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各務原市役所前駅

日本の岐阜県各務原市にある名古屋鉄道の駅

各務原市役所前駅（かかみがはらしやくしょまええき）は、岐阜県各務原市那加桜町二丁目にある名古屋鉄道(名鉄)各務原線の駅。駅番号はKG08。

各務原市役所前駅
岐阜方面駅舎
かかみがはらしやくしょまえ
KAKAMIGAHARA-SHIYAKUSHO-MAE
◄KG09 市民公園前 (0.6 km)
(1.2 km) 六軒 KG07►
地図
所在地 岐阜県各務原市那加桜町二丁目102
北緯35度24分3.15秒 東経136度50分49.44秒 / 北緯35.4008750度 東経136.8470667度 / 35.4008750; 136.8470667 (各務原市役所前駅)座標: 北緯35度24分3.15秒 東経136度50分49.44秒 / 北緯35.4008750度 東経136.8470667度 / 35.4008750; 136.8470667 (各務原市役所前駅)
駅番号 KG  08 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 各務原線
キロ程 8.7 km（名鉄岐阜起点）
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-		 3,123[1][2]人/日
-2021年-
開業年月日 1926年（大正15年）1月21日
備考 無人駅
管理駅：名鉄岐阜
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各務原市役所の北、約200mにあり、JTB時刻表の路線図では各務原市の代表駅と位置付けている。

歴史 編集

都心ルネサンス計画（市中心部再生計画）に基づき、整備がすすめられた。2007年（平成19年）3月28日、南側駅舎と駅周辺整備が完成。その後北側駅舎が2008年（平成20年）12月5日に完成したことにより、構内踏切が撤去された。

  • 1926年（大正15年）1月21日 - 各務原鉄道の一聯隊前駅（いちれんたいまええき）として開業[3]。
  • 1935年（昭和10年）
    • 3月28日 - 各務原鉄道が名岐鉄道に合併され、同社の駅となる。
    • 8月1日 - 名岐鉄道が名古屋鉄道に合併され、同社の駅となる。
  • 1938年（昭和13年）12月1日 - 各務原運動場前駅（かがみはらうんどうじょうまええき）に改称[3]。
  • 1949年（昭和24年）12月1日 - 運動場前駅（うんどうじょうまええき）に改称[3]。
  • 1960年（昭和35年）11月1日 - 各務原飛行場駅（かがみはらひこうじょうえき）に改称[3]。
  • 1965年（昭和40年）10月1日 - 読み方を「かかみがはらひこうじょうえき」に変更[3]。
  • 2005年（平成17年）1月29日 - 各務原市役所前駅（かかみがはらしやくしょまええき）に改称[4][3]。
  • 2007年（平成19年）
  • 2008年（平成20年）12月5日 - 北側駅舎新築により構内踏切撤去。
  • 2011年（平成23年）2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
  • 2012年（平成24年）2月29日 - トランパス供用終了。
  •  
    旧駅舎

駅構造 編集

6両編成対応の2面2線の相対式ホームを持つ地上駅。無人駅・駅集中管理システム導入駅である。駅舎の外観は、建物の下側がレンガ風の壁、上側が白い壁となっていて、濃い茶色の柱や縁どりが全体のデザインを引き締めている。南側駅舎中央の上部には、三角屋根に丸い時計がつけられ、周辺の緑によく映えた建物となっている。南側駅舎は市役所周辺のまちづくり景観に調和していることが評価され、各務原市が主催する「各務原市都市景観賞」を受賞している[7]。

自動券売機は岐阜方面の駅舎に2台、三柿野方面の駅舎に1台（タッチパネル式）がある。改札口は各ホームの犬山寄りの端に1箇所ずつある。構内踏切が撤去されたため、改札内で各ホームを行き来できる通路がなくなった。そのため、入口ののりば案内を確認してから改札口を通る必要がある。各改札口付近には自動券売機と自動精算機（何もICカード非対応）、紙幣専用のICカードチャージ機を1台ずつ設置している[注 1]。この駅の券売機では定期乗車券を購入することができないため、最寄りの有人駅である新那加駅または三柿野駅で購入する[注 2]。

北駅舎の新築と同時に両ホームとも嵩上げが行われた。

自動販売機が各ホームに1台ずつある。バリアフリー対策として多目的トイレを2番ホーム側の改札口の左側（改札外）に設置してある。

のりば
番線 路線 方向 行先
1 KG 各務原線 下り 犬山方面[9]
2 上り 名鉄岐阜ゆき[9]
  •  
    犬山方面駅舎
  •  
    プラットホーム
  •  
    駅名標

