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坂口憲二

日本の俳優、タレント (1975-)

坂口 憲二（さかぐち けんじ、1975年〈昭和50年〉11月8日[1][2] - ）は、日本の俳優[2]、タレント、ロースター、実業家。東京都出身[1][2]。身長185cm、胸囲99cm、胴囲83cm[1]。活動休止前までケイダッシュに所属していた[1]。2023年、個人事務所「OFFICE BLACK TREE（オフィスブラックツリー）」を設立[3]。

さかぐち けんじ
坂口 憲二
生年月日 (1975-11-08) 1975年11月8日（48歳）
出生地 日本の旗 日本 東京都世田谷区
身長 185 cm
血液型 A型
職業 俳優
ジャンル テレビドラマ・映画・CM
活動期間 1999年 - 2018年5月
2023年 -
配偶者 既婚（2014年 - ）
著名な家族 坂口征二（父）
坂口征夫（兄）
事務所 OFFICE BLACK TREE
主な作品
テレビドラマ
『池袋ウエストゲートパーク』
『恋ノチカラ』
『天体観測』
『いつもふたりで』
『プライド』
『マザー&ラヴァー』
『医龍 -Team Medical Dragon-』シリーズ
『本日も晴れ。異状なし』
『最後から二番目の恋』シリーズ
『ダブルス〜二人の刑事』
映画
『機関車先生』
『明日の記憶』
『CHiLDREN チルドレン』
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来歴 編集

世田谷区立等々力小学校、明治大学付属中野中学校・高等学校卒業。本人は柔道未経験であったものの、高名な父親のコネがあって明治大学中野高等学校にスポーツ推薦で進学した。高校時代は兄の坂口征夫と同じで柔道は弱かったという[4]。高校の卒業は決まったものの相次ぎ大学受験に不合格となり進路に困っていたところ、実父の坂口征二と交流があった人物の勧めでハワイ東海インターナショナルカレッジを受験し合格、同校へ進学。ハワイ東海インターナショナルカレッジに在籍していた間に習得した英会話やサーフィンが特技である。

1999年（平成11年）にファッション雑誌『MEN'S CLUB』でモデルデビューし、人気モデルとして活躍した[5]。モデルを担うと同時にテレビドラマ『ベストフレンド』で俳優業を始動[5]。2003年公開の『新・仁義なき戦い -謀殺-』で映画初出演[5]。

2012年から体調不良に悩まされ[6]、2018年（平成30年）3月31日、厚生労働省指定の特定疾患「特発性大腿骨頭壊死症」を発症しており、仕事を続けることが困難であるため、無期限で芸能活動を休止する旨を発表した[7]。所属事務所と契約満了になる同年5月末を以て退社し、治療に専念する[8]。

俳優としての活動を休止したあとセカンドキャリアの道を歩むべくコーヒー焙煎士の成澤敬介に師事し、コーヒー豆の焙煎や淹れ方などを学び、オリジナルブランド『The Rising Sun Coffee』を立ち上げる。2018年夏に千葉県・九十九里に焙煎所を、2019年春に東京都内に初店舗（テイクアウト及び豆の販売のみ）を構えた[9]。2021年6月1日、千葉県大網白里市に2号店となる「The Rising Sun Coffee Oami」を開店した。同店舗ではテラス席も設け、フードメニューも提供している[10]。

2020年（令和2年）2月にはHARIO製品のモバイルコーヒーミル・”モバイルミルスティック”のアンバサダーに就任[11]。2021年10月、同ブランドのアウトドア用コーヒーブランドZebrang（ゼブラン）の公式アンバサダーに就任[12][13]。

2023年（令和5年）3月、サントリー生ビールの新CMに出演[14]。また、フジテレビ開局65周年特別企画テレビドラマ『風間公親-教場0-』に俳優として9年ぶりに出演した（5月8日放送の第5話から[15]）。9月12日、俳優活動のための個人事務所「オフィスブラックツリー」を設立したことを報告した[16][17]。

