でブラッド・スコットと対戦し、3-0の判定勝ち。トーナメント優勝を果たした[3]

2014年2月22日、UFC 170スティーブン・トンプソンと対戦し、パウンドで1RTKO負け[4]

2014年11月7日、1階級上のミドル級転向初戦となったUFC Fight Night: Rockhold vs. Bispingでクリント・ヘスターと対戦し、膝蹴りでダウンを奪いパウンドで2RTKO勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した[5]

2015年5月10日、UFC Fight Night: Miocic vs. Huntでミドル級ランキング14位のブラッド・タヴァレスと対戦し、左フックでダウンを奪い、立ち上がったタヴァレスに追撃の左フックで再びダウンを奪いパウンドで開始44秒のKO勝ち[6]。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した[7]

2015年11月14日、UFC 193でミドル級ランキング10位のユライア・ホールと対戦し、3-0の判定勝ち[8]。当初はミドル級ランキング7位のマイケル・ビスピンと対戦予定であったが、9月30日、ビスピンが膝の怪我により試合を欠場したため、ホールとの対戦に変更された[9][10]

2016年4月23日、UFC 197でミドル級ランキング13位のハファエル・ナタウと対戦し、3-0の判定勝ち[11]

2016年11月26日、UFC Fight Night: Whittaker vs. Brunsonでミドル級ランキング8位のデレク・ブランソンと対戦。1R終盤に右ハイキックでぐらつかせ、追い討ちのアッパー連打でダウンを奪いパウンドでTKO勝ち[12]。ファイト・オブ・ザ・ナイトとパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを同時受賞した[13]

2017年4月15日、UFC on FOX 24でミドル級ランキング3位のホナウド・ジャカレイと対戦。2R序盤に右ストレートでダウンを奪うなどスタンドで圧倒し、2R終盤に右ハイキックでぐらつかせ、下になったジャカレイにエルボーとパウンドを浴びせてTKO勝ち[14]。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した[15]

UFC世界王座獲得 編集

2017年7月8日、UFC 213のUFC世界ミドル級暫定王座決定戦でミドル級ランキング1位のヨエル・ロメロと対戦。序盤から中盤にかけてはテイクダウンを奪われるなど劣勢となっていたが、それ以降はスタンドの打撃で巻き返して3-0の5R判定勝ち[16]。オーストラリア人及びニュージーランド出身者史上初となる王座獲得に成功し、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した[17]

2017年12月7日、正規王者ジョルジュ・サンピエールの王座返上により、暫定王者のウィテカーがミドル級正規王者に認定された[18]2018年2月21日、UFC 221のUFC世界ミドル級タイトルマッチでミドル級ランキング2位の元UFC世界ミドル級王者ルーク・ロックホールドと対戦予定であったが、怪我により試合を欠場した[19]。2018年1月20日、UFC代表のダナ・ホワイトは、ウィテカーが胃のブドウ球菌感染症に感染し、適切な治療が行われなかったため深刻な状態であると発表した[20]

2018年6月9日、UFC 225でミドル級ランキング1位のヨエル・ロメロと再戦。序盤はスタンドの攻防で試合を優位に進めたが、3Rに右フックでダウンを奪われ、5Rには左フックでダウンを奪われストップ寸前まで追い詰められるなど苦戦を強いられたものの、僅差で2-1(48-47、47-48、48-47)の5R判定勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。この試合は、ロメロが計量で185.2ポンドとタイトルマッチのリミット体重である185.0ポンドから0.2ポンドの体重オーバーをしたため、タイトルマッチからノンタイトルマッチに変更された[21]

2019年2月10日、UFC 234のUFC世界ミドル級タイトルマッチでケルヴィン・ガステラムと対戦予定だったが、ウィテカーが当日に腸の腹部ヘルニアの緊急手術を受け、大会当日に試合は中止となった[22]

