多岐川華子

日本の女優、タレント、グラビアアイドル (1988-)

多岐川 華子(たきがわ はなこ、1988年(昭和63年)9月16日[2] - )は、日本タレント[3]女優グラビアアイドル。本名、大内 華子[2]。旧芸名、華子(はなこ)。

たきがわ はなこ
多岐川 華子
プロフィール
別名義 華子(旧芸名)
愛称 華ちゃん
生年月日 1988年9月16日
現年齢 35歳
出身地 日本の旗 日本神奈川県
血液型 A型
公称サイズ(2016年1月[1]時点)
身長 / 体重 161 cm / 43 kg
BMI 16.6
スリーサイズ 80 - 58 - 87 cm
靴のサイズ 23.5 cm
活動
デビュー 2004年
ジャンル グラビア
モデル内容 一般、水着
他の活動 タレント
女優
事務所 トライストーン・エンタテイメント
モデル: テンプレート - カテゴリ

神奈川県出身[2]堀越高等学校卒業[4]トライストーン・エンタテイメント所属[2]。母は女優の多岐川裕美、父は元俳優でアクターズプロモーション元社長の阿知波信介[注 1]。既婚。

略歴 編集

女優の多岐川裕美を母に持ち、「世間知らずのお嬢様」として裕福に育つ[5][6]。両親の影響から、幼い頃から芸能界を志し、14歳の時、「母のようにチヤホヤされたい」との憧れから芸能界入りを志して、猛反対する母に内緒で10社以上の芸能事務所に履歴書を送りオーディションを受けるものの全滅、気づいた母の紹介により芸能事務所に所属する[6]。芸能界入りからわずか3ヶ月後の2004年(平成16年)、15歳の時に寿がきやのコマーシャルに出演、芸能活動を開始する[5][6][7]

2005年(平成17年)には、写真集『Girl Friend』でデビューを飾り、母親譲りの清楚なルックスで注目を浴びた。以後、グラビア雑誌sabra』(小学館)やロッテSANKYOなどのテレビコマーシャルで活躍、2006年(平成18年)には、映画『旅の贈りもの 0:00発』で映画初主演を務め、女優としても活動を開始。また、バラエティ番組では、天然ボケを交えたユニークなキャラクターで注目を浴び、『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ)など人気番組にも数多く出演、バラエティタレントとしても活動する。

2015年(平成27年)12月公開の映画『W〜二つの顔を持つ女たち〜』に出演し、TOMOROの作詞作曲・プロデュースによる主題歌「ROPPONGI DREAM 〜W REMIX〜 feat. 加弥乃,梅本静香,多岐川華子,桜のどか,岸明日香,森下悠里」にフィーチャリング参加した[8][9]

サンミュージックブレーンからサンミュージックプロダクションを経て、2016年(平成28年)4月より母・多岐川裕美が所属するトライストーン・エンタテイメントへ事務所を移籍。母の名を借りず「ゼロからスタート」の意を込めて、同時に芸名を多岐川華子から華子へと改名する[4][6][7][10][11]。2016年(平成28年)から2019年(平成31年 / 令和元年)まで華子の芸名で活動し、2020年(令和2年)、トライストーン・エンタテイメントでのプロフィールでは多岐川華子に戻している[12]

2021年(令和3年)には、ヨガインストラクターも始めたことを明かしている。

2023年11月20日、第1子妊娠と合わせ、所属事務所「トライストーン・エンタテイメント」を12月末で退所することを発表した[13]

私生活 編集

2010年(平成22年)1月に交際を公表[14]していた俳優の仁科克基[注 2]と同年10月6日に婚約を発表[15]。翌2011年(平成23年)1月11日に婚姻届を提出し結婚[16][注 3]、1月21日にグアムで挙式した[17]

結婚当初から性格の不一致を感じており、結婚後1年足らずの2011年(平成23年)末に些細な喧嘩をきっかけに双方の不満が衝突し、華子が家を出て別居[18]。2012年(平成24年)7月に離婚に向けて協議中の旨が報道され[19]、同年10月22日に離婚届を提出して正式に離婚[20][21]。この離婚は、仁科が、7月2日早朝、華子に「おはよう」とLINEを送ったことに対して、「離婚したい」と返信したことが発端となっている[22]と報じられたが、華子は「それは違うんですよ」「メールではないんです」と否定[23]。後に2014年(平成26年)に仁科が『嵐を呼ぶあぶない熟女』(TBSテレビ)に出演した際には、仁科のキャバクラ通いが離婚の原因であるとされた[24]。2019年(平成31年 / 令和元年)に『徹子の部屋』(テレビ朝日)へ母と「バツイチ親子」として出演した折には、スピード離婚により母のイメージを損なったことに対し「すごい悪いことをした」と謝罪の意を表している[25]

