井川町
日本の秋田県南秋田郡の町
井川町(いかわまち)は、秋田県の中央部に位置する町で、南秋田郡に属する。
いかわまち 井川町 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 東北地方 | ||||
都道府県 | 秋田県 | ||||
郡 | 南秋田郡 | ||||
市町村コード | 05366-0 | ||||
法人番号 | 3000020053660 | ||||
面積 |
47.95km2 (境界未定部分あり) | ||||
総人口 |
4,214人 [編集] (推計人口、2024年4月1日) | ||||
人口密度 | 87.9人/km2 | ||||
隣接自治体 | 秋田市、潟上市、南秋田郡五城目町、八郎潟町、大潟村 | ||||
町の木 | クロマツ | ||||
町の花 | サクラ | ||||
町の鳥 | ヤマドリ | ||||
井川町役場 | |||||
町長 | 齋藤多聞 | ||||
所在地 |
〒018-1596 秋田県南秋田郡井川町北川尻字海老沢樋ノ口78-1 北緯39度54分51秒 東経140度04分53秒 / 北緯39.91414度 東経140.08142度座標: 北緯39度54分51秒 東経140度04分53秒 / 北緯39.91414度 東経140.08142度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
地理 編集
八郎潟に面した町で、東部は俎山を東端とする山地になっている。
隣接している自治体 編集
人口 編集
井川町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 井川町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |
■紫色 ― 井川町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |
井川町(に相当する地域)の人口の推移 | ||
総務省統計局 国勢調査より |
歴史 編集
- 出羽国秋田郡堤村として成立したとされる。
- 1955年(昭和30年)2月1日 - 南秋田郡上井河村、下井河村が合併し、井川村誕生。
- 同日井川村誕生により、上井河中学校が井川東中学校、下井河中学校を井川西中学校に校名変更。
- 1959年(昭和34年)4月1日 - 井川東中学校、井川西中学校が統合し、井川中学校(東教場、西教場)が創立。
- 1964年(昭和39年)1月13日 - 井川中学校東教場、西教場の統合新校舎が竣工。
- 1971年(昭和46年)4月1日 - 井川東小学校、井川西小学校が統合し、井川小学校(東校舎、西校舎)が創立。
- 1972年(昭和47年)4月 - 日本各地から集められた桜200種2,000本が同月より2年がかりで植樹され、日本国花苑が開園。
- 1973年(昭和48年)8月24日 - 井川小学校東校舎、西校舎の統合新校舎が竣工
- 1974年(昭和49年)6月1日 - 町制施行。井川町となる。
- 1995年(平成7年)12月1日 - 請願駅である井川さくら駅が開業。
- 1998年(平成10年)3月 - 幼保一元化施設である井川こどもセンターが開設。
- 2005年(平成17年) - 五城目町と八郎潟町との法定合併協議会から離脱。これがきっかけで、後に八郎潟町も離脱し、法定合併協議会を廃止することになった。
- 2006年(平成18年)11月 - 井川こどもセンターが、日本初の認定こども園に認定される。
- 2018年(平成30年)4月9日 - 井川小学校、井川中学校を小中一貫校設置を目的とした統合により、井川義務教育学校を創立。
町長 編集
- 2015年2月15日投開票の町長選挙の結果、齋藤正寧の長男で、元団体職員の齋藤多聞が初当選し、同年2月15日に就任した。齋藤多聞は、曽祖父・祖父が旧上井河村村長、父が前町長と、直系4代で町村長を務めた家系の出身となる[2][注 1]。
歴代村長および町長 編集
期 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
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村長職務執行者 | 齋藤正作 | 1955年(昭和30年)2月1日 | 1955年(昭和30年)3月13日 | 旧上井河村長。後に県議に転出。 |
1 | 遠藤三之丞 | 1955年(昭和30年)3月14日 | 1959年(昭和34年)2月23日 | |
2-6 | 鷲谷嘉兵衛 | 1959年(昭和34年)3月1日 | 1979年(昭和54年)2月28日 | |
7-15 | 齋藤正寧 | 1979年(昭和54年)3月1日 | 2015年(平成27年)1月5日 (任期途中での死亡退任) |
元県議。齋藤正作の長男。 |
町長職務代理者 | 遠藤兼美 | 2015年(平成27年)1月5日 | 2015年(平成27年)2月15日 | |
16-18 | 齋藤多聞 | 2015年(平成27年)2月15日 | (現職) | 齋藤正寧の長男。 |
産業 編集
郵便局 編集
- 下井河郵便局
- 上井河郵便局
- 今戸簡易郵便局
- 井内簡易郵便局
町内を担当する集配局は、潟上市の飯田川郵便局(ゆうゆう窓口機能は秋田中央郵便局が担当)。
金融機関 編集
- あきた湖東農業協同組合井川支所
教育 編集
- 井川町立井川義務教育学校
2018年4月に、井川町立井川中学校の敷地を利用して、小中一貫教育を行う、秋田県内では初となる義務教育学校が設置された。これに伴い、井川町立井川小学校と井川町立井川中学校は閉校となった。
医療 編集
町内に公立の病院はなく、八郎潟町にある湖東厚生病院まで無料の井川町巡回バス「さくら号」「ゆうゆう号」を運行している。
- 国民健康保険井川町診療所
- 湖東厚生病院
国保井川町診療所は、かねてから常勤の医師が不在となることも少なからずあり、他自治体にある比較的規模の大きい病院から週に数回、医師を派遣要請することで対応する状態になる事もある他、2015年に行われた前町長の死去に伴う町長選挙では、当時は完全に不在となっていた常勤医師を置くことを公約にした候補者もおり、2016年時点では、60歳代の内科医1名のみ確保し、他の診療科は引き続き派遣要請する医師などで対応する状況となっている。[要出典]
交通 編集
鉄道 編集
バス 編集
道路 編集
出身者 編集
その他 編集
市外局番 編集
秋田市と同じ、018である。収容局と局番は以下の通り。
- 井川…854-6、855-6、874-2〜4
井川町を舞台にした作品 編集
引用 編集
- ^ “湖沼面積” (PDF). 国土地理院 (2015年3月6日). 2015年3月9日閲覧。
- ^ <井川町長>曽祖父から直系4代首長河北新報2015年03月02日月曜日(2015年3月2日閲覧)
注釈 編集
参考文献 編集
- 井川町史[要文献特定詳細情報]
外部リンク 編集
- 公式ウェブサイト
- 井川町に関連する地理データ - オープンストリートマップ