世界王座陥落 編集

2019年10月6日、1年4カ月ぶりの復帰戦となったUFC 243のUFC世界ミドル級王座統一戦で暫定王者のイスラエル・アデサンヤと対戦し、2Rにカウンターの右フックと左フックのコンビネーションでダウンを奪われ、パウンドでKO負け。王座統一に失敗し、正規王座から陥落した。同大会の観衆は57,127人を動員し、2015年11月14日に同会場マーベル・スタジアム(当時の名称はドックランズ・スタジアム)で開催されたUFC 193の動員記録である56,214人を抑えて、UFCの観客動員記録を更新した[23]

2020年3月7日、UFC 248でミドル級ランキング4位のジャレッド・キャノニアと対戦予定であったが、1月15日に試合を欠場した。4月下旬のインタビューで、ウィテカーは燃え尽き症候群に陥っていたことを明かした[24]

2020年7月26日、UFC on ESPN: Whittaker vs. Tillでミドル級ランキング6位のダレン・ティルと対戦し、一進一退の攻防を繰り広げて3-0(48-47、48-47、48-47)の5R判定勝ち[25]

2020年10月24日、UFC 254でミドル級ランキング2位のジャレッド・キャノニアと対戦。1Rに右ハイキックでキャノニアの左手首を折ると、3Rには右ハイキックでダウンを奪うなどスタンドの攻防で終始圧倒し、3-0の判定勝ち[26]

2021年4月17日、UFC on ESPN: Whittaker vs. Gastelumでミドル級ランキング8位のケルヴィン・ガステラムと対戦し、3-0の5R判定勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。当初はミドル級ランキング2位のパウロ・コスタと対戦予定であったが、コスタが病気により試合を欠場したため、大会1カ月前のオファーを受けた代役のガステラムと対戦した[27]

2022年2月12日、UFC 271のUFC世界ミドル級タイトルマッチで王者イスラエル・アデサンヤに挑戦し、テイクダウンを4度奪うなど善戦したものの、僅差で0-3の5R判定負け。王座奪還に失敗した[28]

2022年9月3日、UFC Fight Night: Gane vs. Tuivasaでミドル級ランキング2位のマーヴィン・ヴェットーリと対戦し、3-0の判定勝ち[29]

2023年7月8日、UFC 290でミドル級ランキング5位のドリカス・デュ・プレシと対戦。試合前は圧倒的有利と目されていたが、右ジャブでダウンを奪われ追撃のスタンドパンチ連打で2RTKO負け[30]

2024年2月17日、UFC 298でミドル級ランキング6位のパウロ・コスタと対戦。1R終了直前に右スピニングバックキックを効かされるものの、右ローキックとパンチのコンビネーションで試合全体をコントロールし3-0の判定勝ち[31]

アマチュアレスリング  編集

UFC参戦中の2015年にフリースタイル・レスリングの大会出場を始め、同年のオーストラリア・カップで優勝した。

2017年に2年ぶりにレスリングに復帰すると、5月にオーストラリアの全国大会であるオーストラリア選手権に97kg級で出場し優勝[32][33]。11月には翌年2018年のコモンウェルスゲームズへの代表出場権がかかった予選大会に97kg級で優勝し[34][35]、2018年3月に代表に選出されるも[36]、大会で負傷などした場合のUFC 225でのミドル級タイトルマッチへの影響を考慮して代表を辞退した[37]

ファイトスタイル 編集

スタンドを主軸としたスタイルを持ち、空手仕込みの構えから繰り出す素早いパンチのコンビネーション、ワンツーから変則的な右ハイキックや右ミドルキックの組み立てを得意する。また、試合中にペースを崩すことがほとんどなく、5Rをフルに戦う豊富なスタミナとフィジカルの強さも併せ持つ。テイクダウンディフェンスの能力にも優れており、テイクダウンディフェンス率は82%を誇る[38]