私生活 編集

家族 編集

「世界の荒鷲」と称された元プロレスラー・柔道家の坂口征二を父に持ち、憲二自身も柔道二段の腕前を持つなど格闘技に精通している。兄の征夫は、自営業を営む傍ら、総合格闘家・プロレスラーとしての道も歩んでいた（インタビューで「お父さんのようにプロレスラーにはならないのですか?」と質問された際に、「背が低い（当時177cm）から無理です」と答えているが、2012年3月22日、DDTプロレスリングにおいてプロレスラーとしてデビューし、DDTプロレスリング所属となる）。2005年に東京狛江に父親が設立したスポーツジム「坂口道場」で柔道コーチとして在籍していた。同道場は2009年に閉鎖。兄の経営する横浜の道場は引き続き門を開いている。

恋愛関係及び結婚 編集

2002年のテレビドラマ『天体観測』で共演した女優の小雪としばらく交際関係にあったが2005年に破局[18]。2009年頃から6歳年下のモデル桜井裕美との交際が週刊誌に報じられた[19]が、2013年に交際を解消している。
2014年3月18日、前年夏頃から交際をしていた京都出身で30代前半の一般女性と婚姻[20][21]。同年9月20日、第一子となる男児が誕生[22]。2016年5月29日、第二子となる男児が誕生[23]。

スポーツマンNo.1決定戦 編集

第7回芸能人サバイバルバトル（2000年10月10日・14日放送）
BEACH FLAGSでは初出場で照英に次いで2位。MONSTER BOXでは17段と健闘し、QUICK MUSCLE終了時点で照英、ケインに次いで暫定総合3位に浮上していたが、POWER FORCEは1回戦でプロ大会No.1を獲得した内藤尚行に敗北を喫し、TAIL IMPOSSIBLEは第2レース敗退と後半の種目でポイントを稼げず、5種目終了時点で暫定総合6位の中村繁之に僅か5P届かず、総合7位で脱落。
第8回芸能人サバイバルバトル（2001年3月23日放送）
BEACH FLAGSでは準々決勝でスタートに失敗し敢え無く敗退。初挑戦のWORK OUT GUYSで苦戦を強いられブービーに終わる。MONSTER BOXでは、大会前日に日本体育大学で池谷直樹の指導の下練習を積み、自己新記録の18段をマーク。QUICK MUSCLEでも自己記録を更新。TAIL IMPOSSIBLE終了時点で暫定総合5位でファイナル進出。SHOT-GUN-TOUCHでは1回目で11m00cmを申告し成功に見えたものの失敗。2回目では敢えて距離を伸ばし11m20cmを成功。工藤順一郎との4位争いでは11m50cmを成功させ、暫定4位に浮上するも、最終試技で工藤が11m60cmを成功させ工藤が4位に浮上。最終順位は総合5位。
芸能人サバイバルバトル
大会 放送日 総合順位
第7回 2000年10月10日・14日 7位
第8回 2001年3月23日 5位

出演 編集

テレビドラマ 編集

※主演は役名を太字表記

テレビ番組・その他 編集

映画 編集

舞台 編集

CM 編集

ナレーション 編集

DVD 編集

  • 大和流 -第二章- サーフDVD
  • 大和流やまといずむ サーフDVD
  • 超最高!! サーフDVD
  • 湘南最高!! サーフDVD
  • 海から見た、ニッポン 坂口憲二の日本列島サーフィン紀行 第1章秋冬編 番組DVD
  • 海から見た、ニッポン 坂口憲二の日本列島サーフィン紀行 第2章春夏編 番組DVD
  • 海から見た、ニッポン 坂口憲二の日本列島サーフィン紀行 最終章 番組DVD

