国道427号

日本の兵庫県を通る一般国道

国道427号(こくどう427ごう)は、兵庫県明石市から西脇市を経て朝来市に至る一般国道である。

一般国道
国道427号標識
国道427号
総延長 59.3 km
実延長 59.3 km
現道 59.3 km
制定年 1982年昭和57年)
起点 兵庫県明石市
和坂交差点(北緯34度39分14.91秒 東経134度58分29.54秒 / 北緯34.6541417度 東経134.9748722度 / 34.6541417; 134.9748722 (和坂交差点)
主な
経由都市
兵庫県神戸市小野市西脇市
多可郡多可町丹波市
終点 兵庫県朝来市
大垣交差点(北緯35度19分8.27秒 東経134度52分56.97秒 / 北緯35.3189639度 東経134.8824917度 / 35.3189639; 134.8824917 (大垣交差点)
接続する
主な道路
記法
国道2号標識 国道2号
国道175号標識 国道175号
国道372号標識 国道372号
国道175号標識 国道175号
国道429号標識 国道429号
国道483号標識 国道483号E72 北近畿豊岡自動車道
国道9号標識 国道9号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML
国道427号 終点
兵庫県朝来市 大垣交差点

概要 編集

西脇市以南の地域は国道175号との重複となっており、事実上は、西脇市と朝来市を結ぶ国道となっている。

路線データ 編集

一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。

歴史 編集

路線状況 編集

 
国道175号(重複区間)との分岐
兵庫県西脇市上戸田

兵庫県明石市和坂交差点から同県西脇市上戸田交差点までは国道175号との重複であり、実質的な起点は西脇市である。播磨地方から丹波地方を縦断し、但馬地方まで至る国道である[3]

別称 編集

バイパス 編集

  • 曽我井バイパス
兵庫県多可郡多可町中区曽我井から同区糀屋までの1.760 kmの区間であり、当時の現道である当道が歩道かつ道路幅が狭いことで大型車の通行が困難であることかつ交通量の増加により、事業を開始し、整備が進められている。1999年度から2車線の歩道の道路の整備を開始し、2009年4月26日にそのうちの0.8 kmが開通した[3][5]。それまで使われていた道は多可町道に降格された。
  • 豊部バイパス
多可郡多可町加美区豊部地内の1.7 km。2020年度に事業化し、2022年6月4日に開通[6]

重複区間 編集

道の駅 編集

地理 編集

 
兵庫県多可郡多可町加美区
(2019年8月撮影)

通過する自治体 編集

交差する道路 編集

ギャラリー 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
  2. ^ ただし、和坂交差点から玉津ICまでは国道2号と重複するため、道路台帳では兵庫県神戸市(玉津インター交差点)が起点となっている(国道175号も同様)
  3. ^ 2006年3月20日、加東郡滝野町・東条町と合併し加東市となる
  4. ^ 2004年11月1日、氷上郡6町が合併して丹波市となる。
  5. ^ a b c d e f g 2021年3月31日現在
  6. ^ 将来は全線が指定区間になる予定
  7. ^ 兵庫県の募集によって付けられた、国道176号 - 県道青垣柏原線 - 国道427号の愛称[4]

出典 編集

  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2019年8月27日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (XLS). 道路統計年報2022. 国土交通省道路局. 2023年6月30日閲覧。
  3. ^ a b 北播磨県民局”. 兵庫県. 2013年7月14日閲覧。
  4. ^ 丹波の森街道”. 兵庫県 (2011年6月8日). 2013年4月13日閲覧。
  5. ^ 曽我井バイパス供用開始(1期工区完成)”. 兵庫県. 2013年7月14日閲覧。
  6. ^ 国道427号「豊部バイパス」が開通します 〜歩行者・自転車の安全確保と防災機能が強化〜” (PDF). 兵庫県加東土木事務所多可事業所 (2022年5月27日). 2022年5月27日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集