下喉頭動脈(かこうとうどうみゃく)は、頭頸部動脈の一つ。反回神経と共に気管食道溝を上行して下咽頭収縮筋の最下端部で輪状咽頭筋を貫き[1]喉頭後部へ到達し、同部の筋肉粘膜に栄養を供給する。 反対側同名枝の枝及び上甲状腺動脈の枝である上喉頭動脈と吻合する。

動脈: 下喉頭動脈
英語 Inferior laryngeal artery
ラテン語 arteria laryngea inferior
グレイの解剖学 書籍中の説明(英語)
栄養 喉頭
起始
静脈
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喉頭へはこの下喉頭動脈と、上喉頭動脈上甲状腺動脈輪状甲状枝から血液が供給される[1]

脚注 編集

  1. ^ a b 岩田重信「臨床に役立つ局所解剖 喉頭の血管神経支配」『日本耳鼻咽喉科学会会報』第94巻第11号、日本耳鼻咽喉科学会、1991年11月、1794-1797頁、doi:10.3950/jibiinkoka.94.11_1794ISSN 0030-6622NAID 130000806309JOI:JST.Journalarchive/jibiinkoka1947/94.11_1794 

外部リンク 編集

この記事にはパブリックドメインであるグレイ解剖学第20版(1918年)本文が含まれています。