地峡

二つの陸地をつなぐ細長い陸

地峡(ちきょう、英語: Isthmus, neck of the land)とは、海峡の逆で、2つの陸塊をつなぎ、水域(海や湖)に挟まれて細長い形状をした陸地である。この地形に注目して、スエズ地峡のスエズ運河パナマ地峡パナマ運河のように、航路を短縮させるために運河連水陸路が建設されることがある。

パナマ地峡

人間による運河開鑿以外に、先史時代に存在した地峡のいくつかは、氷期終了に伴う自然現象の海面上昇で水没し、現在は海峡になっている。イギリス海峡ベーリンジア(現ベーリング海峡)が代表的な例である。

主な地峡 編集

歴史的な地域 編集

  • ディオルコス - ギリシャ語で「横切る(dia)」+ 「陸路輸送機械(holkos)」という意味で、初期の鉄道が使用された。現在はコリントス運河が開通している。

関連項目 編集