脚注 編集

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d “坂口憲二”. ケイダッシュ. 2018年3月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月15日閲覧。
  2. ^ a b c “坂口憲二”. 日本タレント名鑑. VIPタイムズ社. 2017年3月15日閲覧。
  3. ^ “坂口憲二が個人事務所「オフィスブラックツリー」設立「ロースターとして、俳優として精進」”. 日刊スポーツ新聞社. (2023年9月13日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202309130000492.html 2023年9月13日閲覧。 
  4. ^ 東邦出版『KAMINOGE』vol.64 p133
  5. ^ a b c “坂口憲二”. タレントデータバンク. 2017年3月15日閲覧。
  6. ^ “難病で休止の坂口憲二　ＣＭ登場で「相変わらずカッコ良すぎ」「泣きそう」とネット沸く”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2023年4月6日). https://www.daily.co.jp/gossip/2023/04/06/0016219429.shtml 2023年4月6日閲覧。 
  7. ^ “坂口憲二がビデオメッセージ出演　髭たくわえ精かんな姿で「海の男を演じさせていただいた」”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2023年3月28日). https://www.daily.co.jp/gossip/2023/03/28/0016188064.shtml 2023年3月28日閲覧。 
  8. ^ “坂口憲二、無期限活動休止…国指定難病「特発性大腿骨頭壊死症」で治療専念”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2018年4月1日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/04/01/kiji/20180331s00041000439000c.html 2018年4月1日閲覧。 
  9. ^ “芸能活動を休止中の坂口憲二さん、コーヒー焙煎士になっていた。新たなチャレンジにかけた思いを聞いた”. HUFFPOST (2019年10月23日). 2019年10月23日閲覧。
  10. ^ “坂口憲二さん、千葉県に新店舗をオープンしていた。コーヒーブランド設立から3年、変わらない情熱”. HUFFPOST (2021年9月16日). 2021年9月16日閲覧。
  11. ^ “新作法！手挽きミルも電動に。‶どこでも”挽きたてを。アンバサダーにザライジングサンコーヒーで焙煎士として活躍する坂口憲二さんを起用、リチウムイオン電池内蔵のミル用電動モーターHARIO 「 モバイルミル スティック 」 2月18日発売開始。”. PRTIMES_JP (2020年2月13日). 2020年2月17日閲覧。
  12. ^ “坂口憲二さん、コーヒー片手に爽やか笑顔で元気な姿　Zebrang公式アンバサダーに就任”. ENCOUNT (2021年10月26日). 2021年10月27日閲覧。
  13. ^ “坂口憲二さん、コーヒー片手のリラックス姿に「渋すぎる」「最強にイケメン」の声”. ENCOUNT (2021年10月26日). 2021年10月27日閲覧。
  14. ^ “～これからの時代のビール「サントリー生ビール」新発売～ 山﨑賢人さん、上白石萌音さん、坂口憲二さん、オズワルド、銭形警部 豪華キャストによる新TV－CMシリーズが誕生！”. サントリー (2023年3月28日). 2023年4月7日閲覧。
  15. ^ a b “無期限活動休止中の坂口憲二、月９「教場０」で９年ぶり復帰「かっけぇままだ」「おめでとう！」”. 日刊スポーツ (日刊スポーツNEWS). (2023年5月8日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202305080001431.html 2023年5月8日閲覧。 
  16. ^ “坂口憲二、個人事務所立ち上げ本格稼働“俳優として”発言に「お言葉を聞けただけで夢のよう」「とても嬉しい」”. ねとらぼエンタ. アイティメディア (2023年9月13日). 2023年9月13日閲覧。
  17. ^ THE RISING SUN COFFEE & BEANS [@therisingsuncoffee] (2023年9月12日). "【INFORMATION】 いつもTRSCを応援頂き、ありがとうございます。この度、自身の個人事務所"オフィスブラックツリー"を立ち上げる事になりました。…". Instagramより2023年9月13日閲覧。
  18. ^ “坂口憲二と小雪が破局”. オリコンスタイル. 日刊スポーツ (オリコン). (2005年11月1日). オリジナルの2012年12月10日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20121210000048/http://www.oricon.co.jp/news/entertainment/1074/ 