人物・エピソード  編集

  • 親日家でプライベートで来日をした経験もあり「僕は日本が大好きだし、少年時代からPRIDEDREAMを見て育ってきた。いつか必ず日本で試合をする」と語っている[39]。また、好きな格闘家として桜庭和志、好きな食べ物として和食を挙げている[40]
  • ニュージーランドで生まれオーストラリア国籍へ帰化しているが、母方のマオリサモアの家系に強く誇りを持っており、いつもオーストラリアとニュージーランド両国を代表するつもりで戦っていると述べている[41][42]
  • トレーニングを積んでいる地元スミートン・グレンジのグレイシー柔術道場や各地にあるオーストラリア先住民の居住地で、子供向けにセミナーを開くボランティア活動を定期的に行っており、青少年に影響を与えることが出来るような模範的な選手になることで総合格闘技を広めたいと語っている[43]
  • GQオーストラリアのGQ Men Of The Year(2018年)で最優秀スポーツマン賞に選ばれている[44][45]
  • 左胸には、オーストラリアの国旗にデザインされている南十字星のタトゥー、右肩には、タ・モコというマオリ族の伝統的なタトゥーを入れている。
  • 既婚者であり、4人の子供がいる[46]

戦績 編集

総合格闘技 戦績
32 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
25 9 5 11 0 0 0
7 3 1 3 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
カムザット・チマエフ 試合前 UFC Fight Night: Whittaker vs. Chimaev 2024年6月23日
パウロ・コスタ 5分3R終了 判定3-0 UFC 298: Volkanovski vs. Topuria 2024年2月17日
× ドリカス・デュ・プレシ 2R 2:23 TKO(スタンドパンチ連打) UFC 290: Volkanovski vs. Rodríguez 2023年7月8日
マーヴィン・ヴェットーリ 5分3R終了 判定3-0 UFC Fight Night: Gane vs. Tuivasa 2022年9月3日
× イスラエル・アデサンヤ 5分5R終了 判定0-3 UFC 271: Adesanya vs. Whittaker 2
【UFC世界ミドル級タイトルマッチ】
2022年2月12日
ケルヴィン・ガステラム 5分5R終了 判定3-0 UFC on ESPN 22: Whittaker vs. Gastelum 2021年4月17日
ジャレッド・キャノニア 5分3R終了 判定3-0 UFC 254: Khabib vs. Gaethje 2020年10月24日
ダレン・ティル 5分5R終了 判定3-0 UFC on ESPN 14: Whittaker vs. Till 2020年7月26日
× イスラエル・アデサンヤ 2R 3:33 KO(左フック→パウンド) UFC 243: Whittaker vs. Adesanya
【UFC世界ミドル級王座統一戦】
2019年10月6日
ヨエル・ロメロ 5分5R終了 判定2-1 UFC 225: Romero vs. Whittaker 2 2018年6月9日
ヨエル・ロメロ 5分5R終了 判定3-0 UFC 213: Romero vs. Whittaker
【UFC世界ミドル級暫定王座決定戦】
2017年7月8日
ホナウド・ジャカレイ 2R 3:28 TKO(パウンド) UFC on FOX 24: Johnson vs. Reis 2017年4月15日
デレク・ブランソン 1R 4:07 TKO(左アッパー→パウンド) UFC Fight Night: Whittaker vs. Brunson 2016年11月26日
ハファエル・ナタウ 5分3R終了 判定3-0 UFC 197: Jones vs. St. Preux 2016年4月23日
ユライア・ホール 5分3R終了 判定3-0 UFC 193: Rousey vs. Holm 2015年11月14日
ブラッド・タヴァレス 1R 0:44 KO(左フック→パウンド) UFC Fight Night: Miocic vs. Hunt 2015年5月10日
クリント・ヘスター 2R 2:43 TKO(膝蹴り→パウンド) UFC Fight Night: Rockhold vs. Bisping 2014年11月7日
マイク・ローデス 5分3R終了 判定3-0 UFC Fight Night: Te Huna vs. Marquardt 2014年6月28日
× スティーブン・トンプソン 1R 3:43 TKO(右ストレート→パウンド) UFC 170: Rousey vs. McMann 2014年2月22日
× コート・マッギー 5分3R終了 判定1-2 UFC Fight Night: Condit vs. Kampmann 2 2013年8月28日
コルトン・スミス 3R 0:41 TKO(左フック→パウンド) UFC 160: Velasquez vs. Bigfoot 2 2013年5月25日
ブラッド・スコット 5分3R終了 判定3-0 UFC on FX 6: Sotiropoulos vs. Pearson
【ウェルター級トーナメント決勝】
2012年12月15日
× ジェシー・フアレス 5分5R終了 判定0-3 CFC 21
【CFCウェルター級タイトルマッチ】
2012年5月18日
ショーン・スプーナー 1R 4:01 TKO(パンチ連打) Superfight Australia 13
【SAウェルター級タイトルマッチ】
2012年3月23日
イアン・ボーン 2R 3:15 TKO(パンチ連打) CFC 19: Falciroli vs. Honstein 2011年12月9日
× キム・フン 1R 3:01 三角絞め Legend Fighting Championship 6 2011年10月30日
コーリー・ネルソン 2R 4:40 腕ひしぎ十字固め CFC 18: Juarez vs. Rodriguez 2011年8月26日
ベン・アロウェイ 2R 4:07 リアネイキッドチョーク CFC 17 2011年6月3日
ネイト・トムソン 1R 2:21 リアネイキッドチョーク CFC 15 2010年10月8日
ジェイ・コバーン 2R 0:32 腕ひしぎ十字固め CFC 14 2010年6月5日
ニック・アリエル 2R 3:50 KO(パンチ) CFC 12: Lombard vs. Santore 2010年3月12日
リチャード・ウォルシュ 2R 2:40 リアネイキッドチョーク CFC 11 2009年11月20日
クリス・タローウィン 1R TKO(パンチ連打) XFC: Return of the Hulk 2009年3月14日