配線図 編集

各務原市役所前駅 構内配線略図
←
新那加・
岐阜方面 		  →
三柿野・
犬山方面
凡例
出典:[10]


利用状況 編集

  • 『名鉄120年：近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は3,865人であり、この値は名鉄全駅（275駅）中111位、各務原線（18駅）中4位であった[11]。
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は4,256人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅（岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間）を除く名鉄全駅（342駅）中110位、各務原線（18駅）中5位であった[12]。

『岐阜県統計書』『各務原市統計書』『統計書かかみがはら』によると、年間乗車人員、年間乗降人員、一日平均乗降人員の推移は以下の通りである。

乗車人員・乗降人員の推移
年年間統計一日平均
乗降人員		備考
乗車人員乗降人員
1955（昭和30）年度5636861120765[13]
1956（昭和31）年度6144401224805[14]
1957（昭和32）年度6289251250110[15]
1958（昭和33）年度6675151329827[16]
1959（昭和34）年度7678081526599[17]
1960（昭和35）年度7595131506225[18]
1961（昭和36）年度7909551561539[19]
1962（昭和37）年度8820721745348[20]
1963（昭和38）年度9304481852123[21]
1964（昭和39）年度10597182117796[22]
1965（昭和40）年度10934762190905[23]
1966（昭和41）年度11176812234213[24]
1967（昭和42）年度13034562601159[25]
1968（昭和43）年度14417212871153[26]
1969（昭和44）年度15180003017000[27]
1970（昭和45）年度15570003087000[27]
1971（昭和46）年度15670003106000[28]
1972（昭和47）年度14820002932000[28]
1973（昭和48）年度14880002941000[28]
1974（昭和49）年度15630003088000[29]
1975（昭和50）年度15100002972000[30]
1976（昭和51）年度14270002842000[30]
1977（昭和52）年度13760002738000[31]
1978（昭和53）年度13021732590000[31][32]
1979（昭和54）年度13018962589000[33][34]
1980（昭和55）年度13000482586000[35][36]
1981（昭和56）年度11445542275000[35][37]
1982（昭和57）年度9754481937000[35][38]
1983（昭和58）年度8935221777000[39][40]
1984（昭和59）年度8700331735000[41][42]
1985（昭和60）年度8591671712000[43][44]
1986（昭和61）年度8444921684000[43][45]
1987（昭和62）年度8242471642000[43][46]
1988（昭和63）年度8150611626000[43][47]
1989（平成元）年度7872431571000[48][49]
1990（平成02）年度7823271562000[48][50]
1991（平成03）年度79968115992664414[51]
1992（平成04）年度76989015399964256[51]
1993（平成05）年度76861815378054248[51]
1994（平成06）年度73795914730474070[51]
1995（平成07）年度74571214885594108[51]
1996（平成08）年度72063614358623965[51]
1997（平成09）年度68010813451093717[52]
1998（平成10）年度64384112833883546[53]
1999（平成11）年度63757512713103509[53]
2000（平成12）年度63362112658273498[53]
2001（平成13）年度61472112294633398[53]
2002（平成14）年度59650711917733294[53]
2003（平成15）年度58343511661193220[54]
2004（平成16）年度56993011400783151[54]
2005（平成17）年度58699711768033253[54]
2006（平成18）年度59686311916303294[54]
2007（平成19）年度65073412901283563[55]
2008（平成20）年度64268712769133529[55]
2009（平成21）年度63106512574453476[55]
2010（平成22）年度65022912947413580[56]
2011（平成23）年度65808613216243651[56]
2012（平成24）年度68179913707193789[56]
2013（平成25）年度69927013981393865[56]
2014（平成26）年度68129213634023769[56]
2015（平成27）年度69410313915923844[57]
2016（平成28）年度69943813989033868[58]
2017（平成29）年度69150113863353834[58][1]
2018（平成30）年度70567414164273916[58][1]
2019（令和元）年度70726014179513917[58][1]
2020（令和02）年度52239410482352901[58][1]
2021（令和03）年度56349811287313123[1][2]

