和辻哲郎文化賞(わつじてつろうぶんかしょう)は、1988年兵庫県姫路市が市制百年記念と和辻哲郎生誕百年を記念して創設した学術賞。一般部門と学術部門に分かれる。かつて司馬遼太郎が選考委員を務めた。 正賞の「蒔絵源氏絵千姫羽子板」(姫路在住の蒔絵師・江藤國雄氏が製作)と副賞100万円などが贈られる。 また、第1回からすべての選評および「受賞のことば」を公式サイトにて公開している[1]

一般部門 編集

和辻哲郎が文学、歴史、芸術などさまざまな領域において横断的かつユニークな著作を世に問い、広範な読者に訴えかけたスケールの大きな学者であったことに鑑み、文化一般におけるすぐれた著作に与えられる。

選考委員 編集

歴代選考委員 編集

現在(第36回・2023年度) 編集

学術部門 編集

和辻哲郎が専門とした哲学倫理学宗教思想比較文化といった領域での学術的水準を備えた、すぐれた著作に与えられる。

選考委員 編集

歴代選考委員 編集

現在(第36回・2023年度) 編集


受賞者 編集

第1回~第10回 編集

第11回~第20回 編集

第21回~第30回 編集

第31回~ 編集

脚注 編集

  1. ^ 姫路文学館「過去の受賞作」2023年12月30日閲覧。
  2. ^ 姫路文学館HP「募集要項」2023年12月25日閲覧。

外部リンク 編集