  19. ^ “坂口憲二にお泊り報道。人気モデルの桜井裕美と＝女性誌”. 日テレNEWS24 (日本テレビ放送網). (2009年9月17日). オリジナルの2009年9月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20090924193220/http://www.news24.jp/entertainment/news/168007.html 
  20. ^ “坂口憲二、交際半年のスピード婚！夏にはパパに”. Hot Mama Town. 小学館 (2014年1月11日). 2017年3月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月15日閲覧。
  21. ^ “坂口憲二、結婚を発表”. モデルプレス. ネットネイティブ (2014年1月11日). 2017年3月15日閲覧。
  22. ^ “坂口憲二、第１子男の子生まれた！「足の形が自分にそっくり”. SANAPO.COM. (2014年9月21日). https://www.sanspo.com/article/20140921-5VXI7K2JYBKJPABG3X64I5QWEI/ 2020年2月17日閲覧。 
  23. ^ “坂口憲二　第２子男児が誕生していた　母子ともに健康”. スポニチ Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2016年6月7日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/06/07/kiji/K20160607012735970.html 2016年6月7日閲覧。 
  24. ^ “坂口憲二が電撃復帰！ 月9ドラマ『風間公親─教場0─』で木村拓哉と19年ぶり共演のウラに『プライド』プロデューサーの存在”. 週刊女性PRIME. 主婦と生活社 (2023年3月11日). 2023年4月7日閲覧。
  25. ^ “坂口憲二、9年ぶりドラマ出演 『教場0』で風間公親(木村拓哉)の“裏のバディ”に”. ORICON NEWS (oricon ME). (2023年5月1日). https://www.oricon.co.jp/news/2277505/full/ 2023年5月1日閲覧。 
  26. ^ “君とボクの聖地巡礼〜神秘の奈良・国宝美仏めぐり〜”. TBS. 2017年1月15日閲覧。
  27. ^ “TBS「君とボクの聖地巡礼　神秘の奈良　国宝美仏めぐり」(ナレーター)｜TV出演情報｜トピックス｜ケイダッシュ公式WEBサイト”. ケイダッシュ (2017年1月16日). 2017年4月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年4月2日閲覧。
  28. ^ "「EDWIN 503」が25周年を迎えフルリニューアル！デビュー当時、一世を風靡した"あのCMソング"がトータス松本さん、広末涼子さん、坂口憲二さん それぞれのスタイルに合わせて復活。". プレスリリース. 株式会社 PR TIMES. 1 September 2022. 2022年9月1日閲覧。
  29. ^ "トータス松本さん、広末涼子さん、坂口憲二さんが力強く美しい、味がある"顔力"でストレートに訴えるEDWIN 503 新CM 「ニッポンのジーンズ」篇が3月24日（金）公開。". プレスリリース. 株式会社 PR TIMES. 24 March 2023. 2023年5月1日閲覧。
  30. ^ “坂口憲二「ほぼほぼ素の自分でした！」ビール新CMでサーフボード手に海の男演じる”. 日刊スポーツ. 日刊スポーツ新聞社 (2023年3月28日). 2023年4月7日閲覧。
  31. ^ “サントリー生ビール 『海のために生きる人』篇 15秒”. サントリーチャンネル. サントリー. 2024年4月4日閲覧。
  32. ^ “山崎賢人・坂口憲二・上白石萌音らの大声を繋いだ新CM　様々なシチュエーションで「あーーー!」”. マイナビニュース (マイナビ). (2023年9月29日). https://news.mynavi.jp/article/20230929-2781038/ 2023年9月29日閲覧。 
  33. ^ “坂口憲二、山崎賢人・上白石萌音らに「元気してますか?」 共演の新CM発表会にVTRで登場「近所のスーパーの店員さんから…」”. ORICON NEWS. oricon ME (2024年3月28日). 2024年4月4日閲覧。
  34. ^ 『坂口憲二さんが自分への挑戦をし続ける魅力溢れる上司役を熱演！「エージーデオ24メン」新CM「最高な自分に整えていけ」篇4月18日（木）より公開』（プレスリリース）Samsung、2024年4月18日。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000115.000081704.html。2024年4月18日閲覧。 

外部リンク 編集

 

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