獲得タイトル 編集

表彰 編集

ペイ・パー・ビュー販売件数 編集

開催年月日 イベント 販売件数 備考
2017年7/8_7月8日 UFC 213: ヨエル・ロメロ vs. ロバート・ウィテカー 013_13万件
2018年6/9_6月9日 UFC 225: ロバート・ウィテカー vs. ヨエル・ロメロ 2 025_25万件

脚注 編集

  1. ^ ロバート・ウィテカー Tapology
  2. ^ [1] UFC公式サイト
  3. ^ UFC on FX 6 Results: Why Robert Whittaker vs Brad Scott Stole the Show Bleacher Report 2012年12月15日
  4. ^ UFC 170 results: Stephen Thompson finishes off Robert Whittaker MMA Fighting 2014年2月22日
  5. ^ UFC Fight Night 55 bonuses: Rockhold, Smolka, Whittaker, Hester win $50,000 MMA Junkie 2014年11月8日
  6. ^ UFC Fight Night 65 results: Robert Whittaker flattens, finishes Brad Tavares 44 seconds MMA Mania 2015年5月10日
  7. ^ UFC Fight Night 65 bonuses: With 10 finishes in 12 fights, who got $50,000? MMA Junkie 2015年5月10日
  8. ^ UFC 193 results: Robert Whittaker outshines Uriah Hall for unanimous decision upset MMA Junkie 2015年11月14日
  9. ^ Michael Bisping vs. Robert Whittaker set for UFC 193 in Australia MMA Junkie 2015年8月19日
  10. ^ Uriah Hall Replaces Injured Michael Bisping to Fight Robert Whittaker at UFC 193 Bleacher Report 2015年10月1日
  11. ^ UFC 197 results: Robert Whittaker wins slugfest over Rafael Natal MMA Fighting 2016年4月23日
  12. ^ UFC Fight Night 101 results: Robert Whittaker stops Derek Brunson in wild back-and-forth brawl MMA Junkie 2016年11月27日
  13. ^ UFC FIGHT NIGHT 101 BONUSES: ROBERT WHITTAKER POCKETS $100K FOR FIRST-ROUND TKO Sherdog 2016年11月26日
  14. ^ UFC results: Robert Whittaker scores shocking upset TKO of 'Jacare' Souza CBS MMA 2017年4月16日
  15. ^ UFC on FOX 24 bonuses: History maker Demetrious Johnson among the night's winners MMA Junkie 2017年4月15日
  16. ^ UFC 213: Robert Whittaker wins UFC interim middleweight title The Sydney Morning Herald 2017年7月9日
  17. ^ UFC 213 bonuses: Robert Whittaker, Yoel Romero take Fight of the Night honors MMA Fighting 2017年7月9日
  18. ^ GSPが王座を返上し、ウィテカーvsロックホールドがUFCミドル級タイトルマッチに Queel 2017年12月7日
  19. ^ UFC 221: Robert Whittaker pulls out of title defence against Luke Rockhold, Yoel Romero steps in perth now 2018年1月13日
  20. ^ Dana White: Robert Whittaker in 'serious condition' after mistreated staph infection in stomach MMA Junkie 2018年1月21日
  21. ^ Whittaker robbed of UFC title defence as Romero fails to make weight The Sydney Morning Herald 2018年6月9日
  22. ^ Robert Whittaker emerges from emergency dual surgeryYahoo Sports 2019年2月10日
