大佛寺山(だいぶつじさん)は、福井県福井市および吉田郡永平寺町にまたがる山塊
山名は寛元2年(1244年道元永平寺の前に傘松峰大佛寺を建立したことに由来する。

大佛寺山
大仏湖から見た大佛寺山(右奥が山頂)
標高 804.7 m
所在地 福井県福井市吉田郡永平寺町
位置
大佛寺山の位置(日本内)
大佛寺山
北緯36度3分5秒 東経136度22分37秒 / 北緯36.05139度 東経136.37694度 / 36.05139; 136.37694座標: 北緯36度3分5秒 東経136度22分37秒 / 北緯36.05139度 東経136.37694度 / 36.05139; 136.37694
プロジェクト 山
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周辺 編集

曹洞宗本山永平寺の背後にあり。この山の中腹には、永平寺が現在の場所に移される前の傘松峰大佛寺(永平寺の改名前の名)の跡がある

自然 編集

林内には直径80cm近くのアカガシも見られる。永平寺境内では直径1mを超すブナも見られる。標高750m付近には2haほどのミズナラ林が見られる。イタヤカエデマンサクハイイヌガヤヒメアオキが多い。
寺林は主としてスギの巨樹からなり,寺社にふさわしい森閑とした環境を作り出している。最古のスギは「五代スギ」と呼ばれ、樹齢650年・幹周り7.9m・樹高35mに達する。

周辺の山 編集

浄法寺山、冠岳(838m )、一乗城山

脚注 編集

  • 山名の由来「越前国名遺考」(文化12年(1815年))


関連項目 編集