三銃士』(さんじゅうし、原題:The Three Musketeers)は、1844年に出版されたアレクサンドル・デュマ・ペールの小説『三銃士』を原作とする1921年のアメリカの無声映画

三銃士
The Three Musketeers
監督 フレッド・ニブロ
脚本 Edward Knoblock (脚色)
ダグラス・フェアバンクス
Lotta Woods (脚本)
原作 アレクサンドル・デュマ
製作 ダグラス・フェアバンクス
出演者 ダグラス・フェアバンクス
Leon Bary
ジョージ・シーグマン
ユージン・ポーレット
Boyd Irwin
Marguerite De La Motte
音楽 Louis F. Gottschalk
撮影 Arthur Edeson
編集 Nellie Mason
配給 ユナイテッド・アーティスツ
公開
  • 1921年8月28日 (1921-08-28)
上映時間 120分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 サイレント映画
英語インタータイトル
興行収入 150万ドル[1]
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監督はフレッド・ニブロ、主演はダルタニャン役のダグラス・フェアバンクス。この映画では当初、Handschiegl Color Process(「Wyckoff-DeMille Process」とも呼ばれる、映像のカラー化)で撮影されたシーンがあった[2]。本作には続編『鉄仮面』(1929年)が存在し、フェアバンクスがダルタニャン役を、 De Brulierがリシュリュー枢機卿役を再び演じた。

製作 編集

The Three Musketeers (1921)

この映画の戦闘シーンで、運動神経抜群のダグラス・フェアバンクスが片手で剣を握りながら行う軽業のような身のこなしは、映画史初期の偉大なスタントの一つとされている。フェアバンクスの伝記作家であるジェフリー・ヴァンス英語版は、「『三銃士』は、フェアバンクスのコスチューム映画の中では最初の作品であり、その後の模範となる製作価値と装飾に満ちていた」と熱弁している。「実際、ある装飾は映画の枠を超えていた。フェアバンクスは、『三銃士』のために生やしたダルタニアンの口ひげを死ぬまで伸ばしたままであった。『三銃士』で、彼はついに自らの天職を見つけ、自らの名声と映画の結晶と位置付けたのだ。」[3]

キャスト 編集

出典 編集

  1. ^ Balio, Tino (2009). United Artists: The Company Built by the Stars. University of Wisconsin Press. p. 42. ISBN 978-0-299-23004-3. https://archive.org/details/unitedartistscom00bali_833 
  2. ^ The Three Musketeers”. Silent Era. Carl Bennett and the Silent Era Company (2015年). 2015年9月22日閲覧。
  3. ^ Vance, Jeffrey (2008). Douglas Fairbanks. Berkeley, California: University of California Press. p. 105. ISBN 978-0520256675 

外部リンク 編集