上四方固(かみしほうがため)は、柔道固技抑込技の一つ。ノースサウス・ポジション (North-south position) の一種。仰向けにした相手の頭上側から相手に乗り被さり、相手の両肩または両腕の外側から、抱き着く様に、自分の両腕で制し抑え込む技。両手で相手の横帯や襟を取って、相手の両腕が抜けないようにをしめて抑える。相手の頭上側から相手を抑え込んでいるが、袈裟に抑えこんでる場合後袈裟固、相手の両腕を外から両腕で制していない場合は崩上四方固となる。講道館国際柔道連盟 (IJF) での正式名。IJF略号KSH。別名正上四方固(せいかみしほうがため)[1]

上四方固のイラスト

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出典 編集

  1. ^ 嘉納行光川村禎三中村良三醍醐敏郎竹内善徳『柔道大事典』佐藤宣践(監修)、アテネ書房、日本(原著1999年11月21日)。ISBN 4871522059。"正上四方固"。