京阪膳所駅

日本の滋賀県大津市にある京阪電気鉄道の駅

京阪膳所駅(けいはんぜぜえき)は、滋賀県大津市馬場二丁目にある、京阪電気鉄道石山坂本線停留場駅番号OT09

京阪膳所駅
改札口(2019年9月)
けいはんぜぜ
Keihan-zeze
OT08 (0.5 km)
(0.8 km) 石場 OT10
地図下は膳所駅
所在地 滋賀県大津市馬場二丁目11-6
北緯34度59分58.92秒 東経135度52分51.38秒 / 北緯34.9997000度 東経135.8809389度 / 34.9997000; 135.8809389座標: 北緯34度59分58.92秒 東経135度52分51.38秒 / 北緯34.9997000度 東経135.8809389度 / 34.9997000; 135.8809389
駅番号 OT  09
所属事業者 京阪電気鉄道
所属路線 石山坂本線
キロ程 4.7 km(石山寺起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
2,754人/日(降車客含まず)
-2019年-
乗降人員
-統計年度-
5,792人/日
-2019年-
開業年月日 1913年大正2年)3月1日
乗換 JR東海道本線琵琶湖線) - 膳所駅
テンプレートを表示

接続する鉄道路線 編集

歴史 編集

開業時は車庫と電車用変電所が併設されていた。車庫は錦織車庫完成時に移設、現在のホームより東に約200 mの位置にあったとされる[1]。変電所も1991年までは存在したが2000年には廃止された事が確認された事から、大津線の1500V昇圧時に廃止されたと推定される[2]

年表 編集

  • 1913年大正2年)3月1日:大津電車軌道大津(現・びわ湖浜大津駅) - 膳所(現・膳所本町駅)間開通と同時に、馬場駅(ばばえき)として開業(開業当時は馬場駅構内馬場駅前という二つのホームがあった)。
当時のパンフレットによると馬場駅(現・膳所駅)が大津駅を称していた頃「大津駅前」と称していた時期がある(その後、国鉄の駅が「馬場駅」に戻ったのに伴い、大津電軌も「馬場駅」に戻った)。1916年(大正5年)に大津電車軌道が発行した「大津電車遊覧案内」にも「大津駅前(大津駅)」の名前を見ることができる。
  • 1927年昭和2年)1月21日:会社合併により琵琶湖鉄道汽船の停留場となる。
  • 1929年(昭和4年)4月11日:会社合併により京阪電気鉄道石山坂本線の停留場となる。
  • 1937年(昭和12年)8月20日膳所駅前駅(ぜぜえきまええき)に改称。
  • 1943年(昭和18年)10月1日:会社合併により京阪神急行電鉄(現・阪急電鉄)の停留場となる。
  • 1949年(昭和24年)12月1日:会社分離により、改めて京阪電気鉄道の停留場となる。
  • 1953年(昭和28年)4月1日京阪膳所駅(けいはんぜぜえき)に改称。
  • 2008年平成20年)3月:下りホームに車イス用スロープを設置。
  • 2017年(平成29年)7月:駅入口看板などのサインシステムを京阪線と同一のものに更新。
  • 2018年(平成30年)3月末:ホームの位置を移設、自動改札機3機新設、足下灯の設置などの改良工事が竣工[3]

停留場構造 編集

相対式ホーム2面2線をもつ地上駅。駅舎は坂本方面行ホームの石山寺寄りにあり、反対側の石山寺方面行ホームへは構内踏切で連絡している。ホームはカーブ上にあるので乗降時には足元への注意が必要だったが、2018年3月にホームの位置を移動してカーブを緩やかに改良され、スロープの勾配も緩やかになり、PiTaPa(ICOCA)対応の自動改札機が設置された[4]

早朝と深夜は無人となる[5]

のりば 編集

ホーム 路線 方向 行先
駅舎側 石山坂本線 下り びわ湖浜大津坂本比叡山口方面[6]
反対側 上り 石山寺方面[6]

停留場周辺 編集

バス路線 編集

隣の停留場 編集

京阪電気鉄道
石山坂本線
錦駅 (OT08) - 京阪膳所駅 (OT09) - 石場駅 (OT10)

脚注 編集

  1. ^ 参考文献・1998年の大津市制百周年企画展「大津の鉄道百科展」のパンフレットより
  2. ^ 参考文献・鉄道ピクトリアル1991年12月増刊京阪電鉄特集号、鉄道ピクトリアル2000年12月増刊京阪電鉄特集号
  3. ^ 出典・駅置き沿線情報誌『K PRESS』2018年5月号16頁掲載「くらしのなかの京阪」より
  4. ^ 京阪膳所駅構内図2018年4月28日閲覧
  5. ^ 大津線駅係員配置時間
  6. ^ a b 京阪膳所駅|駅構内図”. 京阪電気鉄道. 2022年9月19日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集