  23. ^ UFC 243 results, highlights: Israel Adesanya claims middleweight crown with violent TKO of Robert Whittaker CBS MMA 2019年10月6日
  24. ^ UFC 2020: Robert Whittaker breaks silence on UFC absence Daily Telegraph 2020年4月28日
  25. ^ UFC Fight Island 3 Results: Robert Whittaker Wins Close One Against Darren Till Cage Side Press 2020年7月25日
  26. ^ UFC 254 Results: Robert Whittaker Wins in Great Fight Against Jared Cannonier Cage Side Press 2020年10月24日
  27. ^ UFC: Paulo Costa out of Robert Whittaker bout because of ‘severe flu’ after Covid-19 diagnosis South China Morning Post 2021年3月17日
  28. ^ ISRAEL ADESANYA WINS REMATCH OVER ROBERT WHITTAKER TO RETAIN MIDDLEWEIGHT TITLE DAZN 2022年2月13日
  29. ^ UFC Fight Night 209 results: Robert Whittaker picks apart Marvin Vettori, declares himself 'most dangerous' in division MMA Junkie 2022年9月3日
  30. ^ UFC 290 Results: Volkanovski vs. Rodriguez MMA Fighting 2023年7月8日
  31. ^ UFC 298: VOLKANOVSKI VS. TOPURIA MMA Fighting 2024年2月17日
  32. ^ Australian Wrestling Championships 2017年5月
  33. ^ AUSTRALIAN WRESTLING CHAMPIONSHIPS RESULTS 2019年5月13日
  34. ^ Commonwealth Games Team Selection Event - Nov 2017 2017年11月
  35. ^ Commonwealth Games Team Selection Event - Nov 2017 2017年11月
  36. ^ UFC champ Robert Whittaker leads Comm Games wrestlersThe Sydney Morning Herald 2018年3月2日
  37. ^ Robert Whittaker pulls out of Commonwealth Games after UFC threatens to strip his titleMMA Mania 2018年4月1日
  38. ^ Robert Whittaker UFC Stats
  39. ^ ゴング格闘技 2017年5月号
  40. ^ Humanizing Athletes: Robert Whittaker Alex Behunin Instagram 2022年8月31日
  41. ^ Time for UFC fighter Robert Whittaker to reap the rewardsStuff 2017年1月15日
  42. ^ UFC interim middleweight champion Robert Whittaker's star rises after Romero fightThe Age 2017年7月14日
  43. ^ UFC Star Robert Whittaker Visits Indigenous Communities 2017年7月9日
  44. ^ Robert Whittaker, Australia's First-Ever UFC Champion, Crowned 2018 GQ Sportsman of the YearGQ Australia 2018年11月14日
  45. ^ Dana White Presents Robert Whittaker With GQ Sportsman Of the Year Award At GQ Men Of The YearGQ Australia公式YouTubeチャンネル 2019年11月14日
  46. ^ Who Is Robert Whittaker’s Wife Sofia? How Many Kids Does He Have? All We Know About Ex-UFC Champ’s Family Essentially Sports 2024年2月11日

関連項目 編集

外部リンク 編集

前王者
王座新設
UFC世界ミドル級暫定王者

2017年7月8日 - 2017年12月7日

次王者
王座廃止
空位
前タイトル保持者
ジョルジュ・サンピエール
第10代UFC世界ミドル級王者

2017年12月7日 - 2019年10月6日

次王者
イスラエル・アデサンヤ