斜体の値は千人単位（千人未満四捨五入）

駅周辺 編集

バス路線 編集

岐阜バス
  • イオンモール各務原行き
各務原市ふれあいバス

隣の駅 編集

名古屋鉄道
KG 各務原線
■普通
市民公園前駅 (KG09) - 各務原市役所前駅 (KG08) - 六軒駅 (KG07)

脚注 編集

[脚注の使い方]

注釈 編集

  1. ^ ICカードチャージ機は改札外にはないため、改札外ではICカードのチャージが不可能である。
  2. ^ 定期乗車券有効期間外に購入する場合、新那加駅または三柿野駅までの片道乗車券を現金で購入する。到着後はきっぷを改札口に通さず、横の精算窓口で係員に手渡し、正規の発売額から行きの乗車券代を差し引いた額で定期乗車券を購入する。復路は窓口で受け取った定期券他駅購入証明書を使用する。

出典 編集

  1. ^ a b c d e f “統計書かかみがはら 令和3年度統計” (PDF). 各務原市. 2023年3月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月7日閲覧。
  2. ^ a b “令和3年度 移動等円滑化取組報告書（鉄道駅）” (PDF). 名古屋鉄道. 2023年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月7日閲覧。
  3. ^ a b c d e f 今尾恵介（監修）『日本鉄道旅行地図帳』 7 東海、新潮社、2008年、51頁。ISBN 978-4-10-790025-8。 
  4. ^ 『平成17年1月29日にダイヤ改正を実施』（PDF）（プレスリリース）名古屋鉄道、2004年10月25日。 オリジナルの2020年12月30日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20201230050929/https://www.meitetsu.co.jp/profile/news/2004/041025.pdf。2020年12月30日閲覧。 
  5. ^ 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、258頁。ISBN 978-4777013364。 
  6. ^ “「各務原市役所前駅」の駅前がきれいになりました”. 各務原市webマガジン きらきらマガジン特集（2007年8月号）. 各務原市. 2017年12月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月18日閲覧。
  7. ^ a b 名古屋鉄道（編）「ニュース・スコープ」『れいめい』第710号、名古屋鉄道、2007年12月、18頁。 
  8. ^ “第2回各務原市都市景観賞”. 各務原市. 2022年11月18日閲覧。
  9. ^ a b “各務原市役所前(KG08)(かかみがはらしやくしょまえ) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  10. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  11. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局（編）『名鉄120年：近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  12. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部（編）『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 
  13. ^ 岐阜県総務部統計課（編）『岐阜県統計書 昭和30年』、岐阜県、1957年、10 運輸・通信
  14. ^ 岐阜県総務部統計課（編）『岐阜県統計書 昭和31年』、岐阜県、1958年、11 運輸・通信
  15. ^ 岐阜県総務部統計課（編）『岐阜県統計書 昭和32年』、岐阜県、1959年、12 運輸・通信
  16. ^ 岐阜県総務部統計課（編）『岐阜県統計書 昭和33年』、岐阜県、1960年、12 運輸・通信
  17. ^ 岐阜県総務部統計課（編）『岐阜県統計書 昭和34年』、岐阜県、1961年、12 運輸・通信
  18. ^ 岐阜県総務部統計課（編）『岐阜県統計書 昭和35年』、岐阜県、1962年、12 運輸・通信
  19. ^ 岐阜県総務部統計課（編）『岐阜県統計書 昭和36年』、岐阜県、1963年、12 運輸・通信
  20. ^ 岐阜県企画管理部統計課（編）『岐阜県統計書 昭和37年』、岐阜県、1964年、12 運輸・通信
  21. ^ 岐阜県企画管理部統計課（編）『岐阜県統計書 昭和38年』、岐阜県、1965年、12 運輸・通信
  22. ^ 岐阜県企画管理部統計課（編）『岐阜県統計書 昭和39年』、岐阜県、1966年、270頁
  23. ^ 岐阜県企画管理部統計課（編）『岐阜県統計書 昭和40年』、岐阜県、1967年、276頁
