七里駅

埼玉県さいたま市見沼区にある東武鉄道の駅

七里駅(ななさとえき)は、埼玉県さいたま市見沼区大字風渡野にある、東武鉄道野田線(東武アーバンパークライン)のである。駅番号TD 05

七里駅
旧駅舎(2016年1月)
ななさと
Nanasato
TD 04 大和田 (1.6 km)
(2.9 km) 岩槻 TD 06
地図
所在地 さいたま市見沼区大字風渡野603
北緯35度56分10.85秒 東経139度39分56.96秒 / 北緯35.9363472度 東経139.6658222度 / 35.9363472; 139.6658222座標: 北緯35度56分10.85秒 東経139度39分56.96秒 / 北緯35.9363472度 東経139.6658222度 / 35.9363472; 139.6658222
駅番号 TD05
所属事業者 東武鉄道
所属路線 野田線(東武アーバンパークライン)
キロ程 5.6 km(大宮起点)
電報略号 ナト
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
[東武 1]17,229人/日
-2022年-
開業年月日 1929年昭和4年)11月17日
備考 業務委託駅
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歴史 編集


駅構造 編集

 
ホーム(2008年11月)

相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を有する。自動券売機自動改札機、エスカレーター、エレベーター設置。駅業務は東武ステーションサービスに委託している。かつての駅舎は大宮方面ホーム側(南側)にあり、船橋方面ホームとは跨線橋により連絡していた。

のりば 編集

番線 路線 方向 行先[6]
1   東武アーバンパークライン 上り 大宮方面
2 下り 方面

七里駅南北自由通路 編集

都市計画道路
七里駅南北自由通路
路線延長 100 m[7]
制定年 2020年
開通年 2024年
起点 埼玉県さいたま市見沼区大字風渡野字往還上西
終点 埼玉県さいたま市見沼区大字風渡野字往還上西
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

駅舎改修事業により整備された南北自由通路は、さいたま市都市計画道路七里駅南北自由通路(ななさとえきなんぼくじゆうつうろ)」である[8]2020年令和2年)5月1日に都市計画決定され[9][8]、橋上駅舎の一部として建設が進められた。2024年(令和6年)2月10日の新駅舎使用開始に伴い、起点側である北口側の階段部分を除く形で暫定供用され[5]、同年3月31日に北口側の階段部分の使用が開始された事に伴い全面開通した。

延長は100 m、幅員は4.6 m[注釈 2]で、種別は特殊街路とされている[7]

利用状況 編集

2022年度の一日平均乗降人員17,229人である[東武 1]

近年の一日平均乗降・乗車人員は下表のとおりである。

年度別一日平均乗降・乗車人員[10][11][12]
年度 一日平均
乗降人員[13]
一日平均
乗車人員
1987年(昭和62年) 10,617
1988年(昭和63年) 10,995
1989年(平成元年) 11,167
1990年(平成02年) 11,598
1991年(平成03年) 11,907
1992年(平成04年) 11,937
1993年(平成05年) 11,919
1994年(平成06年) 11,880
1995年(平成07年) 12,043
1996年(平成08年) 12,009
1997年(平成09年) 23,091 11,703
1998年(平成10年) 22,215 11,260
1999年(平成11年) 21,843 11,081
2000年(平成12年) 21,892 11,096
2001年(平成13年) 21,652 10,903
2002年(平成14年) 21,027 10,592
2003年(平成15年) 20,672 10,413
2004年(平成16年) 20,287 10,203
2005年(平成17年) 20,476 10,274
2006年(平成18年) 20,471 10,280
2007年(平成19年) 20,868
2008年(平成20年) 20,859
2009年(平成21年) 20,495
2010年(平成22年) 20,346
2011年(平成23年) 20,179
2012年(平成24年) 20,610
2013年(平成25年) 20,818
2014年(平成26年) 20,399
2015年(平成27年) 20,711
2016年(平成28年) 20,646
2017年(平成29年) 20,556
2018年(平成30年) 20,547
2019年(令和元年) 20,392
2020年(令和02年) [東武 2]15,644
2021年(令和03年) [東武 3]16,326
2022年(令和04年) [東武 1]17,229

