和風ドレッシング(わふうドレッシング)は、日本で使われる醤油をベースとしたヴィネグレットソースタイプのサラダドレッシングである。

和風ドレッシング
種類 サラダドレッシング
発祥地 日本の旗 日本
主な材料
派生料理 中華風ドレッシング
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概要 編集

標準的な和風ドレッシングは、醤油のほか、植物油が入っている[1]。和風ドレッシングは極めて多様であり、アオノリシソ、すりおろしたショウガ梅干しワサビユズのような柑橘類を加えたものがある。これらにごま油を加えたものは、しばしば中華風ドレッシングと呼ばれる[1]

和風という言葉からサラダやドレッシングを連想する日本人は少ないものの、現代の日本人にとってサラダは日常の食事に不可欠な料理である[2]

ゲイラー (2009)では、定番の和風ドレッシングとして、白ごまを加えた「ごまドレッシング」、ユズ果汁を加えた「ユズドレッシング」、ワサビ・ショウガを使った「ワサビとショウガのドレッシング」の3つを挙げている[2]

和風(Wafu)という言葉は、ドレッシング、ディップソースに関してWAFU Inc.が北アメリカヨーロッパ連合商標登録を行っている[注 1]

作り方の例 編集

最も単純な和風ドレッシングは、市販のポン酢大さじ2に対してサラダ油大さじ3を加えて混ぜ合わせるだけで作ることができる[3]。この製法では、長期保存も可能であるので、作り置きをすることができる[3]

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ WAFUの登録状況:カナダ(Trademark: TMA717186)、アメリカ合衆国(Trademark No.: 77134,522)、メキシコ(Trademark Nos.: 1014896 & 1008318)、EU(Trademark No.: 005879523)

出典 編集

  1. ^ a b Local Flavors”. metropolis.co.jp. 2008年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年1月11日閲覧。
  2. ^ a b ゲイラー 2009, p. 33.
  3. ^ a b 浜内 2007, p. 70.

参考文献 編集

  • 浜内千波『基本のソース、たれ、ドレッシング 決定保存版』主婦と生活社〈別冊すてきな奥さん〉、2007年12月20日。ISBN 978-4-391-62534-9 
  • ポール・ゲイラー『PAUL GAYLER'S ソースブック シンプルで簡単なおいしい世界のソースレシピ300』宮田攝子 訳、ガイアブックス、2009年8月1日。ISBN 978-4-88282-708-5 

関連項目 編集