ヴィレ・ヴァロ(Ville Valo、本名:ヴィッレ・ヘルマンニ・ヴァロ(Ville Hermanni Valo)、1976年11月22日 - )は、フィンランドヘルシンキ出身のゴシック・メタルバンド、HIMシンガーソングライターであり、フロントマン。声域はバリトン[1]

ヴィレ・ヴァロ
Ville Valo
ヴィレ・ヴァロ, 2007
基本情報
出生名 Ville Hermanni Valo
生誕 (1976-11-22) 1976年11月22日(47歳)
出身地  フィンランド
ウーシマー州 ヘルシンキ
ジャンル ゴシックメタル
職業 ボーカリスト
ドラマー
作曲家
作詞家
担当楽器
ドラムス
共同作業者 HIM
B.L.O.O.D
Eloveena Boys
Kemoterapia
Daniel Lioneye
The 69 Eyes

生い立ち 編集

ヘルシンキのヴァッリラ地区で生まれる。父親のカリはフィンランド人で、母親のアニータはハンガリー人の血を引く[2]。ヴィッレの出生後、家族は川沿いの町に移り、彼が十代の間をそこで暮らす。1984年には、彼の唯一の兄弟である、弟ジェッセが生まれる[3]。彼は十代後半の時、父親の持つアダルトショップで働き[4]、18歳の時に自立。幼少時代には音楽好きな両親の影響で、フィンランドで有名な歌手、Tapio RautavaaraRauli Badding Somerjokiを聞いていた。その一方で、年上の従兄弟からは、キッスブラック・サバスアイアン・メイデンといったヘヴィロックを教わる[2]

前歴 編集

ヴァロは、1987年から1988年までヘルシンキで結成されたバンド、B.L.O.O.DとEloveena Boysに、1989年から1999年にはKemoterapiaに、そしてDaniel Lioneyeのプロジェクトにはドラマーとして加入していた。彼はまた、フィンランドのバンドThe 69 EyesによるWasting the Dawnという曲のPVにも出演した。このバンドの最初の2つのアルバムでは、コーラスとしても参加した。

現在 編集

現在ヴァロはHIMのフロントマンとして、1つのEPと、8つのアルバム、4つのコンピレーション・アルバムをリリース。HIMは、5枚目のアルバムDark Lightでフィンランドのロックバンドとしては初めて、アメリカでのゴールドレコード賞を受賞した。2013年4月26日には、HIMの8枚目のアルバムTears on Tapeをリリース。彼は現在、ヘルシンキに住んでいる。

映画とテレビ 編集

ヴァロはCKY、ジャッカス(Jackass)やヴィバラバム(Viva La Bam)のスターであるバム・マージェラBam Margera)とは親しい友達であり、同じタトゥーを数多く共有する程である。ヴァロは、映画Jackass Number Twoや、バムを監督とする映画、Where the #$&% Is Santa?に登場している。Viva La Bamの中にも度々登場している。映画マダガスカル2フィンランド語バージョンでは、カバのモトモトを演じている。

脚注 編集

  1. ^ Ville Valo review.
  2. ^ a b アーカイブされたコピー”. 2011年10月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年10月30日閲覧。. Heartagram.org. Retrieved 21 November 2007.
  3. ^ Jesse Valo
  4. ^ Kerrang! magazine - June 2008

外部リンク 編集