駅周辺 編集

駅南側は駅前にタクシーや病院への送迎バスのりばがあるが、路線バスの停留所は駅からやや離れた道路上にある。周辺は住宅地が広がり、道路沿いに店舗も多いが、駅からやや離れると農地も見られる。近年は宅地開発が盛んに行われている。

駅北側は長らく一面雑木林だったが、さいたま市の土地区画整理事業によりすべて伐採され、道路の整備や宅地の造成が進められている。

隣の駅 編集

東武鉄道
  東武アーバンパークライン
急行・区間急行
通過
普通
大和田駅 (TD 04) - 七里駅 (TD 05) - 岩槻駅 (TD 06)

1931年(昭和6年)から1950年(昭和25年)まで、七里駅 - 岩槻駅間に「加倉駅」が存在した。

この区間は野田線の中でも比較的駅間距離が長いため、加倉駅復活の要望があった。大宮市時代には都市計画に新駅「宮ヶ谷塔駅(仮称)」設置の構想があった。これは当時の大宮市が主体となって行われた計画であるため、駅の位置は加倉駅のあった現在の岩槻区加倉地区よりやや西の、見沼区宮ヶ谷塔付近である。

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 当初は2022年(令和4年)3月の開始を予定していた[4]
  2. ^ 実際には、通路部の幅員は6 m、階段部の幅員は4.6 m[7]

出典 編集

  1. ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1929年11月22日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  2. ^ 七里駅|東武鉄道公式サイト”. www.tobu.co.jp. 2024年1月11日閲覧。
  3. ^ さいたま市/東武アーバンパークライン七里駅 橋上化工事に伴う改札口および通路変更のお知らせ” (PDF). www.city.saitama.lg.jp. 2024年1月11日閲覧。
  4. ^ さいたま市/東武アーバンパークライン 七里駅舎改修事業について” (PDF). www.city.saitama.lg.jp. 2024年1月11日閲覧。
  5. ^ a b c 東武アーバンパークライン 七里駅 新駅舎使用開始のお知らせ|東武鉄道公式サイト” (PDF). www.tobu.co.jp. 2024年1月11日閲覧。
  6. ^ 七里駅 構内マップ”. 東武鉄道. 2023年10月1日閲覧。
  7. ^ a b c さいたま市/さいたま市都市計画審議会の開催結果(令和2年度第1回) 議案書第395号 さいたま都市計画道路の変更について(さいたま市決定)” (PDF). www.city.saitama.lg.jp. 2024年1月11日閲覧。
  8. ^ a b さいたま市/さいたま都市計画道路 一覧表” (PDF). www.city.saitama.lg.jp. 2024年1月11日閲覧。
  9. ^ さいたま市/告示一覧(令和2年5月1日から同月15日まで)” (PDF). www.city.saitama.lg.jp. 2024年1月11日閲覧。
  10. ^ 埼玉県統計年鑑
  11. ^ さいたま市統計書”. 埼玉県さいたま市役所公式ホームページ. 2024年2月9日閲覧。
  12. ^ 旧大宮市統計書”. 埼玉県さいたま市役所公式ホームページ. 2024年2月9日閲覧。
  13. ^ レポート”. 関東交通広告協議会. 2023年6月17日閲覧。
東武鉄道の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 東武会社要覧2023 (PDF) (Report). 東武鉄道. p. 69. 2023年11月5日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年11月3日閲覧
  2. ^ 東武会社要覧2021 (PDF) (Report). 東武鉄道. p. 69. 2022年4月19日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年11月3日閲覧
  3. ^ 東武会社要覧2022 (PDF) (Report). 東武鉄道. p. 69. 2023年6月12日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年11月3日閲覧

関連項目 編集

外部リンク 編集