  24. ^ 岐阜県企画部統計課（編）『岐阜県統計書 昭和41年』、岐阜県、1968年、256頁
  25. ^ 岐阜県企画部統計課（編）『岐阜県統計書 昭和42年』、岐阜県、1969年、286頁
  26. ^ 岐阜県企画開発部統計課（編）『岐阜県統計書 昭和43年』、岐阜県、1970年、278頁
  27. ^ a b 各務原市長公室企画開発課（編）『各務原市統計書 昭和47年版』、各務原市、1972年、47頁
  28. ^ a b c 各務原市市長公室企画調整課（編）『各務原市統計書 昭和54年版』、各務原市、1979年、118頁
  29. ^ 各務原市市長公室企画調整課（編）『各務原市統計書 昭和54年版』、各務原市、1979年、118-119頁
  30. ^ a b 各務原市市長公室企画調整課（編）『各務原市統計書 昭和54年版』、各務原市、1979年、119頁
  31. ^ a b 各務原市企画財政部企画調整課（編）『各務原市統計書 昭和59年度版』、各務原市、1985年、104頁
  32. ^ 岐阜県企画部統計課（編）『岐阜県統計書 昭和54年』、岐阜県、1980年、11 運輸・通信
  33. ^ 各務原市企画財政部企画調整課（編）『各務原市統計書 昭和59年度版』、各務原市、1985年、104-105頁
  34. ^ 岐阜県企画部統計課（編）『岐阜県統計書 昭和55年』、岐阜県、1981年、11 運輸・通信
  35. ^ a b c 各務原市企画財政部企画調整課（編）『各務原市統計書 昭和59年度版』、各務原市、1985年、105頁
  36. ^ 岐阜県企画部統計課（編）『岐阜県統計書 昭和56年』、岐阜県、1982年、11 運輸・通信
  37. ^ 岐阜県企画部統計課（編）『岐阜県統計書 昭和57年』、岐阜県、1983年、11 運輸・通信
  38. ^ 岐阜県企画部統計課（編）『岐阜県統計書 昭和58年』、岐阜県、1984年、11 運輸・通信
  39. ^ 各務原市企画財政部企画調整課（編）『各務原市統計書 平成元年度版』、各務原市、1990年、110頁
  40. ^ 岐阜県企画部統計課（編）『岐阜県統計書 昭和59年』、岐阜県、1985年、11 運輸・通信
  41. ^ 各務原市企画財政部企画調整課（編）『各務原市統計書 平成元年度版』、各務原市、1990年、110-111頁
  42. ^ 岐阜県企画部統計課（編）『岐阜県統計書 昭和60年』、岐阜県、1986年、11 運輸・通信
  43. ^ a b c d 各務原市企画財政部企画調整課（編）『各務原市統計書 平成元年度版』、各務原市、1990年、111頁
  44. ^ 岐阜県企画部統計課（編）『岐阜県統計書 昭和61年』、岐阜県、1987年、11 運輸・通信
  45. ^ 岐阜県企画部統計課（編）『岐阜県統計書 昭和62年』、岐阜県、1988年、11 運輸・通信
  46. ^ 岐阜県企画部統計課（編）『岐阜県統計書 昭和63年』、岐阜県、1989年、212頁
  47. ^ 岐阜県企画部統計課（編）『岐阜県統計書 平成元年』、岐阜県、1990年、212頁
  48. ^ a b 各務原市企画財政部企画調整課（編）『各務原市統計書 平成7年度版』、各務原市、1996年、82頁
  49. ^ 岐阜県企画部統計課（編）『岐阜県統計書 平成2年』、岐阜県、1991年、212頁
  50. ^ 岐阜県企画部統計課（編）『岐阜県統計書 平成3年』、岐阜県、1992年、218頁
  51. ^ a b c d e f 各務原市企画財政部企画調整課（編）『統計書かかみがはら 平成9年度版』、各務原市、1997年、70頁
  52. ^ 各務原市企画財政部企画調整課統計係（編）『統計書かかみがはら 平成11年度版』、各務原市、1999年、72頁
  53. ^ a b c d e 各務原市総務部総務課文書統計係（編）『統計書かかみがはら 平成15年度版』、各務原市、2004年、72頁
  54. ^ a b c d 各務原市総務部総務課文書統計係（編）『統計書かかみがはら 平成19年度版』、各務原市、2008年、64頁
  55. ^ a b c 各務原市総務部総務課統計係（編）『統計書かかみがはら 平成24年度』、各務原市、2013年
  56. ^ a b c d e 各務原市総務部総務課統計係（編）『統計書かかみがはら 平成27年度』、各務原市、2017年
  57. ^ 各務原市役所企画総務部総務課統計係（編）『統計書かかみがはら 令和元年度版』、各務原市、2019年
  58. ^ a b c d e “令和2年度版 統計書かかみがはら” (PDF). 各務原市. 2022年8月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月11日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集

 
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