2023年8月7日、一般男性と再婚[26]。11月20日、第1子妊娠を公表[13]。2024年3月18日、第1子女児の出産を報告した[27]

人物 編集

身長は161cm[2]、靴のサイズは23.5cm[12]

趣味・特技はフラフープ、ネイル、映画鑑賞[12]

出演 編集

映画 編集

テレビドラマ 編集

舞台 編集

テレビ番組 編集

  その他複数回に出演

  その他複数回に出演

  その他複数回に出演

紀行番組 編集

CM 編集

スチール 編集

  • 建設業年度末労働災害防止強調月間 ポスター(2006年3月)

その他 編集

  • SOLATOイメージガール(2008年)

作品 編集

写真集 編集

  1. Girl Friend(2005年1月22日、ワニマガジン社、撮影:矢西誠二)ISBN 978-4-89829-786-5
  2. 夢翔女(2005年9月、音楽専科社、撮影:HashimotoMasashi)ISBN 978-4-87279-195-2
  3. はな。(2008年8月21日、ワニブックス、撮影:渡辺達生ISBN 978-4-8470-4116-7

DVD 編集

  1. Love and Light〜ラブ アンド ライト〜(2005年、ネオプレックス)
  2. Pure Eyes(2005年、音楽専科社)
  3. プリズム(2006年、リバプール)
  4. 華やかな瞬間(2008年、フォーサイド・ドット・コム)
  5. ハナ。(2008年、ワニブックス)

カレンダー 編集

  1. 多岐川華子 2006年 カレンダー (2005年10月3日) エトワール(株式会社ハゴロモ) ISBN 978-4-7774-2061-2
  2. 多岐川華子 2009年 カレンダー (2008年10月6日) エトワール(株式会社ハゴロモ) ASIN B001ESSN8S

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 両親は1997年に離婚、母親の裕美の元で育った。
  2. ^ 俳優・松方弘樹と女優・仁科亜季子の長男。
  3. ^ 松方弘樹は義父、仁科亜季子は義母、仁科仁美は義姉、岩井友見仁科幸子は義理の叔母、近衛十四郎十代目岩井半四郎は義祖父となった。

出典 編集

  1. ^ 多岐川 華子”. タレントリスト. サンミュージックプロダクション. 2016年1月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月19日閲覧。
  2. ^ a b c d e 『日本タレント名鑑2017』VIPタイムズ社、2017年、679頁。ISBN 978-4-904674-08-6 
  3. ^ 華子”. 日本タレント名鑑. VIPタイムズ社. 2020年5月22日閲覧。
  4. ^ a b “多岐川華子が心機一転「華子」に改名、「本気で頑張ります」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン). (2016年4月5日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/04/05/kiji/K20160405012348620.html 2016年5月19日閲覧。 
  5. ^ a b ““親の顔に泥塗った二世タレント”時給1150円でバイト生活「世間知らずは恥をかく」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2016年12月12日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/12/12/kiji/K20161212013897310.html 2016年12月14日閲覧。 
  6. ^ a b c d テレビ朝日しくじり先生 俺みたいになるな!!』 2016年12月12日放送分より
  7. ^ a b “華子 過食症で10kg増…失意の引退止めた母・多岐川裕美の言葉”. 女性自身 (光文社). (2016年12月13日). https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/1613354/ 2021年2月21日閲覧。 
  8. ^ STAFF - W~二つの顔を持つ女たち~ 公式サイト
  9. ^ “新堂冬樹の小説「W~二つの顔を持つ女たち~」が映画化、元AKB48・加弥乃ら出演”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2015年10月26日). https://natalie.mu/eiga/news/164003 2023年11月20日閲覧。 
  10. ^ “多岐川裕美の長女・華子、スピード離婚後の現在は「週5」でバイト”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2016年12月12日). オリジナルの2016年12月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20161213120143/http://www.hochi.co.jp/entertainment/20161212-OHT1T50230.html 2016年12月14日閲覧。 
  11. ^ 華子/Hanako (Takigawa) [@hanako_tristone] (2016年4月5日). "この度、トライストーンエンタテイメント所属になりました。名前も「華子」になりました✨…". 2017年2月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。X(旧Twitter)より2023年11月20日閲覧
  12. ^ a b c 多岐川 華子”. トライストーン・エンタテイメント. 2020年5月22日閲覧。
  13. ^ a b “多岐川華子が第1子妊娠を発表 12月末で所属事務所退所も発表”. サンスポ (産経デジタル). (2023年11月20日). https://www.sanspo.com/article/20231120-7NXGWQBCXNCPTFJRSBNRIHQ44A/ 2023年11月20日閲覧。 
  14. ^ “多岐川華子も交際宣言! 「一生この人を支えていきたい」と結婚意識”. ORICON STYLE (オリコン). (2010年1月15日). https://www.oricon.co.jp/news/72486/full/ 2016年5月19日閲覧。 
  15. ^ “多岐川華子、指輪輝かせ婚約報告会見 仁科克基はブログで婚約報告”. ORICON STYLE (オリコン). (2010年10月6日). https://www.oricon.co.jp/news/80772/full/ 2016年5月19日閲覧。 
  16. ^ ““2世カップル”仁科克基・多岐川華子が入籍”. ORICON STYLE (オリコン). (2011年1月11日). https://www.oricon.co.jp/news/83795/full/ 2016年5月19日閲覧。 
  17. ^ 『with』独占取材!多岐川華子「結婚に母は反対していた」』(プレスリリース)株式会社講談社、2011年2月28日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000001719.html2016年5月19日閲覧 
  18. ^ “大物芸能人“2世夫婦”がスピード離婚"!仁科克基&多岐川華子”. ZAKZAK (産経デジタル). (2012年7月24日). https://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20120724/enn1207241124006-n1.htm 2016年5月20日閲覧。 
  19. ^ ““2世カップル”仁科克基&多岐川華子 わずか1年半スピード離婚へ”. ORICON STYLE (オリコン). (2012年7月24日). https://www.oricon.co.jp/news/2014749/full/ 2016年5月19日閲覧。 
  20. ^ “仁科克基&多岐川華子が離婚成立”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2012年10月23日). https://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2012/10/23/0005472120.shtml 2023年11月20日閲覧。 
  21. ^ ““仁科克基&多岐川華子が離婚届提出 “2世カップル”1年9ヶ月でピリオド”. ORICON STYLE (オリコン). (2012年10月23日). https://www.oricon.co.jp/news/2018043/full/ 2016年5月19日閲覧。 
  22. ^ “仁科克基、離婚は突然メールでと明かす”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2012年11月18日). https://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2012/11/18/0005535554.shtml 2012年11月18日閲覧。 
  23. ^ “多岐川華子、“メールで離婚”を全面否定”. ORICON STYLE (オリコン). (2012年11月21日). https://www.oricon.co.jp/news/2018937/full/ 2016年5月19日閲覧。 
  24. ^ “仁科克基、元妻の多岐川華子と「再婚したい」”. ORICON STYLE (オリコン). (2014年4月23日). https://www.oricon.co.jp/news/2036732/full/ 2016年5月20日閲覧。 
  25. ^ “華子、スピード離婚で母・多岐川裕美に「ごめんなさい」”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年9月11日). https://hochi.news/articles/20190911-OHT1T50068.html 2020年5月22日閲覧。 
  26. ^ “多岐川華子が結婚!名前にちなみ〝8・7〟婚姻届提出「本当に幸せ」 母・裕美も喜び「末永く寄り添って」”. サンスポ (産経デジタル). (2023年8月8日). https://www.sanspo.com/article/20230808-O2ZDZACFTFI5TNXPHGFXF7A35U/ 2023年8月8日閲覧。 
  27. ^ “多岐川華子、第1子女児の出産を発表「自分にこんな感情があったのかと驚くことばかり」”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2024年3月18日). https://hochi.news/articles/20240318-OHT1T51045.html?page=1 2024年3月18日閲覧。 
  28. ^ 『愛の…』”. 片岡鶴太郎日記 (2006年1月28日). 2011年5月21日閲覧。
  29. ^ “多岐川裕美の娘・華子が“世間知らずしくじり”を告白”. WEBザテレビジョン (KADOKAWA). (2016年12月5日). https://thetv.jp/news/detail/94559/ 2023年11月20日閲覧。 

外部リンク 編集